2025年あけおめ!


ということで和風曲。

「クリスマスも終わり、次は正月か…」
なんとなく浮かんだメロディを元に作曲を開始。
正月らしく和楽器縛りで。


ドラムの代わりに太鼓でテンポ取り、音の隙間感は「間」という日本らしさを活かす形にアレンジして完成。


歌唱は和風曲と相性の良い、ささらが担当。
それっぽい感じに仕上がったと思う。

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▼ニコニコ動画

 

【解説】
-天使の天奏
今回の曲名。
天奏(てんそう)=天の音楽の演奏。
最初は天使の天啓(てんけい)=インスピレーションを想定していたものの、ちょっとカタい感じが引っかかったので改名。

-年は明けたり~幕開け
→年明けの描写

-てて天使の手~聴こえるね
メロディに合わせて作詞したところ、天使系の内容に。
見えない次元で活動している天使の働きについての描写。

-響き渡る天の声
天=てんの他に、天(あま)、天(あめ)という読みが存在。
天(あめ)=雨に重なると今回の趣旨とはズレることから、天(あま)を採用。
天(てん)は直前で連投していることからアレンジ。

-願い 歌う めでたき嬰児
嬰児(みどりご)=赤ちゃん。
無垢な天使の比喩。

-愛を運ぶ~空を舞う
→天使が活動しているシーン

-祈り込めた~新しき風よ
→天使の演奏の描写
演奏した音色が風に乗って飛んでいく様子。

-珠のように輝く~それぞれの夢に届くまで
それぞれの人が持っている、珠(たま)のように輝く夢の実現を祈るシーン。

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2025年。多くの人が天使の愛と光に導かれるよう、祈りを込めての一曲。

りむる曲

「もう12月か…クリスマスだな」
せっかくだしクリスマス曲でも作るか~と思ったものの、メロディが降ってこない。


数日が経過したある日、不穏なメロディが(今回の曲のイントロ)。
とりあえず曲だけ先行して作ってみることに。やはりダークな感じになった。
 

ダークといえば、最近の曲(にゃんこシンドローム)で活躍してくれた、りむる。
今回もボーカルを担当してもらうのが良いと思い起用。
 

若干作詞で手こずった中、最終的にダークなクリスマス=アンチクリスマスということで、キリストの反対であるサタンをテーマにした曲として完成。

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【解説】
-Satan Night Xmas
→サタン・ナイト・クリスマス
今回の曲名。サタンの夜のクリスマス。

-黒闇(ダーク)な~ウケる
→クリスマスを楽しみにしている民を愚弄する表現。

-陳腐(チープ)な夢
陳腐=ちんぷ
音的に似てることから、当て字で「チープ」と読ませることに。
厳密には意味は違うけど、だいたいニュアンスが似てるから採用。

-騙されてザマあ
→サンタさんという夢に騙されている子どもたちへの揶揄。

-てゆーかダサってカンジ
→今は死語()となっているであろう、懐かしきギャル語を使用

-凍り付いた魔法の家(おうち)
魔法の家=クリスマスを楽しみにしている民による飾りつけやライトアップなどの比喩。
おうち→当て字。
実は凍り付いた理由というのが、冬の寒さというだけでなく、今回の小悪魔娘が氷魔法で凍らせたという裏設定がある。
歌詞内に盛り込めなかったので、ここで補足。

-飾りかけのキラピカツリー
→クリスマスの象徴でもあるツリーをターゲットにすることで、クリスマス全体への破壊感をUPさせる狙い

-MEGA BIG魔力かき集めて消そうかな
→破壊対象を砲撃するための魔力をチャージする描写

-爆ぜろ
当初この部分は空白。
何も歌詞は無い状態だった。
けど何度か聴いてるうちに物足りなさを感じたので追加。
連呼させることで魔力チャージの描写とも相まって相乗効果も。
元ネタとしては、「リア充爆発しろ」っていうフレーズがあったような…と思い、何とか使えないか模索。
ただ、爆発しろ、だと語呂が悪い。
ということで類語の「爆(は)ぜろ」を採用。

