エンジンを分解していく。
↓
↓
↓
シリンダーを外した時点で問題多発!!
カムシャフトの軸及びヘッド側の軸受けとスリーブの状態が良くなかった。
・カムシャフトの軸と軸受け(画像の箇所のみ)
・カムホルダー
かなり焼き気味
・スリーブ(1気筒のみ)
長期保管による錆跡
車両仕入れ前、“エンジン始動動画を送ってもらって見た”し、実際出向いた時(買い付け時)、“輸入バイヤー立ち合いの下でエンジンを始動した”が、全く見抜けなかった・・・。
「あのエンジンの感じでエンジン内部がコレでは・・・」
『判別が出来ていない』し、『もう判別は出来ない!!』
と悟った・・・。
この状態のエンジンに困り果てている相棒1・・・。
“そうならないように”・“そうなった場合”の策を張り巡らせるのが私の仕事だ。
「こんなこともあろうかと思って、随分前に予備のエンジンを買ってある!」
と進言する。
相棒1からすれば“その存在すら知らなかった”だけに寝耳に水だったようだ。
倉庫から予備エンジンを引っ張り出してくる。
予備エンジンを分解する。
↓
↓
イイ!!!
クロスハッチ残ってル
イイ!!!
状態E~ゼ!!!
元の腰下をバラしていく。
↓
分解後
剥離屋さんにGOだ。
目も利かない・・・
耳も利かない・・・
良い車両は高過ぎて買えない・・・
悪い車両の悪い箇所部品が手に入らない・・・
車両仕入れが難しい時代になってきたな・・・。