呼吸が重なるまで | 〜力を抜いて生きていく〜

〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より重い症状に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にしています。拙い詩集ですがご覧ください✎


呼吸が重なるまで




もうなにも

着飾りたくなかったから

5分前に

わたしはピアスを外した


今日は何も確かめない

いいひとにもならない

このままでいい


わたしの弱さをさらけだして

もし去っていくなら

それも風の行き先





わたしは ただ そこにいて

力を抜いて委ねる


手のぬくもりが

力の抜けなかったからだを

ゆっくりと溶かしていった


この感覚に

言葉は見つからない——



瞼がゆっくり落ちて

くちびるから

ふぅと

深く息が漏れる


まるで 

ほどけきれない朝に 

身を預けたような 

やさしさに包まれた


わたしのゆるみが

波紋のように広がると


ふたりの間を流れる空気に

音のない波がおとずれる


そうか

近頃のわたし 

ずっと

閉じてただけだったんだ





力がはいらないほど

感覚は素直になっていく


わたしが受けとりひらくと

もう一つの呼吸が

自然と重なりあう


この、シンプルで

心地よい世界


なんてやさしい

触れずに触れている時間だろう



※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。


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