気管切開する前のドタバタ劇 その 2 | Route 9  西へ東へ

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難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患し気管切開した ポンコツおやじのブログです。
自分では 視線入力で意思伝達装置のmiyasukuを操作することしかできません。
ベッドの上で天井を見つめながら あれこれと思いを巡らせる毎日です。

今回はコロナウイルスに感染した話です。

当初は 8月10日に入院して15日に気管切開する予定だったんですが、コロナに家族感染し 手術は延期になってしまいました。
その様子を時系列で書いてみます。

8月9日
娘が発熱と喉の痛みを訴える。
発熱外来でPCR検査を受けると陽性反応が出た。
明日 入院予定の病院に事情を伝えると、直ぐに入院と手術の中止が決定。
ケアマネージャーに連絡し、感染した場合の行動計画を相談する。
娘は40℃近い熱が出てダウン。辛そうだ。

8月11日 
妻も喉の痛みの症状が出る。抗原検査は陰性。
私はまだ無症状だが、基礎疾患があるので 陽性反応が出たら入院できるようにケアマネに確認を取る。

8月12日
妻 発熱 抗原検査で陽性反応が出る。保健所に連絡。
私 無症状だが PCR検査で陽性反応が出る。

8月13日  
訪問ヘルパー事業所の介護タクシーでかかりつけの病院に入院する。
CT検査で軽い肺炎が見られ、ラブゲリオを投与される。
夜になり喉の痛みが出る。熱は38.6℃、心拍数125前後 酸素飽和度90前後。

ほとんど眠れなかった。

8月14日
朝の検温 38.6℃ 坐薬入れる。
心拍数100前後 酸素飽和度95前後
 
8月15日 
朝の検温 37.1℃ 酸素2L注入 
心拍数100~80前後に下がる  酸素飽和度97前後

8月16日 
朝の検温  36.1℃  せき、痰、頭痛なし 
血圧99 心拍数75前後 酸素飽和度98前後


16日以降は体調も落ち着いて、8月23日に退院しました。
妻と娘も ワクチン接種を3回していたんですが、感染する時は感染しますね。

でもワクチン接種していたので、三人とも重症化せずに済んだんだと思います。

ALSも「治りました!」と言える日が早く来てほしいですね。

 

 



入院日の様子です。暑い中 ありがとうございました。