現在 脳波で意思を伝える研究が各地で行われ、ツールの製品化に向けて実験や開発が進められています。
島根県立大学の加納尚之教授は、ALSの症状が進行しTLS(完全閉じ込め症候群)となった患者のために、Androidスマートフォンを用いて脳波(ERP)を処理し 患者のYES/NOの意思を特定するアプリを開発されました。
これはTLSになったとしても意思疎通が叶う画期的な研究です。
このアプリを企業と協力して製品化するため、アプリの更なる性能の向上を図る臨床研究に私も協力しています。
脳波コミュニケーションツールの実用化に向け 理解と協力が更に広がることを願います。