「国の借金」は間違い、「政府の借金」も間違い | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

 偏差値バカ超エリートの財務省はこりもせずに「国の借金ガー」とまだやってます。本当に悪質です。

国と地方の借金1035兆円に…1人815万円
 財務省は14日、国と地方を合わせた長期債務(借金)の残高が、2015年度末に1035兆円に達するとの見通しを発表した。
国と地方の借金1035兆円に…1人815万円 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


国債の発行残高は、新年度末時点で807兆円程度となり、赤ちゃんも含む国民1人当たりではおよそ638万円の借金、4人家族でおよそ2550万円の借金を抱える計算になります。
また、国と地方を合わせた債務残高は、新年度末時点で1035兆円程度に膨らむ見込みです。
国民1人当たり638万円の借金 NHKニュース


国と地方の借金の残高は15年度末に1035兆円に膨らむ。それでも財務省は改善点を訴える。
税収増、痛み先送り 15年度予算案96.3兆円決定 :日本経済新聞

 みなさんは「国の借金」(笑)という表現がウソだというのはもうご存知ですよね?
日本国という「国」は325兆円ものお金を外国に貸している、世界一のお金持ち国です。
財務省が27日発表した2013年末の対外資産負債残高によると、日本の対外純資産は、前年末比9.7%増の325兆70億円だった。増加は3年連続で、前年に続き過去最大となった。これで日本は1991年以来、23年連続で「世界一の債権国」となった。
日本の対外純資産が過去最大を更新 23年連続で「世界一の債権国」 - 産経ニュース

 国債を発行しているのはあくまで政府であり、日本「国」ではありません。そうなると、「国の借金」(嘲笑)ではなく、「政府の借金」ならいいのか?
 私はそれも違うと気が付きました。
なぜでしょう?
 政府は、国債を発行し(刷って)、何を得ているのかを考えればわかります。国債を刷って、日本銀行券を得ているわけです。日本銀行は日本政府の子会社です。なぜなら、日銀の資本の55%は政府が保有していますし、日銀のトップの総裁及び幹部の副総裁・審議委員の人事は100%政府が握っています。(他の者が指名することはできない)配当金の率も政府の財務大臣の許可が必要です。(独立というのはあくまで、金融政策の手段の独立です)
 これはどういうことか?
 国債の発行というのは、政府が刷った国債と、政府の一員である日銀の日銀券を交換しているわけです。
 家庭で例えると、父親(政府)が手作りの「肩たたき券」を作って、これまた同じ父親が「子供銀行券」も作って、子供(国民)に両方を渡し、「これをやるからお婆ちゃんの肩たたきをしろ!」と言って、使わせているのに等しいです・・・。どちらも父親(政府)というのがポイントです。
 貸してるのも借りてるのも政府ですから、「政府の借金」ではないわけです。

 そうすると、何と表現したらいいのでしょう。「政府の紙切れ」くらいかな・・・?
 「国の借金」(笑)ではないことは確かですが、他になにかいい言い方があれば教えて下さい。

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