我々がやるべきこととは? | 後藤ゆうじの日々是決戦

後藤ゆうじの日々是決戦

ブログの説明を入力します。

前々回あたりから子どもたちには、海外から日本を俯瞰してもらおうなんていうお話をしてきました。

まぁその理由として、島国日本にいると当たり前にできていることが他国にとってはそれがとんでもない幸せなことであったり、逆も然り。

だから一度海外から日本を見てみることで、いかに自分たちが恵まれていたのか(繰り返しになりますが、その逆も)を感じることができる。

だから若いうち(中高生くらい)に海外で少し生活(体験でもいい)をしてもらった方が、日本の良さ・悪さを実体験として、今後の日本を担っていく上でもいい経験になるんじゃないのかな?と僕はそう思っているわけです。


まぁ、その前提として我々大人も俯瞰するスキルがないといくら子どもたちをそう導こうとしても、なかなか伝わらないんじゃないのかな?なんて。

ということで、今一度日本の現状を俯瞰してみましょう上差し


そうです。

『止まらない円安』

これについて少し俯瞰するというか、

このままだとどうなるのか?

世界はどう思っているのか?

少し検証していきたいと思います。


また、難しいタラー

めんどくさそうな話だなぁガーン

と思う方いらっしゃるかもしれませんが、そう言ってられるのも今のうちですよ。

本当にこのままだと日本にいていいことないなぁ…って。

自分だけ逃げ切ろうと思えば、おそらく逃げ切る事は可能だと思います。

でも子どもたちや家族のこと親友のこと考えるとなかなかそうはいかない。

ほぼほぼ時間の問題。

なぜなら、この止まらない円安は、日本の貧困化を招くことになりかねないからです。

だから、もうみんながみんな他人事ではないのです。

なのでここはお付き合いくださいウインク


海外の観光客が日本にこぞってやって来ているのは紛れもない“円安”が理由上差し

こんなに食べても、たったこれだけでいいの?

実際は2000円、3000円。

我々にとっては高いなぁ…なんでしょうけど、海外からの訪問者は、肌感として1,000円程度な感じなのでしょう。

それならインバウンドでもっともっと値段上げて外貨稼げばいいじゃんグッ

なんて声が聞こえてきそうですけど、それをやっちゃうと我々日本人が利用できなくなっちゃう。

レストラン行ってご飯食べようとしたら、1食3,000円…

ホテルに泊まろうとしたら、今まで1泊ビジネスホテルが10,000円も出せば、お釣りがきたところ、今では20,000円、30,000円払わなきゃいけない。

ましてや少し高級なホテルに行こうと思うと 1泊60,000〜80,000円なんて当たり前。

結局海外の観光客しか利用ができないサービスに。

そんな日本になりかねません。

まぁ、これってかつて日本人がやっていたことなんですけども…東南アジアで笑い泣き


確実に日本は安くなっているってことです。

もっと言えば、今持っている資産は確実に目減りしていることになります。

銀行に入れている貯金、土地や家などの不動産、日本にいればなんら遜色はなさそうですが、実は円安状態ではどんどん価値が目減りしていっている。

完全に日本が貧困化していっていると。

これは俯瞰してみてみないと気付きようがないところですグッ


さて、そもそもどうして円安(円の価値が下がること)が止まらないのか?

いろいろと原因はあるかと思うけど、簡単に言えば





金利差


です。


ドル高・円安であれば、日米の金利差。

金利?

なんのこと?


簡単にわかりやすく言えば、貯金をしたら1年後いくらになっているか?っていうパーセンテージです。

今現在日本の金利は…0.002%



約30年前、100万円を10年預けた場合(複利もあいまって)、160万円になったんだとか。

今は、100万円を10年預けたところで100万と160円

今から10年後の物価は間違いなく上がっていることから考えると、銀行に預けておく意味があるのかな?ってなりますよね。


お金を借りる場合も同じこと。

金利が低いもんだから借りやすい。

新規事業だとか設備投資だとか、やり易くなる。


要するに、

「それなら使おう!貯金するより使っちゃえ!」

「お金借りやすいから借りちゃえ!」

って、お金が市場にどんどん出回ることを促す策略なんです。


インフレの場合は、この逆。

金融引き締め。

金利も引き上げ。

市場に出回るお金を減らす策略。


日本はデフレ(市場にお金が出回っていない状態)。

対するアメリカはインフレ。



日米金利はこんな感じ。


結果、この金利差によって、ドル高・円安なんですね。


だって円💴を持っているよりドル💵持っていた方が利子がつくからラブラブ

どんどん円を売って、ドルを買う。

これが主な理由なのかな?




で、この状況下の中、我々がやるべきことは何か?

考えてみませんか?


子どもたちに

「勉強したの?」

「勉強しないといい高校(大学)に行けないよ」

「勉強しないと将来お金で困るよ」

なんて言っている、そこのあなた!!

今こそ調べて自分なりに答えを導き出してみませんか?


それこそお金で困ることになりますよ。