冬から春へ...4月までの8冊 | かめさん 第二章のブログ

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みんなが幸せに過ごせますように...♡
日常の出来事を日記のように残したブログです

 

今年は本を読む時間が増えたはずが

 

月2冊のペースに留まっています

 

 

 

 

どうも忙しい時ほど

 

本に逃げて現実逃避する

 

 

 

そんな習慣になっている気がします

 

 

 

 

 

そんな中での8冊の本の感想を残します

 

 

 

 

今年の1冊目は

 

「かがみの孤城」

 

辻村深月さんの作品

 

 

 

少し前に出版され


昨年映画化もされた作品

 

ヒマワリ



人には当たり前と思える日常も


自分には心に重くのしかかってくる


「闘わなくてもいいんだよ…」


状況は違えど


同じ孤独感を抱く者たちの間に
優しい繋がりが芽生える



そんな7人の絆に感動の涙が...( ᵕ ᵕ̩̩ )
 

 

チューリップ赤

 

 

 

今年の2冊目は

 

「ちょうちんそで」

 

江國香織さんの作品

 

 

 

 

安らげる場所のはずなのに


一風変わった閉鎖的な家族



でも個々の孤独感はなく…


それぞれが
限られた空間の中で生きている

 




昔の記憶を架空の妹と語り合い


非現実を生きる先に希望はあるのか…

 

 

チューリップ紫

 

 

 

 

今年の3冊目は

 

「ないものねだりの君に光の花束を」

 

汐見夏衛さんの作品

 

 

 

 

周りの目を気にせず
どう思われてるかも考えない


誰かと比べるよりも
自分らしく素直に生きてみる


たとえそれが脇役だったとしても


脇役も
その人の人生においての主人公

 

クローバー


いまある幸せを
大切にしたいと思わせる作品

 

ブーケ1

 

 

 

 

今年の4冊目は

 

「湖の女たち」

 

吉田修一さんの作品

 

 

 

推理小説と思って読み始めた1冊

 



でもそこにあったのは
ある出来事をきっかけとした人間模様


明確なものではない
とても不思議な感覚が満ちてくる


それぞれが何かに執着し
それ自身に酔いしれているかのような


結末を見せない終わり方で
謎めきながら情景が物語ってるが…


見えない何かを追うような…




作品の伝えたいものは何だったのか?

ちょっと不完全燃焼な作品

 

 

 

 

今年の5冊目は

 

「わたしに会いたい」

 

西 加奈子さんの作品

 

 

 

 

短編8作品で構成の一冊


生きる辛さの中で
自分の存在観を見つける難しさ

 



強く生きるための言葉の中で...

正しさって時々

人をものすごく傷つけることがあるんだ

 

と言うのが印象的



色んな人生において1人ひとりが生きやすい


そんな世の中になればと願ってしまう

 

にっこり

 

 

 

 

 

今年の6冊目は

 

「ひとりでカラカサさしてゆく」

 

江國香織さんの作品

 

 

 

 

冒頭の事件から
推理ものに進むのかと思いきや…?



3人の死がなければ
出会わなかった家族や仲間の話


たくさんの登場人物の
それぞれの気持ちが描かれているが


分かる人にはわかるけど
分からない人にはわからない話

凝視



江國さんらしい少々難解な物語

 

 

 

 

 

今年の7冊目は

 

「風の港」

 

村山早紀さんの作品

 

 

 

実力があっても良い風に恵まれず
身動きが取れない時もある

かたつむり

そんな時は風を待てばいい


良い風が吹くその日まで𓏸︎︎︎︎⁡𓈒 𓂃お茶

 



それぞれが人生の旅を生きていく


空港を舞台にした
心がほっこり温まる一冊

 

 

照れラブラブ

 

 

 

 

今年の8冊目は

 

「崩れる脳を抱きしめて」

 

知念実希人さんの作品

 

 

 

 

誰もが爆弾を身体に持ちながら
いまを生きている

 

チューリップ黄

いつ死ぬかなんて誰にも分からず
それが明日かもしれないのに...


そんな中でも
愛と希望を持って前に進む


最後の結末に思わず目が潤んでしまう
感動の医療ミステリー

 

🩺

 

 

 

 

今年最初の8冊も

 

多くの感動を与えてくれました

 

桜

 

 

 

5月からもまた新たな感動を求めて

 

 

 

チューリップ赤チューリップ紫チューリップ黄