拓也の夢を見た。


何だか嫌な感じなんだけど、


焼却炉のような扉が開いて


子供が6~7人、走り出て来た。


その中に幼稚園くらいの拓也がいて


私は走り寄って抱きしめた。


拓也は「ずっと閉じ込められてた。


僕、ずっと意識はあってん」と言った。



数日前の夢はまだ赤ちゃんの拓也を


抱いてあやしていて拓也はうれしそうに


笑っていた。そばに居た、お兄ちゃんに


「ほら、拓よ。間違いなく拓よ。


わかるでしょ?」と私は言っていた。


もう一度戻って来て欲しいという気持ちが


こういう夢を見せるのかな・・・・

毎年、「夏ってこんなに暑かったっけ?」


と冬を待ち望むようになっている今日この頃。


一昨年の夏は猛暑だった。


拓也本人には知らせないまま「再発」を


告げられ、心の中では泣きながら


退院をしたのは11日だった。




先日は地域の夏祭り。


自治会の理事に当たっているいるので


お手伝いに行かなくてはならなかった。


ゴミの番だけど・・


場所は小学校校庭。


行ってみて・・・


やっぱりつらかった・・・


拓也が通った小学校


運動会で走った小学校


夏祭りでも行った校庭


もう来年からは行かないと思った。




1年10ヶ月になるけど、お兄ちゃんの


為にも元気ださなくちゃとか


頑張って生きて行かなくちゃとか


思ったり、仕事が休みだと


やっぱりいろいろ思い出したり


悔しかったり・・・で泣くことが多い。


同じ経験をされた方でも、もちろん


個人差はあるのだろうけど


いったい何時になったら


落ち着くのだろう。


あの日から「人生って?」


とかいろいろ考え続ける日々


だけど答えはまだ見つからない。


諦めがつくとか納得するとか


そういう日がくるのだろうか?


神様を信じ、魂を信じ、天国を


信じて生きて行くと決めたのに


まだグラグラ、フラフラしている。


拓也を近くに感じる時もあるけど


やっぱり声が聞きたい、身体に


触れたいという思いは強い。


そういうものを乗り越えて


いつの日か拓也に再会する


その時まで考え続けることが


私の残された時間の課題


なのかもしれない。

夢を見た。


拓也が出てくる夢ではなかった。


私は何か病気で、なのに


「もう、いいねん。」と言っていた。


「早く拓に会いたいし・・・


もう、いいねん・・・」と・・・・


診察を受けながらも、とにかく


「もう、いいねん・・」そればっかり・・


そこで夢の中の私は・・・・


「そうか、拓がこんなに早く


天国へ行ってしまったのは


私が死ぬ時に怖くないように・・


その為だったんだ」と思った。


拓に会えるなら死ぬのも


怖くないから・・・


そう思った時、じゃあ拓は


母が待っていない天国へ


1人で行くのは、どんなに


怖かったんだろう・・・と


思った。


この夢の話を夫にしたら


「似たような夢、見るなぁ」と言った。


夫の夢は自分が病気で


「勝った!」と思う夢だとか。


何?その「勝った!」って・・


私より先に拓のところへ


行きたいんだって・・・・


全く、夫婦そろって・・・


どうしようもないね、拓。


お兄ちゃん、ごめん。


夢だから・・・


そんなに早く行かないよ。