RH250車体組み立て 8日目(第2週) | 退職してバイク電装屋

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RH250車体関係の組み立ても、第2週に入りました。 

 

リヤサス組込み

昨日、リンクとサスペンションユニットを取り付け。

 

今日は、3日目の記事で書いたイグナイターの居場所。

 

色々考えてみたものの、なかなか良い場所が見いだせず。

 

イグナイター

片側しか固定できないが、元々付いていたステムネック部分に

付けようかとも考えたが、やっぱり2カ所固定したい

 

エアクリ・オイルタンク

画像の左側1本のフレームが、右に行くに従い2本に分かれて

いる所に、排気デバイスのコントロールユニットが付いています。

 

イグナイターの大きさは、ほぼこのコントローラと同じ。

 

ここに二階建てでイグナイターを取り付けようと思います。

 

コントローラー金具

まず、コントローラー取付金具を外し、ど真ん中に穴を開け、

インシュロックで排気デバイスのコントローラを固定します。

 

コントローラー固定

金具の下側にこんな感じで付きます。

 

イグナイター同居

金具をフレームに取り付け、コントローラが元々付いていた

場所に、イグナイターを取り付けます。

 

コントローラは90°向きを変えて、イグナイタの下側に固定。

金具に取り付けできなかったコントローラのもう片側は、

フレームにインシュロックで吊るす形で固定。

 

コントローラ配線

画像左側に並んでいる110型4極コネクタのオス・メスが

組み合わさるコネクタで、問題無く届きます。

 

イグナイター配線は、逆に長過ぎるので、どこかで迂回しなければ。

 

とりあえずイグナイターを接続して、火が飛ぶのを確認します。

 

事前確認と同じように火が飛ばん!

 

ピックアップも含め、コイルの抵抗を測定 → OKです。

 

イグナイターの各配線ごとの抵抗測定 → OKです。

 

点火回路

メインスイッチとキルスイッチ配線を切り離して点火確認

→ NGです。 この配線は火が飛ばない原因ではありません。

 

アースの導通を確認します。 → OKです。

 

点火コイルの各抵抗を測定します。 → OKです。

(ただし点火コイルの抵抗測定は、マニュアル上、

 点火キャップ無しの判定です)

 

次にコイルの発生電圧の測定 → 電源コイルはOKです。

 

ピックアップは電圧値が異様に小さかったので、

カバーを開けて取付位置の確認と、予備パーツとの電圧比較を

しましたが、問題無さそう。

 

各接続コネクター類を磨いて、試してみるも火は飛ばず。

 

電源コイルの出力が、イグナイターに入って最初に半波整流

するためのダイオードが入っていますが、

 

この回路の抵抗値がちょっとマニュアル値と異なっていたので、

ダイオード不良かとも思い、手持ちダイオードを配線に追加して

みましたが、成果は無し。

 

ここで振り出しに戻り、点火コイルを再確認。

 

先ほどはマニュアルの判定方法で確認しました。

2次抵抗値は4.3kΩの所、実測も4.3kΩでOKですが、

 

マニュアル判定に無いプラグキャップ込みの抵抗を測定すると

14.5kΩぐらいあります。

 

以前にも書きましたが、コイル2次抵抗値が10kΩを超えると、

経験上調子を崩します。

 

なんか変だな~。

 

プラグキャップの内蔵抵抗は5kΩじゃなかった?

 

プラグキャップを外し、ハイテンションコードの先端をアースに

近づけてキックすると、

 

”バチ、バチ” 火が飛びます。

 

へ? プラグキャップがダメ?

 

プラグキャップ1

内部のスプリングがダメみたい。

 

プラグキャップNG

別スプリングを入れて試してみるも、ダメです。

 

Amazonに注文。

 

ほかにハンドルグリップと、ロングライフクーラントを合わせて

注文しました。

 

物が来るまで、こまごまとした作業を進め、この日は終了。

 

プラグキャップ替えたら、火が飛んでくれればよいんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

つづく