レギュレーターのヒートシンク | 退職してバイク電装屋

退職してバイク電装屋

自分のDUCATI SS900ieやKATANAⅢ型カタナのメンテ,お仕事のバイク電装作業中心のブログ。
バイクのほか車,家族,趣味のネタを掲載してます。

昨日、遅れ遅れのブログをやっと掲載したので、昨日実施の久々愛機メンテのネタです。

実は私の愛機のレギュレーターは、2回ほどパンクしています。

パンクの原因と思われるジェネレーターは、以前のブログのとおり今後取替を予定していますが、レギュレーターが壊れると困るので、ちょっと工夫をしています。

レギュレーターが壊れる要因の1つは、温度の上昇です。
温度が上昇すると、素子が熱暴走するので、適正に冷却すれば多少のトラブルは防止できるはずです。

レギュレーターの場所
純正のレギュレーターは、下向きに付いているのですが、サスをオーリンズに変えた事と、レギュレーターをGSX-Rのものに換えたので、スペースの関係で取り付けられなくなり、取り付け鉄板を曲げ加工してキャブとバッテリーの間に来るようにしました。

上の画像だと右がキャブ、左がバッテリーです。

ヒートシンク

こちらは以前にパンクしたGSX-Rのレギュレーターです。
配線は切り取ってます。

これを、今使っているレギュレーターの裏に重ねて付け、ヒートシンクにしていましたが、フィンは横向きで、取り付け板とレギュレーターのあいだに挟まっているので、空気の対流が悪いと思われ、効果が少ないかな~って思ってました。

穴あけ
そこで、ヒートシンク役に縦の穴を開けます。

あきました
これで温まった周囲の空気は、上向きに抜けるので理にかなってませんか?

バイカーズステーションに載っていた、空力改善の記事でしたが、趣旨はちょっと違うけど活用。

取り付け
分かりづらいですが、取り付け後のレギュレーターを上から撮った画像で、中央の黒く四角に見える物の上半分がヒートシンク、下半分がレギュレーターです。

ヒートシンクとレギュレーターがまったく同じものなので、分かるかな~?
ヒートシンクの方には先ほど開けた穴があります。

加工が終わったので、愛機を冬眠から覚まします。

愛機1愛機2
ガス補給と近所を回りましたが、車が多くてトロトロだったので、苦痛以外の何者でもなかった。(_ _。)

ジェネレーターも直してちゃんとしたら、どっかの峠に行くのだ!



おしまい