〜力を抜いて生きていく〜 -3ページ目

〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より重い症状に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にしています。拙い詩集ですがご覧ください✎


その目が、すべて



また 不安を渡してしまった


もめるのは

いつもこの時間


戦場へ向かうあなたに

朝からこぼしてしまう

わたしもわたし


わかっていても

止められない日がある


あなたはしばらく

とり乱したけれど


二人のよいところは
弱さを

すぐ認めあえること


「きみは何も悪くない」


やっぱり、さいごは

わたしを責めずに

大きな体で
小さなわたしを包む



チェスターコートの
肌触り

いつもの匂い


張りつめていたものが

ゆるんでいった



わたしの決意を

あなたは

止めることなく

ただ

受け取った





もう出かけたと思った頃

寝室に戻ってきて


「至らなくてごめん」


横たわる 

わたしの

両手を握る


かぼちゃで
命をつなぐ手は
いつのまにか

まっきいろ


「あなたは何も悪くない」

オウム返しに言う


「ならば
どちらも悪くない

褒め合いっこだ」


そう言って

見つめた瞳は

いつになく潤んでいた


その目が、全てだった



※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。


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