

主要国のマネタリーベースの推移
自由民主党の山本幸三議員が平成24年2月29日の衆議院財政金融委員会に提出された資料の3ページ目を御覧ください。
http://www.yamamotokozo.com/news/20120318_1.pdf
※写真1
こちらのブログには1990年を100としたグラフがあります。
http://aki-ch.com/diary/060612.html
※写真2
(こちらのほうがわかりやすいと思います。)
1990年と言えば、バブル崩壊が始まりかけていた年です。
にもかかわらず、日銀は全くマネタリーベースを増やそうとしなかったのです。
それに対し、FRBはリーマンショックに際して果敢に金融緩和を行い、なんとかデフレ・流動性の罠に陥るのを防いだ。
この違いは非常に大きいです。
これらを見ればわかるように、日銀はマネタリーベースを増やしていない。
金融緩和をほとんどやっていないということです。
これこそが、円高デフレ不況の一番の原因です。
このように、金融緩和をやっているというのは嘘です。
また、金融緩和はできないというのも嘘です。
なぜなら、国債残高が700兆円もあり、日銀が所有している80兆円を除くと、まだ620兆円も買い取る余地があるからです。ゼロ金利で買えば、いくらでも買えるはずです。
日銀はやれることをやっていないということです。
今の日銀はデフレ脱却を本気でやる気がないのです。
ですから、国土強靭化とともに、安倍晋三総裁が発言されているように、日銀法改正が日本経済の復活には必須なのです。
p.s.
画像1が間違っていましたので修正しました。
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