緊急対応マニュアル | Route 9  西へ東へ

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難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患し気管切開した ポンコツおやじのブログです。
自分では 視線入力で意思伝達装置のmiyasukuを操作することしかできません。
ベッドの上で天井を見つめながら あれこれと思いを巡らせる毎日です。

そういえば、また入院しています。
5月24日に退院したんですが、30日に救急搬送され舞い戻ってきました。


今回は家族が外出中でヘルパーさんが一人の時に、呼吸器のリークが上がったのです。
カニューレの向きを変えても下がらなかったので、カフ圧が抜けたのでしょう。
カフ圧は自然に抜けるものです、カフマシーンやサイドチューブの吸引をしたり、経口摂取やあくびをすると抜ける気がします。

カフ圧調節は家族か看護師でなければできません。
なのですぐに救急車を呼んでもらいました。


実は去年も同じような事がありました。
その時は状況の把握、迅速な対応ができなかったのですが、たまたま帰宅した娘がすぐに気づきカフ圧を調節し事なきを得たのです。

その後 関係事業所が集まり 緊急時対応マニュアルを作ってくださったのが今回役に立ちました。
先ずは何を確認して、どこに電話するか、スムーズに動けるようにしておくのは大事ですね。

それでも
・慌てると意思伝達装置の視線操作や口文字でのやり取りが普段通りにできない。
※救急隊が到着した頃にはSpO2が下がっていたのでしょう、私の意識が朦朧とし受け答えができない状態でした。
・消防との電話でヘルパーではすぐに答えられない点があった。
などの課題が残ったのでこれらも再度詰めておきます。

何故ならまた起こりそうな気がするからです(笑)