-ヒマだし
→クリスマスを一緒に過ごす相手が居なくてヒマ、という当てつけ

-堕 Ring a Ring 弾丸ドン
ここは音的に単語を選定。意味は後から。
Ring a Ring=ベルがなる様子。
ここに「堕」を付加することで堕落=ダーク感を演出。
弾丸=砲撃。

-パリンパリンなParty Night
ここも音を優先。
パリン=家のガラスが割れる描写。
Party Night(パーティーナイト)=パーリーナイトと発音させることで、直前の「パリン」との音合わせが実現。

-Ahどうかどうか懇願 助けてJesus, Jesus
Jesus(ジーザス)=イエス・キリスト
クリスマスの象徴でもある存在。破壊活動に対して祈りを捧げ、助けを懇願する民を小ばかにする表現。

-魔導波動弾ぴゅんぴゅんshot
ここも音を優先。
手前(Bメロ)で魔力チャージしたのに魔法的な表現が出てこないと辻褄が合わない、ということで編入。
前半の「弾丸ドン」では実弾寄りの弾だったことから、魔導っぽい効果音を選出。

-無道非道Ah楽し
→一連の破壊行為を楽しんでいる様子

-えもうフィナーレ?仕上げはサタンさま
ここでメインテーマのサタン登場。ただし具体的な登場の描写はカット。

-イロ×2ヤっちゃって
何をヤるのか?は、ご想像にお任せということで()

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クリスマスが気に食わない小悪魔娘(&サタン)による、クリスマス破壊劇を描いた一曲。

りむる曲

曲のインスピレーションが来たのは8月ごろ。
メインのサビ部分の歌詞とメロディが来たので、そのままAメロとBメロを作成。
ボーカルは#kznで仮作成したものの、歌詞が埋まらず、いったん倉庫に保管。
3ヶ月ほど経った11月も半ば、そろそろ何か思い浮かぶかと再開。
とりあえずメロディのみループで流すも進展なし。
そういえば、分散型自律ゴーレム りむるっていうのがリリースされていたような…と思い出し、ボーカルチェンジを試したところ、これがドンピシャ。
あっという間に歌詞が埋まり完成。

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▼ニコニコ動画


【解説】
「にゃんこシンドローム」
当初インスピレーションで降ってきたメロディと歌詞そのままを採用。意味は特に考えていない()
シンドローム=症候群ということで、直訳だと猫症候群?みたいな。
どこか中毒性のあるような雰囲気のイメージ。

「お前の頭を見せてみろ」

洗脳対象の人間の頭=脳に直接、語り掛けるようなシーンをイメージ。

「Meow」
みゃおう。英語版の猫の鳴き声。

「ヌココ」
猫=ねこ→ぬこ→ヌコ
「ね」と「ぬ」が似てることから、猫を表す表現のバリエーションらしいということで、語呂合わせ的に採用。

「なのニャのニャにょニャン」
人語から猫語へと徐々に変換させられる様子から、洗脳の進行度合いを表現。

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出来上がった歌詞から、テーマは猫による「洗脳」ということで、イラストは脳に刺激を与えるシーンで作成(生成AI→nijijourney使用)。
今回動画は自作。なかなか表現したい世界観に仕上がったかと。

ダークな猫(にゃんこ)による人間への洗脳をテーマにした一曲。

 

ぼかえり2024夏参加曲。
 

まずは

 

ニコニコ復活おめでとう!

