君たちがいるから僕がいる

 

 

蔵人は昨日の朝、杉井とサっちゃんと3人で行なったセッションを思い出した。

『そうだ皆さん、ここにいる全員の頭の中の情報を共有しませんか❓️』


 

『頭の中の情報❓️それはどういうことですか❓️』


 

『僕も昨日初めてやったので、どう説明したらいいか、そうだ先生、スギちゃんのところで毎朝やってるアレ、玉を繋げる瞑想みたいなヤツ説明してください。』

 

 

玉繋ぎ瞑想のことね、簡単に言うと、現状とは違う自由な世界、何でも出来る創造主の意識状態になって、他の人と繫がって新しいものを生み出していくという瞑想法です。赤い服の女性を探す何か手掛かりが見つかるかも知れませんね。今朝も参加して昨夜のことをスギちゃんに話したら仲間に入れて欲しいと言ってました。』


 

『それは面白そうですね、是非やってみましょう』


 

小野ユキは杉井に連絡して事情を説明すると、オンラインで誘導してくれることになった。サっちゃんも参加するようだ。

オンラインの二人を入れて七人。

七つのコマが揃った。

 

  

杉井は丁寧に解説し、一人一人光る玉を造るところまで誘導した。

 

『皆さんその玉に"赤い服の女性"と書いてください。そして押したり、引張ったり、光らせたり、磨いたり自由に玉を変化させてください。』



 

『次はは玉に名前を書いてください。まずは先生はサっちゃん、サっちゃんは沙織さん、沙織さんは久蔵さん、久蔵さんは洋美さん、洋美さんはクロちゃん、クロちゃんは僕の名前を僕は先生の名前を書きます。

 

これで玉が追いかけっこをするように周回し始めました。

 

そして次第に中心に吸い込まれるように近づいていきます。

 

最後に7つの玉が溶け合うように一つの玉になり皆さんの胸の中へ戻っていきました。』

 

それではゆっくり目を開けてください』


 


『先生、何か見えましたか❓』


 

『この女性は歳を取りすぎているようだったわ、他人の歳まで引き受けている感じだった、セラピストかしら』


 

『サっちゃんは❓』


 

『クロちゃんとその人、海を見ながらお喋りしてたわ、聞こえなかったけど』


 

『沙織さんはどうでしたか❓』


 

『小さい女の子が檻に入れられていました。鉄格子の間から簡単に出られるのに手招きして呼んでも出てきませんでした。』


 

『なるほど久蔵さんは❓』


 

『憶えていないけど見たことがあるお婆さんが見えました。西の方の旅先で見たようです。』


 

『洋美さんは❓』


 

『未来からやって来た青いネコ型ロボット』


 

『なんとまぁ❗クロちゃんは❓』


 

『大きなクルマにここにいる皆を乗せてどこかへ行ってた。』


 

『昨日から続いてるね。僕は深海からゆっくり海面に上がって行く感じがしました。

 

感じ方は一人一人違いましたね。

 

僕はそれで良いというか、違ってないとおかしいと思っています。

 

今出てきた7つのピースを組み合わせて全体像を造り上げてみましょう❗』


 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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