意外と良いじゃん化学肥料 | 丸山流 農業ビジネスマインド


こんばんは。



よく化学肥料が身体にあまりよくない。


聞いたり、見たことあると思います。



じゃあ具体的にどうよくないか?



結果から言ってしまうと



「化学肥料=悪」


ではない。



どちらかというと


化学肥料に頼りすぎて生産することがよくない。




じゃあそれがどういうことかって話なんですが、



化学肥料って作物を育てるときにとっても便利。



最近、樹に勢いがなくなってきたなぁ


なんてときに化学肥料与える。



化学肥料には


「即効性」


の物が多いから。


要するに使いやすい。


そして強く効く。




「与えたい量」を


「与えたいタイミング」で


施肥できるから。




人間で言うサプリメント的な役割って感じだとわかりやすいかな?


普段はしっかりとした食事を食べる。



でもどうしても


足りないビタミン類なんかはサプリメントで補う。



そんな感覚。



人間が手軽に栄養とるためにしてることを


農産物ではいい印象を持たれない。


それってとても悲しいことです。




有機肥料と、化学肥料をバランスよく


使うのが一番理想的だと思う。




農業って生産者の数だけ生産方法があるんじゃないかって位、人それぞれ。


ほんとに十人十色。


だからここはあくまで僕の意見。



具体的には播種や定植したりしたときに


最初っから植物そのものを大きくしない。



産まれたわが子に母乳、離乳食、普通の食事を与える。



そうやって段階を踏むのと一緒。



そのために最初は有機肥料でゆっくり肥料を効かせる。


有機肥料が切れるころの植物の成長に合わせて化学肥料を効かせていく。



この形が一番使いやすい。


THE まるやまスタイルw


化学肥料ってどうしても


樹や実を大きくするのに必要。



だからうまく付き合っていけば


とても使いやすくて


いい仕事をしてくれる頼もしい肥料なんです。



あんまり知らないと思いますが


化学肥料の原料は天然素材由来。



例えば窒素肥料なんかは


空気中の窒素ガスが原料。



空気の約78%が窒素なんだから


身体に悪いってことはない。



まず空気中の窒素ガスを取り出す。



高温高圧で液化して、


水素と反応させて作られてます。


そんな化学肥料のお話でした。







※播種=種をまくこと。

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