脳波による意思識別システム | Route 9  西へ東へ

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難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患し気管切開した ポンコツおやじのブログです。
自分では 視線入力で意思伝達装置のmiyasukuを操作することしかできません。
ベッドの上で天井を見つめながら あれこれと思いを巡らせる毎日です。

現在 脳波で意思を伝える研究が各地で行われ、ツールの製品化に向けて実験や開発が進められています。

島根県立大学の加納尚之教授は、ALSの症状が進行しTLS(完全閉じ込め症候群)となった患者のために、Androidスマートフォンを用いて脳波(ERP)を処理し 患者のYES/NOの意思を特定するアプリを開発されました。

これはTLSになったとしても意思疎通が叶う画期的な研究です。

このアプリを企業と協力して製品化するため、アプリの更なる性能の向上を図る臨床研究に私も協力しています。

脳波コミュニケーションツールの実用化に向け 理解と協力が更に広がることを願います。

 

こちらは加納教授の論文です。




加納教授が撮影された『龍雲』です‼