勉強に対するモチベーションについて色々と耳にすることも多かったのですが、動機付けに失敗するとどうにもならないようです。
ご両親が医師なのですが子供に無理強いすることなく“親の背中をみせる”教育をされていたら『僕も名古屋大学の医学部に入る』と幼稚園児の頃から自律的に目標を設定して勉強をされたという話を聞いたことがあります。
ご兄弟揃って名医より上の大学に進学されました。早くからキチンと準備をすることが如何に大切かが分かりました。
『あんたんとこの子が東海中学に合格したら早くからキチンと準備した家庭に失礼でしょ』と子供が東海中学に合格した時に怒鳴りつけられたことがありました。小学校に入学する時に理科の実験教室に通わせ、ピアノやサッカー、水練会に備えてスイミングスクールにも熱心に通わせられていました。お子さんが頑なに拒んだので中学受験塾には通わず中学受験には挑戦されませんでした。小学校高学年の時は佐鳴に通わせられていた記憶です。
『あんた(母親)の言う通りに東海中学に合格したから約束通り金輪際勉強せん』と宣言してゲームばかりして最下層の成績をキープしていた子もいたようです。
医学部に進学しても医師になれない子もいますし、国家試験に合格しても医師にならない子もいます。モチベーションを維持することが如何に困難か。。