黒田バズーカ2は世界経済にとってもプラス | rxtypeのブログ since 2012

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日本経済の一番の問題はデフレ予想です。

 こちらの記事の続きです。黒田バズーカ2で世界的に株高・・・ただし約一カ国を除く|rxtypeのブログ

 前回の記事のように、黒田バズーカ2は世界経済にとってもプラスです。その根拠はなんでしょう?
こちらの書籍から引用します。
リフレが日本経済を復活させる/中央経済社

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--------引用ここから--------
(7)各国が金融緩和すれば、それは為替の切り下げ競争を生む(略)
(略)アイケングリーンとサックスは、マクロ多国モデルを用いて、金価格を各国が望ましい形で変化させれば各国の経済厚生は改善することを示した。(略)
--------引用ここまで--------

 ちょっと小難しいですが、各国の経済厚生の「経済厚生」って何でしょう?

--------引用ここから--------
けいざいこうせい【経済厚生 economic welfare】

〈厚生〉とは人間の幸福もしくは福祉を指すのであるが,とくに経済厚生とは経済的観点からみた厚生を意味する。A.C.ピグーによれば,この経済厚生とは社会を構成する各個人の効用の総和である。しかし,効用の総和を直接に取り扱うことはできないから,彼はそれに対応するものとして国民所得を考えた。そして,(1)国民所得が大きいほど,(2)貧者の受けとる国民所得の分が大きいほど,(3)国民所得の変動が少ないほど,経済厚生は大きいと結論する。
--------引用ここまで--------
経済厚生とは - コトバンク


 要するに、通貨安競争をすれば、その全部の参加国の国民が得をするということです。単純化して言えば、国民所得全体が増える=給料が上がるということです。逆に、かつての白川日銀時代の日本のように、通貨安競争に参加しないバカな中央銀行をもつ国の国民だけは損をするのです。失われた20年の犯人の一人は日銀ですから。(もう一人の犯人は逆進性のある消費税などを推進したバカな財務省およびそれに踊らされた政治家)

 自分自身が損しないためにも、日銀や財務省および政治家を監視あるいは鼓舞する必要があるのです。


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