大相撲総括1 照ノ富士劇場終幕! | MMA宇都宮の格闘日記

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さて、昨日で大相撲も終了したので恒例の総括をしてみたい。

何と言っても今場所は照ノ富士の復活だった。
休場明け、しかも場所前は稽古不足という情報が耳に入って来ていた。
下手をすると今場所が照ノ富士の最後の場所になるかもしれないな、などと考えていた。

ところがだ。
蓋を開けてみるとびっくり!
照ノ富士の動きが凄く良い。
鋭い立ち合いで一気に相手を土俵の外へ持っていってしまう。
まさに横綱相撲だった。
今場所は追いかける上位力士達がともに星のつぶし合いを重ね、もはや照ノ富士の独壇場ではないかと思われた。
横綱が新たに開眼し、心技体が揃った。ように見えた。
ところが、優勝はそう簡単ではなかったのだ。
14日目に隆の勝に敗れ、千秋楽も琴櫻に敗れてしまったのだ。
両取組みとも照ノ富士が自ら墓穴を掘ったのだ。
勝ちたい意識が強すぎ、今までの正攻法を忘れて小手先の技に頼ってしまったのである。
横綱相撲から一転一人相撲を取ってしまった。
対して隆の勝は千秋楽も見事に勝っており、優勝決定戦は隆の勝に勝運が向いているように思えた。
だがさすが横綱である。
決定戦はしっかり切り替えた。
最後は横綱相撲で締めてみせた。
コンディションさえ整えられたならまだ横綱にかなう力士はいないんじゃないか?
そんな思いを抱いた。