 

ということで、復活祭である「ぼかえり2024夏」なるイベントが開催。

せっかくだから新曲つくって投稿しようかと。

 

夏祭りっぽいメロディーで5種類ほどインスピレーションが。

いろいろ考えた結果、最後に浮かんだメロディを採用することに。

 

出だしが和楽器の箏(こと)で始まる和洋折衷な構成。

和楽器と洋楽器が組み合わさった曲、いわゆる「和ロック」ってやつだろうか。

使用楽器:三味線、和太鼓、箏、尺八、ギター、ドラム

その他SE(効果音)が加わるとして、こんなところ。

 

BGMは早い段階で出来上がったけど、歌詞に苦戦する毎度のパターン。

最初にサビとAメロ部分が埋まって、Bメロ部分に長く空白の状態が続いた。

出だしに夏が来た描写が来て、サビに戦い(合戦)が来るとすると、中間は準備段階。

夏祭りといえば屋台。

ここを頼りに考えてくと、なんとかBメロまで埋まった…という流れ。

 

あとは動画制作を残すのみ。

今回動画は自作で、イラストはAI生成(DALL-E3/ChatGPT)を使用。

理想のイメージに近いシーンが生成できたので満足。

ちょうどお盆休みと重なって、制作時間が確保できたのも良かった。

 

▼YouTube

 

▼ニコニコ

 

【解説】

▼しのぎを削る夏が来た

鎬(しのぎ)を削る=刀で激しく戦う描写

今回は刀以外にも、夏祭りモチーフの武器が複数登場。

 

▼祭りの一丁目の旗

メロディーに合う歌詞を考えた結果浮かんだ言葉が、これだった。

この夏祭りの戦いの中心地?的な。

 

▼はびこる輩に御用心

いろんな参加者・くせものが出てくるから警戒せよという意味。

 

▼ゆるく皆の者 出会え

くせものが出てきたとき、

「皆の者であえ」っていう表現があるけど、

出合え(立ち向かえ)と出会え(交流せよ)を掛けた意味。

 

▼ハラヘリ戦は負け戦

「腹が減っては戦は出来ぬ」

ことわざを題材に歌詞へ応用。

 

▼わたあめ~りんご飴まで

とりあえず夏祭りの屋台でメジャーっぽいやつを詰め込むことに。

(語呂的に他の食べ物は合わなかった件)

 

▼帳尻合わせたら

会計を済ませるっていう意味と、歌詞に盛り込めなかった他の食べ物もろもろも確保したらっていうニュアンス。

 

▼さあさ始め

合戦(かっせん)開始の合図。

 

▼狙い撃て 射的流 うさ鉄砲

射的担当は、うさ耳キャラに。

 

▼乱れ舞え 輪投げ風 にゃん手裏剣

輪投げは武器にならないか考えた結果、手裏剣アレンジを思いついたので。

 

▼咲き誇れ 一筋の閃光 花火

閃光花火(せんこうはなび)は線香花火(せんこうはなび)に聴こえるけど、閃光(剣の太刀筋)と、頭上に浮かぶ花火の対比シーンで、別物扱い。

ケモミミは狐キャラに担当してもらうことに。

 

▼忘れがたき日 ここで夏を飾ろう

今回のイベントのテーマである『ニコニコが戻ってきた、この夏』(ぼかえり2024夏)という趣旨に合わせて、この夏祭りの曲の象徴(祭りの一丁目の旗)を飾ろうという締めくくり。

 

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短い曲でも参加可能ということで、2番~Fullまでは作らず1番で綺麗に終わる形に。

もし続きを作るとしたら、毎年各ケモミミ(猫、犬、キツネ、うさぎ、たぬき、etc...)のチームごとに分かれて、優勝したチームの旗を祭りの一丁目に立てる、みたいな設定も面白そうだ。

今回は猫の旗が立ってたから、去年は猫チームが優勝?みたいな。

いろいろ考えると止まらなくなりそうだ。この辺にしておこう。

 

夏は終わっても、空想の季節は終わらない。

 

知声曲

「またなんか独特なメロディが浮かんできたな…」

とりあえずイントロ部分のみメモして倉庫へ。
(2023/09/02)

しばらく経って倉庫から取り出し、メロディのみ完成させることに。そして作詞。
まずは同じフレーズの繰り返し部分のサビから。
なんとなく疾走感のある感じから、走る~的な内容で構成。
ただ走るだけだと物足りない…ということで、壊しながら進むアイデアを採用。
他の部分は何度かメロディを聴き流しているうちに思い浮かんだフレーズで作詞を進め完成。

