ねえ
怯えてばかりいないで
希望の話を
未来の話をしようよ
「今一番何がしたい?」
キミに
こころの曇りを話した日
キミが私に質問する
その瞬間 思い出したの
かつて
クライアントに
何度も投げかけた
“魔法の問い” を
「そこは 制限も遠慮もない 自由な世界。
もしも 魔法の杖が使えて
どんな自分にもなれるとしたら――
あなたは どんなふうに生きたい?」
それを 今度は
わたしが
わたし自身に
問いかけて
そばにいる
キミに聞いてもらう
自由に動ける身体になりたい
自由に動ける身体になったら
日本中を旅したい
日本中を旅できたなら
五感のすべてで
世界を感じて
そしたら
わたしは
わたしは、、、
わたしの真の願いに
たどりついた時
キミは
素敵な夢って
静かに受け止めてくれた
じゃあ次は
キミの番
キミの魔法の杖を
魔法の問いを
聞かせてよ
頭の回転が早いキミは
この展開を先に
キャッチしてる
でも
さいしょに
出てくる言葉は
やっぱり若き青年
あたらしい車
プレステ
そうね
それも真実だけど
真の願いは
もっと
も、、っと
深いところに眠っているのよ
キミはまだ
目覚めの前の
願いに
気づいていないのかもしれないね
私がそう口にしたら
誠実なキミは
“これは一晩考えないと出てこない”
そうつぶやいた
適当に交わして
終わらせない
そんな
真面目なところが
キミの魅力
わたしと
同じように
キミも未来に
悩んでいることが
わかるから
“じゃあ1週間後の宿題”
あえてそう伝えたんだ
そう
これは
わたしたちが
真の夢に
辿り着くために
必要な
祈りのような
問いかけ
ねえ
怯えてばかりいないで
希望の話を
未来の話をしようよ
外は
暑いのに
時折涼しい風が頬を撫でる
もうじき
それぞれの
夏を迎えることを
静かに告げるように
街路樹の
ピンクのサルスベリが
青空の下
そよ風に
やさしく
揺られながら
ゆっくりと
花をひらかせている
※私two-miracleの綴る詩は
わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。
この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。


