入院中の年末年始 | Route 9  西へ東へ

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難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患し気管切開した ポンコツおやじのブログです。
自分では 視線入力で意思伝達装置のmiyasukuを操作することしかできません。
ベッドの上で天井を見つめながら あれこれと思いを巡らせる毎日です。

今年もよろしくお願いします。

年末年始は退院して家族と過ごす方もいれば、逆に年末年始だけ入院される方もいるそうです。
正月くらいはという患者の願いや家庭の事情があるのでしょう。

一般病棟なら飾り付けをしたり Xmasに演奏会をされるようですが(今はコロナ禍でやらないのかな?)、個室で寝たきり状態の私は Xmasも正月も関係なく、普段と変わらず刺激のない退屈な毎日を過ごしました。

風呂もありませんし、正月用のスペシャルな栄養剤も出ません。21時には消灯です。
文字通りの寝正月です(一年中ですが…)。


一年前は「今年の抱負は?」と聞かれても 直ぐには答えられませんでした。
「自分で頭を掻くこともできず、半年後にどうなっているのかも分からないのに 抱負もクソもないだろう」と答えておきました。
気管切開をして迎えた今年も そんなに変わりませんが、これから長い闘病生活が始まると思うので、図々しく我がままに生きてやろうと思っています(笑)。