今回動画は依頼かけたので、いい感じに仕上がってるはず(イラストはAI生成)。

▼YouTube

 

▼ニコニコ

 

【解説】
「小さな箱の 大きな庭」
→地球の比喩

「ゼンマイ巻いて スタートダッシュ キメたら」
→この曲の主人公は機械仕掛けのメカ

「いろんな色が 斑に混ざる」
→世界中の国々の多様性の表現

「大きな窓を 小さく開けて」
窓=ウィンドウ=Windows→インターネットの比喩。
膨大な情報が溢れるインターネットから、小さな手掛かりを見つけて動き出す描写。

「逃げ惑うヤジロベエ」~「幕を開ける」
→この辺は実は特に意味は考えていないメロディを聴いているうちに浮かんだフレーズを当てはめていく感じで構成。
何かの詠唱呪文()のようになっているかもしれない。

「はじめようか」
→何かの始まりの合図

「光る星座 魔法の鍵 踊り出す風見鶏」
→宇宙規模で始まった大きなイベントと影響の描写

「ネジが外れ過去を忘れ 闇に溶け去っても」
→たとえ機械の体が壊れ、全て消え去ったとしても(最後まで活動し続けるという意志)

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宇宙から飛来(?)した謎のメカによる破壊活動を描いた一曲。

MYK-IV曲。

インスピレーションで受け取ったのは冒頭のメロディ。
本来前奏(間奏)の部分なんだろうけど、そのままAメロのボーカル部にも採用。
サビのラスト部分の歌詞を最初に考えたところ「Broken Soul」と閃いたので、そのまま曲名に。

【編曲】
ギターメインのロック調で構成(出だしだけシンセでアレンジ)。
VOCALはマイキV(MYK-IV)が担当。曲調・世界観にマッチして、かなりカッコいい。
音声Mix用のプラグインを多用したおかげか、いい感じの仕上がりに。

【動画編集】
曲の世界観を分かりやすくするために、すこし凝った感じで作成。
動画編集のコマンドって、けっこう種類あるんだな~と。
まだまだ使いこなせてない感()
イラストはAIを使って、なんとかそれっぽい感じになったと思う。

▼YouTube

 

▼ニコニコ動画

 


【解説】
「Broken Soul」
ブロークン・ソウル。壊れた魂、みたいな。この曲のテーマ。

「Catch up with my game」
Catch up with=追いつく
まだゲームは終わっていない、むしろこれからだ、的な。
ただ意味というより、語感(語呂)で決めた部分もある。

「黄昏のGrail」
Grail(グレール)=聖杯(Holy Grail)
イエス(キリスト)が最後の晩餐で使ったとされるらしい。

「救済のRoulette Time」
ルーレット・タイム。
滅亡の危機の瀕している世界に残された唯一の救済チャンス。
このルーレットの結果で世界の運命が決まる、というシチュエーション。

「投げられた賽の指すWay」
有名な言葉に「賽(さい)は投げられた」っていう表現があるけど。
これを入れ替えて構成。
way=道、方向性

 

「早すぎたAntitheseは 混濁した空の地を這う」
→たとえ正しいことを言っていたとしても、時代や時期が違えば受け入れらない。

Antithese(アンチテーゼ)は言葉の響きがカッコよかったので採用。

意味は「反定立」とかいう哲学用語らしい。

空の地(からのち)=文字上は空(そら)と大地の対比、意味的には空(から)っぽの地上世界。

「Break up, Jesus again」
Break up=粉砕する
Jesus again(ジーザス・アゲイン)=イエス・キリストの再臨

「灰の指揮者よ鬨を示せ」
肉体は灰となっても魂は生き続けている。
ということから、決戦の合図=鬨(とき)を示せ→最後の審判の合図を告げよ、みたいなニュアンス。

「相克のShuffle Turn」
神と悪魔が戦うゲームのワンシーン。
カードで勝負する場面。
Shuffle(シャッフル)→カードのシャッフル
Turn(ターン)→順番、ターン制。オレのターンッ!ドロー!

