それは大きな誤解です。その証拠を示します。
平成リフレ派の筆頭、
今をときめく現日銀副総裁の岩田規久男の代表的な書籍
「デフレの経済学」(東洋経済新報社 (2001))より引用します。
------引用ここから------
●歴史に学ぶデフレ脱出策
以上、昭和恐慌や、アメリカの大不況に関する歴史的な考察から得られる教訓は、次の通りである。
①歴史の教訓1
デフレ下で(需要創出型以外の)構造改革を進めれば、デフレ・スパイラルに陥るリスクが大きい。それでもなお、構造改革を進めて、2~3年後にデフレ・スパイラルから脱出できたという歴史的事例は無い。そうであれば、需要創出型以外の構造改革を進める前に、デフレから脱出する政策を優先すべきである。
②歴史の教訓2
デフレから脱出して経済を正常な状況に戻すためには、デフレ政策からリフレ政策へと政策レジーム転換をはっきりと宣言し、人々にその政策レジーム転換を革新させ、それによってデフレ期待を完全に払拭することが重要である。
③歴史の教訓3
人々のデフレ期待の払拭を確固たるものにするには、貨幣供給量の大幅な増加と為替レートの切り下げが有効である。
------引用ここまで------
これがリフレ派の代表格、岩田規久男氏の考えです。
そして、実際、この書籍に書いているとおり、黒田&岩田日銀は実行しています。
安倍さんが構造改革推進派というのも、かなり眉唾ものでしょうね。なぜなら、この岩田規久男氏を日銀副総裁にしたのですから。
まだ信じられない人は、この本を5回くらい読んでいただきたい。
デフレの経済学/東洋経済新報社

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