こんにちは、ぬぬつきです。今回は新たに制作した長物車をご紹介します。


こないだ、ボギー式の長物車を作ったのですが、小径車輪だったのでなんだかんだ使い勝手が良くなかったです。なので、今回は可愛らしく?二軸で、通常車輪を用いて作ってみました。

 


サイズは7x16。
荷台の組み方は前作(ボギー式)と同じです。ただし、柵柱は無いです。

なお、特定のモデルはありませんが、国鉄チ1形(2代目)やチ1000形などを参考にしました。後者は控車としてJRで現役ですね。


さて、上回りがシンプルなぶん、下回りはこだわっています。

 

荷札と側ブレーキ関係。白パーツを有効に使いつつ、いい感じに作れたかなと。

 

 


背面の機器。というか、荷台の裏面ですが、台車や荷札・ブレーキ機器を設置する関係でパズルみたいになっています。

 

 

ブレーキ関係抜粋

 

 


連結面。

どちらかと言えば、積荷で楽しむという遊び方が良さそうです。無蓋車とちがってアオリ戸もないですから、荷の全体が見えるんですよね。

 

 


4幅車(関山氏設計の「100式小型自動車」)を積載。

 

 


木材を積載。

 

 

皇国鉄道

丙チ14型 長物車

 

 


◎開発
 ボギー式長物車(乙ち13型)を補完する目的で開発された。小型(丙種)で、長物車(=木材車=Timber)として14種類目であるため丙チ14型と命名されている。

◎構造
 全長16凸、全幅7凸。下回りの基本的な構造は、皇国鉄道が有する他の二軸貨車(無蓋車有蓋車冷蔵車など)と同じである。
 

貨物列車

牽引機=転90形無蓋車(乙ト300型)+長物車(丙チ14型)+無蓋車(丙ト230型)+車掌車(丙ヨ01型)

 


◎運用


 木材などの建材や土管・電柱を運ぶのに活躍している。また、長尺物を運搬する際の控車や、事業用車としても使用されることがある。
 特別な例として、皇国陸軍標準形乗用車・小型自動車や火砲の輸送にも使用される。このほか、弾薬類を積載した貨車(主に有蓋車)の前後に遊車として連結される例もある。

 

 

 

最後に、積荷となった4幅車(4wlc)の設計主である関山さんに感謝を申し上げます。この長物車にレトロな見た目が相性抜群ですね。ありがとうございました!

 

おわり