74式戦車を作ろう(その11)
4月だ。
74式戦車製作記フォルダを覗くと既に(その12)になってる。
更新しようとしてすっかり忘れていたようだ。
エンジングリルと砲塔形状の手直しをしたようである。
他人事のようだな・・・・
今回は砲塔が回転できるようにしてみた。
それはおいといてだ、やはり履帯がむごいできだな。
本体のむごさと合ってると言ってしまえばそれまでだが(しくしく)
履帯(履板)自体は新しい物が作ってあったが、面倒なんで履かせていなかった。
データが多くなるというのもあったんだけど。
せっかくなんでチマチマ履かせてみた。
ついでに履板自体も手直し。
センターーコネクタの形状が変すぎたから。
こんな感じ。
反対側の履帯は変えないで違いを見てみた
車体後面・・・ここもむごいな。
SPEARHEAD(スピアヘッド)№3
SPEARHEAD(スピアヘッド)№3
アルゴノート社
3号目である。
特集は「74式戦車」
カラー7ページを含む28ページで紹介
カラー6ページのグラビアに続く本文3部構成
PART1 孤高の第二世代MBT 74式戦車 著:柘植雄介
PART2 74式戦車の戦闘マニュアル 著:木元寛明
PART3 不採用に終わった74式戦車改の全容 著:諏訪守
PART1、2については新記事なんだろうか?
ちょっと、記憶が無い。
PART1 孤高の第二世代MBT 74式戦車
導入記事なんだけど、「第二世代最後の戦車」と74式戦車を評している。
自分的にはメルカバMk1が第二世代最後の戦車であると思う。
内容的には可も無く不可もなくと言ったところ。
各タイプを図で解説しているのはいいですね。
できたらもっと大きくして中綴じのカレンダーで使って欲しかったな。
PART2 74式戦車の戦闘マニュアル
第71戦車連隊長、機甲科部副部長を歴任した木元寛明 元陸将補の記事
「戦闘マニュアル」と言うことで期待していたのだが、「戦闘用意」の手順が書いてあるだけですか。
ちょっと残念。
74式戦車に乗ってた者なら当然イメージできるけど、一般の方はイメージできないんじゃないのかな?
PART3 不採用に終わった74式戦車改の全容
文自体はPANZER誌1995年12月号の掲載記事の再掲載だが、イラストが追加されている。
アルゴノート社ではPANZER増刊の「陸上自衛隊のMBT」がある
スピアヘッドの裏表紙にも広告が掲載されている本である。
当然74式戦車も取り上げられているが、記事はダブらないように上手く配慮されている。
その他
中ほどのカラーグラビアで紹介されている
自衛隊の野戦服いろいろ
!!懐かしい班長のお姿が写った写真が!!
若いなあ(笑)
本来が戦車専門誌の別冊だから致し方ないが、「迷彩服3型」って無いん
じゃないの?
あるのかなあ。
迷彩服2型と紹介されているものは「戦闘服」だし。
迷彩服2型は、表紙写真の84RR担いでる隊員の着ている服だな。
なんで、迷彩服2型と分かるかと言うと88式鉄帽の迷彩覆が旧タイプだ
から。
最初はバトラー装備用の旧迷彩覆だと思っていたけど良く見りゃ通常型の(旧)迷彩覆だ。
と言うことは、戦闘装着セット未装備部隊と判別できるので「戦闘服」ではなく「迷彩服2型」となる。
(ま、絶対じゃないけど)
鉄帽覆いも現用迷彩タイプになると外見からは「戦闘服」「迷彩服2型」
「作業服(迷彩)」の3タイプの判断は、ほぼ不可能
ちなみに、写真解説の「迷彩服3型」(とされるもの)の説明文としては間違いないのだが、
写真自体は最新形状迷彩服ではなくて「戦闘雨衣」つまり「雨がっぱ」なのは残念。
155mm榴弾砲 FH70
「えふえいちななまる」の記事
記事内容を読むと、開発国は既に運用していない件が記載されていないので過去に掲載された記事なのかな?
イラストが豊富なのはいいですね。自分も初見のものが多かったです。
78ページの写真キャプションで
「FH70ではイギリスの開発によるL15A1榴弾が開発されているが、自衛隊ではNATO標準のM107榴弾が採用されている」と記載されている。
確かに、写真にはM107榴弾が写っていて、さも、L15A1榴弾は使用していない印象を受けるが、中ほどカラーグラビアの「第3特科連隊FH70の実射訓練」にはズラッと並んだL15A1榴弾が写ってる(笑)
いつも通り、文句ばかり書いてしまったが、PANZER誌のバックナンバーを豊富に取り揃えていない限りは貴重な資料といえるでしょう。
「ハート・ロッカー」を見てきた。
ハート・ロッカーを見てきた。
内容をざっくり言うと「戦争中毒になった男の話」
映画を見て正直な感想は「何故アカデミー賞が取れたの」
IEDの構成が妙だとか、
その処理の仕方ってどうなのさ?
そんなことやったら命いくつあっても足りんだろ!
とか、
突っ込みどころ満載だった。
敵との戦闘シーンにおいて対物狙撃銃(12.7mmバレット)による
狙撃シーンが出てくるが、目標から数m(3mと言ってたと思ったが)
外すなんて考えられない。
しかも、外したのにスコープの修正しないってどういうこと?
更に当初の狙撃位置で敵の狙撃手に味方の狙撃手が狙撃されたのに
狙撃された同じ位置で次の狙撃手が数時間も同じ態勢でいる。
あんた死にたいのかい?
全編を通じあれもこれも気になった作品
昨日、今日と「バンド・オブ・ブラザース」を見てたから
なおさらそう思えたのかもしれない。
まあ、ちゃんとした処理要領などを晒すのは不味いから
このようになったと、好意的に解釈しておこう。
おまけ
(120mm対戦車榴弾3発+C-4爆破薬3ヶ)