おはこんばんちは~
2017年の映画ですが、Netflixでは新着の映画
「Wonder」(ワンダー 君は太陽)
ジュリア・ロバーツ、オーエン・ウィルソンというなかなかの出演者ですが、
本当の主役は、天才子役と言われているジェイコブ・トレンブレイ君。
でも、彼だけじゃなく、周りの子役たちがみんなすごくうまい。
物語は、トリ―チャーコリンズ症候群(顔が変形して生まれる非常に稀な病気)の少年オーガスト(オ―ギ―)・プルマンが主人公の、ベストセラー児童小説「Wonder」がベースになっています。
視力、聴力を維持するために、様々な手術を受けたオーギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は4年生までは母親がホームスクール(家で親が教師となり、カリキュラムをこなす)で学んでいましたが、5年生から母親の意向で普通の学校に通うことになりました。
オーギーの両親役がジュリア・ロバーツとオーウェン・ウイルソンです。
校長のトッシュマン先生はとても理解があって、
3人の案内役の生徒を選び、まずオーギーと顔見知りにならせ、学校を案内させました。
全ての学校の校長先生がこうであったら良いのにと思うような先生です。
しかし、実際に学校が始まると、予想通り彼は奇異な目で見られました。
オーギーは自分を元気付けるために大好きなスターウォーズのことを、
自分が宇宙飛行士だったりすることを想像します。
あからさまに悪口を言う子たちもいます。
一緒にランチを食べてくれる子なんていません。
オーギーの姉のヴィア。
高校生になります。
両親が弟にかかりっきりなのをよく理解し、
母親からは世界一物分かりの良い姉、と言われてます。
でも、本当はは母親とゆっくり過ごしたいと思っています。
特に、自分のよき理解者であった祖母が亡くなり、
唯一の親友だと思っていたミランダが、自分を避けるようになったので、寂しさを覚えていました。
3人の案内役の生徒の1人ジャックとはあることをきっかけに仲良くなり始めますが、
ジャックが他の友人と話していた言葉に傷つき、オーギーは彼を避けるようになります。
そんな時、1人で食事をしているオーギーのテーブルにやって来た女の子がいました。
サマーでした。
彼女は何の偏見もなく、オーギーの友達になろうとします。
サマーのお陰で、ジャックは自分が知らないうちにオーギーを傷つけていたことを知ります。
今時ですね^^ オンラインゲームを通して仲直りする2人。
というように、オーギーの学校での5年生の1年間がつづられるわけですが、
心配しながらも励ましつつ学校に送り出す両親。
家族の中心が弟だと分かっていながら孤独を感じる姉。
離れて行ったのには理由のあるミランダ。
オーギーに対する考え方が変わって行ったことに気が付くジャック。
受け持ちの先生の、普通な公平さ(ありそうで無さそうな)。
いじめっ子の両親がモンスターペアレント。
飼犬のデイジーが可愛い。
ちょっと悲しいけど。
映画画像は全て検索サイトからお借りしました。
そんなことが淡々と進んで行きますが、ストーリー展開が良く、ダレない。
そして最初にも言いましたが、子供たちが上手い。
ラスト近くはじわじわ泣きです。
「秀作」ですね。
ジュリア・ロバーツとオーエン・ウィルソンの出ている(今でもあるのかな~)文部省推薦映画…みたいな(笑)
日本のネトフリでは配信していないみたいです。
「ワンダー君は太陽」という邦題が付いていますから(7年前のですし)、DVDが出ている?どこかの配信で観られる?かもと、ちらっと調べてみただけですがAmazon で観られそうです。もし見つけた時はためらいなくご覧ください。
「秀作」です。