「上がりは神か悪魔か」
上がり=勝ち。ゲームセット。決着の表現。

「塗り替わる凹凸のWave」
ゲーム中、優劣が常に変動していることの描写。

「斬り裂いた感情はNever death」
Never death(ネバー・デス)=決して死なない。
既に死んでるから死ぬことはない、という逆説表現。

「剝がれ堕ちた神の枷が鍵に変わる」
神の枷(かせ)=十字架
純粋な十字架で表現しても良かったんだけど、今回はアンク(エジプト十字)を使用。
丸い部分を残して、変形後の鍵の形になるというギミックに繋げたかった。
普通の十字架の形だと、これが出来ない。という理由。

「重ね重ね掠る鐘は」

かさね がさね かする かね
→K音の重複で重々しさを倍増していく構成。

「消えぬ慟哭のplayback medley」

慟哭(どうこく)=深い悲しみの表現。
playback medley(プレイバック・メドレー)

→回想。巻き戻りのシーンを描写。

「死屍と歌えForever Song」
死屍(しし)=死体、しかばね。
いまや骨と成り果ててしまった者たち。
残された魂とForever(=永遠)に歌え。
そして魂が壊れても(Broken Soul)永遠に歌い続けよ、というニュアンス。


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—ありふれた日常の影に迫る終末の足音。
救済の任務に乗り出した主人公がダークな側面に染まっていく世界観を描いた一曲。

 

#kzn曲

「なんかピコピコしたメロディだな…」
とインスピレーションを受け取ったのが3月ごろ(リリース → 9月)。

電子系(エレP)音源が印象的な。
イントロ部分だけが耳に残ってたものの、なかなか音の組み立てには入れず。
テーマも分からないまま、いったん倉庫に入れておくことに。

他の曲を作りつつ、久々に倉庫を点検してると、この曲が。
なんとなく平成初期ごろのダークなサイバー空間のイメージで作曲を開始。

テンポ=160と、かなり速度がある。
おかげで歌詞パートも前半は早口言葉の連弾で叩き込むような感じに。
まぁその辺は流石ボカロっていう感じで、難なく歌ってもらえたのは良かった。

ボーカルは「#kzn」(キズナ)が担当。
知声とも迷ったけど、キズナ曲も増やしていければということで。

今回は作曲も作詞も、割とスムーズに。

曲が出来てから歌詞完成まで3日かからなかったくらい。


ただ編曲と動画の微調整で、けっこう手間取った感()
最初の完成形から手を加えてブラッシュアップ。いい感じに仕上がったと思う。

▼YouTube(Shorts)

 

▼ニコニコ(Full)

 

【解説】

▼2進数

二進法で表される数字。

普段の数字は10進数=十進法(0~9まで行ったら、繰り上がり)。

二進法は、0~1で繰り上がり。まぁ細かい説明は辞書に譲るとして。

要するに「0と1だけで構成された数字」という部分を使いたかったので採用。

 

あとは最初の「ピコピコ音」のところ、インスピレーションでは伴奏の部分なんだけど、なんとかボーカルで埋め尽くせないか?と考えた結果でもある。

そのまま歌詞へ。


▼統計を躱すRandom因子
・躱す=かわす
・Random=ランダム
 → 統計の確率分布に依存しない不確定要素、的な。

▼Endless logの濁流
・Endless=エンドレス、終わりのない
・log=ログ。演算の記録、データログ、過去ログ的な
 → 終わることのない演算を続けるコンピューター(プログラム)の比喩。

 

▼Real呑み込む

Real=リアル、現実

 → 仮想世界に対してのリアル。対照的・対比的な意味合い。

 

▼虚無のDataBox

→ 感情を持たない無機質なコンピューターの比喩。

▼Enchant me
Enchant(エンチャント)=魔法をかける
直訳で「私に魔法をかけて」
そのまま後ろの歌詞「この声を魔法に書き換えて」へ連携。
ここの部分、実は日本語なら○○〇(3文字)だったんだけど、ピッタリな歌詞が浮かばなかったから、英語で埋めることに。

