これが今のデフレ不況、消費増税の遠因にもなっているのは間違いありません。
そこで、財務省にお問い合わせをしてみました。
電話が回されたのは「主計局調査課」です。
<登場人物>


------------ここから------------
はい財務省主計局調査課です。
あ、もしもし
ホームページについての質問なんですけども
財政を家計に例えたらというページがあって
家計に例えるとローンでいうと7631万円とかって書いてありますよね
これ、新聞でも毎月のように・・何ヶ月に1回とか報道されていると思うんですね
毎回、新聞とかテレビとかで報道されるんですけど、これって何で毎回報道されるのかというところが知りたいのですけど
何故財政を家計に例える話を毎回報道するのかということですか
危機感を煽って、財政の問題が大変だよと訴えたいということですか?
失礼ですけど、一般の方ですか?それともメディアの方
そうです、メディアではないです
少々お待ちください
実際の金額で説明しますと、どうしても規模が大きすぎてわかりづらいのかなと思いまして、そのー財政を家計に例えることで、家計ってのは誰にとっても身近な話だと思うので、そうすることでわかりやすくなるかなと思って工夫して応えてます
あーそうですか。これっていつから何ですかねこの例える話をはじめたのは
例える話がいつからかというのはちゃんと調べないとわからないんですが・・・調べ・ますか?
知りたいのは誰がはじめたのが知りたいんですね
誰が始めたのか。それは具体的に名前ということですか?
名前まで教えてくれるかどうか分かんないですけど、
どこの課かどういう係かとかそういう話
誰が主導しているのか、誰じゃなくてもいいですけど部署とかでもいいですけど
そうですね・・・それは何のために知りたいんですか?
この家計に例えるのがわかりづらいかなと思ってて
政府の問題と家計ってちょっと違うじゃないですか
なるほど、それでしたら、ご意見をその作っている課にこちらからお伝えするということでよろしいでしょうか。
ご意見・・・それを言ったからって何かかわるんですかね
確実に反映されるとは言えないですけど、もちろん、個人の意見ということなので、そのようなことがありましたという形でお伝えすることになります
これをわざわざ何回もやる意図が知りたいんですけどね
それは、先ほど説明したとおりですね
ただわかりやすいようにというだけですか?
そうです
そうすると、日本政府って例えば徴税権もあるし、通貨の発行権もありますよね。そういったものが考慮されてないですよね、これって
確かに、厳密に言えば政府と家計はもちろん違うので、そのようなところはあるかもしれませんね
そういったものがあって、こういう喩えでわかりやすくというのはいいと思うんですけど、逆にそういったところで誤解を産んでるのかなというところで、わかりやすさというところで問題があるのかなという
逆にどのようにしたらいいとかいうアイデアとかありますか
家計と違うってところが・・説明があればいいと思うんですよ
ああ、注としてそのような説明があったら・・・
注というか、これって結構インパクトがあるんで、本当にこれって増税しなくちゃいけないとか
まあ、増税も必要な場合もあると思うんですけど、必要以上に危機感を煽って逆に全体の消費というか抑えちゃったりとか
増税が将来あるんだろうなとか思っちゃうじゃないですかこれって
たとえば、経済成長アベノミクスとかやってますけど、そういったもので税収を増やす可能性もあるわけじゃないですか
そこが見えなくしちゃっているところがちょっと問題かなと思いまして
数字だけを出している、逆に誤解を産んでしまっているというご意見ですよね
わ・・かりました、ご意見伝えるようにはしますね
はい、そういった意見ってどこがまとめているんですか?
ま、と・・・
まとめてはいない?
それはちょっとこちらではわからないです、すみません
たとえば、さっきいった意見というのはどこに伝わるんですか?
そうですね、こちらの課のなかでとか
そこで話し合ってみて、その中でどうすべきだという話になれば、こちらをそれを
そちらの課でこれを考えたわけですか?
考えているというより作成自体はこちらの・・(聞き取れず)となっています
誰かからアイデアが出てそちらで作っているということですか?
ある程度毎年発行しているもので、作成はこちらでしております
そちらの課でそれを変えたりってのはできるんですか?
そうですね・・・・
可能性としてあるんですか?
可能性としてはそうですね、作成にかかわっているので、意見をその作成時にお伝えすることはできます
じゃあなんか、上から指示があってそちらで作っているってことですかね
だから、作るときにそういった意見も言えると
そういう・・ことですかね・・・・
うーん、じゃあ・・それはちゃんと上に伝わるのか不安ですけど
一応、伝えてはもらえますか
はい、、お伝えはしますが、その反映されるかどうかとか、そもそももっと下の段階でそれは違うんじゃないかとなってしまったら、もちろん上には・・そのような色々な意見日々いただいておりまして、全てを上に上げるというのは難しいので、その可能性もありますけど
すでにそういう意見は来てるってことですね
これに限らず、色々な発行物に対して日々意見は来ていて、必要なものを少しずつ上げているというのはしていますが、全てが一番上にいくとは言えないという状態
まあ、そうですね
なので、ひとつの意見として伝えるという形になってしまいますが
はい。一応、こちらの意見は伝わってますかね
はい
どういった内容で
この家計に例えたらという資料に関して、数字をあまりに出しすぎていて、増税とかそういうものを煽る誤解を与えかねないのではないかということですよね
家計と政府が違うとか、アベノミクスの経済のこととか盛り込んだ資料を作って欲しいというご意見ですよね
そうですね。家計と政府の違うところですね。それが欠けているというところ
はい、そいうところでお願いします。
はい
はい、ありがとうございました。
------------ここまで------------
晒すのが目的ではないので名前も聞いていません。警戒されるでしょうし、色々言いづらくなるでしょうし。声の感じは割りと若い女性でした。
あちらの言うことを信じると、善意でわかりやすくするために、家計に喩えているようです。
そして、やはり、前例主義で前からやっているから、そのまま続けているようです。
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