今日は、場合の数の「三角形ができる辺の条件」について。
早速ですが、問題です。
-----------------------------------------------------
長さが3cm,4cm,5cm,6cmの4本の棒がある。
この中から,3本を選んで三角形を作るとき,全部で何種類の三角形ができるか。
-----------------------------------------------------
■解答・解説
3辺の長さがすべて異なるとき,短い方から短,中,長とすると,三角形ができる条件は,
「短+中>長」
のときとなります。
このことをふまえて
① 一番長い辺を6cmとすると,
6<5+4=9
6<5+3=8
6<4+3=7
の3通り
② 一番長い辺を5cmとすると
5<4+3=7
5<4+2=6
の2通り
よって,
3+2=5(通り)となります。
いかがでしたか。
この「三角形ができる辺の条件問題」は,本来、高校で学習する内容なのですが、中学受験でも出題されています。
ミニカードを作りました。