SS900ie 車検整備 | 退職してバイク電装屋

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自分のDUCATI SS900ieやKATANAⅢ型カタナのメンテ,お仕事のバイク電装作業中心のブログ。
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愛馬SS900ieが来月車検です。

 

お客様のバイク相手を避けるため、新年早々に車検整備をしました。

 


SS900ie

左右のサイドカウルをまず外して、整備開始。

 

78200km

走行距離は78200kmを超えました。

が、70000km超の中古車だったんで、音の変化からは劣化状態は

判断できず。

 

問題無さそうなんですが・・・

 

旧オイルフィルター

まずオイル交換から。 画像のフィルターは取り外したフィルター。

 

通常の締め付けではオイルが漏れて、結構きつめに締めていたので、外すのに苦労するかと思いきや、苦も無く外すことに成功。

 

せっかく工具を用意していたのに。

 

新オイルフィルター

新しいフィルターも、ドゥカ純正です。

 

左ハンドルスイッチ

オイルを抜いている間に、左ハンドルスイッチを交換します。

(手に持っている方がいつも付けている方)

 

なぜスイッチ交換が必要かと言えば、常時点灯じゃないと車検が

通らないから。

 

面倒くせえな。

 

スイッチ関係の配線接続が終われば、引き続きオイル交換。

 

オイルは前回同様、ヤマルーブプレミアムです。

 

ドゥカ指定のシェルアドバンスや、皆が良く入れているモチュールに

比べると、安くて助かっています。

 

今のところ問題無し。

 

新しいオイルを満たし、エンジンを始動して、レベル調整。

 

今回オイル交換をして気が付いたことが!

 

以前のオイル交換で、ドレンボルトをかなり強めに締めないと、

オイルが漏れてきました。

 

今回ドレンボルトを見ると、ドゥカ純正の新しいガスケットは

波打っていて、ボルト座面から部分的に浮き上がっています。

 

ガスケットはアルミ製で少々硬いようなので、しっかり締め込まないとオイルが滲むんじゃないかな?

 

国産ドレンボルトよりも強めに締めて、オイル交換は終了。

 

フロントキャリパー

次はブレーキキャリパーメンテと、フルードの交換。

(手が汚れるので画像無し)

 

リヤキャリパー

リアキャリパーは、メンテが終わってフルード交換の段階ですが、

このキャリパー、通常取付状態だとブリードニップルが下に来るので、エアーがキャリパー内に残るのを嫌って、外した状態でフルード交換をします。

 

まあ、フルード交換は負圧吸引でやっているから、エアーが混入する

事は無いと思うんだけど。

 

パッドピン外れ防止のEクリップが無くなっていたので、ワイヤリングでハズレ防止をしました。

 

点火プラグD8EA

プラグも焼け具合を見ておきます。

 

イリジウムから通常のD8EAに交換しましたが、綺麗ですね。

私はごく一般プラグ信奉なので、これが使えてうれしいです。

 

ヒートレンジは広いし、安いしで言う事なし。

 

タイヤ

タイヤの空気圧を調整し、チェーンにオイルを差してメンテは終了。

 

残件で、

フロントブレーキスイッチ(フロントマスター下側から)

フロントブレーキスイッチの固定方法の変更と、エアーフィルターの

清掃が残りました。

 

フロントブレーキマスターは、中古車購入時点からブレンボラジアル

です。

 

ブレーキスイッチ付きの市販品マスターなんでしょうが、

マイクロスイッチ取り付けプレートがレバー支点のネジ1本で固定しているため、プレートが動きスイッチON しなくなります。

 

時間を見つけて、プレートを作り直す予定。

 

エアークリーナーはと言えば、単純にK&Nフィルターの水洗いが

寒くてイヤだから。(笑)

 

暖かくなったらやりましょう。

 

電装機能も一通りチェックして、これで車検が通ると思います。

 

あ、前回車検後にタイヤ取り替えたから、テスター屋さんで光軸調整をしてからじゃないとダメかな?

 

 

 

 

 

おしまい