 

▼この声を魔法に書き換えて

仮想世界の存在をリアルに持っていく(現実化させる)願い。

まさにボカロっていう感じのフレーズ。

 

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全体的に「01010100 01010100」で囲う形が綺麗と思ったし、

2番以降に続けず早めにフィニッシュするのも良いかなってことで、結局このくらいの長さの曲に。
ロングバージョンは作れないこともないけど、いつか需要あれば()
個人的には充分完成してるとは思ってる。

ちなみにイラストはAIで作成。
当初、背景以外は特に固まったイメージなかったけど、いろいろ生成してるうちに、よさそうな子が出てきたので採用。


2進数が支配するダークなサイバーワールドの歌姫を描いた曲。


 

AiSuu曲
「夏っぽい感じの…」と漠然とイメージして目を瞑ると、イントロのメロディが。
同時に「Aquantum」(アクウォンタム)と浮かんだ。
曲のタイトルかな。インスピレーションを頼りに作曲を開始。
曲自体は早い段階で出来たものの、歌詞が埋まらず。
 → 1ヶ月ほどかかって、ようやく完成。

▼YouTube


▼ニコニコ

 

 

【解説】
AQUANTUM(アクウォンタム)=Aqua(アクア)+Quantum(クウォンタム)の造語。
水の量子?みたいな特殊物質。
特に意味は分からないけど語感が良いので、そのまま採用することに。
編曲はギター音源で海っぽい雰囲気が出せたのが良かったかと。動画もちょっと頑張った。
夏の海、砂浜で水量子(?)を使って遊ぶ夏女子を描いた夏曲。

 

MYK-IV曲


約5年前(2018年)に受け取ったインスピレーション。
当時は作曲環境も無く、仕事優先の日々。
「なんか曲のイメージが来たけど、どうするんだ…?これ」となっていた。


以来まるまる5年間が経過。


ずっと埋もれていたものの、最近になって作曲環境が整ったことにより、この曲の作曲を開始することに。
かろうじて覚えていたラスト部分のインスピレーションを頼りに、曲全体までイメージを広げて編曲&作詞。


インスピレーション→「この手に光る」(アウトロ)部分のメロディ&歌詞のみ。
他は0からの作成。


曲名の「Parallel Dreamer」(パラレルドリーマー)もインスピレーションによる着想。
パラレルワールドを行き来する、夢を追う者の世界観を描いた1曲。

▼YouTube

 

▼ニコニコ


【編曲】
今回はギターメインの曲ということで、プラグインを購入。


使用中のDAW(Cakewalk)の初期音源と比べて、かなり良質に。
さらにドラム音源も新規プラグインを購入して導入。


たしかに無料音源だけでも作曲は可能だけど、やっぱり有料プラグインは違うな…と思った瞬間。
ある程度、作曲に慣れてきた頃だし、ちょうど良かったかも?と感じたのも事実。


VOCALは機流音を使おうと思ってたけど、最近リリースされたMYK-IVを試すのも良いかと。
ということでMYK-IVに担当してもらうことに。


だいたいイメージどおりで、いい感じに歌ってもらえたので満足。

 

ささら曲
内容は2月ごろから浮かんでいたものの、なかなか完成まで至らず。
他の曲を作りつつ温め、ようやく完成(6月)

【インスピレーション】
サビ部のメロディ。

【ビジョン】
夕日と並木道。

【編曲】
今回「Mix」というコマンドを使ってみることに。
当初は上級者向けということで触らずにいたものの、試しに使ってみると、いい感じに。
加えて「uplifter」なるものを投入。
サビ入り前とかの盛り上げに使うと良いらしい。
編曲技術も少しずつ上昇している感。

【動画】
今回は動かさず、シンプルに歌詞入れのみ。

▼YouTube

 

▼ニコニコ

 

【解説】
別々の道を歩むことになった親友との別れを描いた、夕日が印象的な切ない一曲。