自分なのに | 〜力を抜いて生きていく〜

〜力を抜いて生きていく〜

51歳主婦の詩集✎
*2014年脊椎関節炎&軽症線維筋痛症発症2017年寛解
*2023年春再発→痛み広がり1度目より重い症状に。いつか今より元気になりこの宿命の答えを見つける日がくると信じ每日精一杯生きてます。様々な愛の形を詩にしています。拙い詩集ですがご覧ください✎


自分なのに



過去のアーカイブを読み返した

そう、何度も――


何かヒントがあるはずだ、と 必死で 探した

あの頃も、身体の痛みと共に生きていた私


まだ四十歳

今より若く、まるで自分の妹のようで――


過去の言葉から力をもらえるに違いない
希望の断片があるに違いない

そう信じて疑わず、

手探りで深く遡っていった



けれど現実はどうだろう
勇気になるどころか
励みになるどころか

比べる数字ばかりが浮かんでくる


――あの時はできていた
――今より動けていた

――友と会うこともできた


痛くとも
苦しくとも
それでも前を向いていた

若さも、パワーも、あった


自分なのに
過去の自分に嫉妬する

相手は私自身なのに


そんな感情に沈んでいることが

何よりショックだった



あの頃も苦しかった
でも今は

あの時にはなかった種類の痛みがある



寛解を得てから知った
喜び
幸せ
安らぎ
感謝

達成感


約七年間
元気で過ごせた日々への

強すぎる執着



それは “今” から視線を逸らしている 証


一度乗り越えたからこその苦悩

一度乗り越えたのに再び立ちはだかる現実


わたしには

まだ向き合えていない 課題 があるのだ



治ったと思っていた病が戻った人
成功から転落した人

同じ過ちを繰り返した人



皆、今の私のような心境に触れるのだろうか?


わたしはこの執着を

どう手放せばいいのだろう


わからない——
今はまだ

この自分を否定し続けたまま


“良い意味でのあきらめ”

その境地には辿り着けそうにない


明け方
涙は頬から耳へ流れ
耳の奥へと届き
ぼわんとした感覚だけが

静けさの底に 残った


わたしはただ
泣き続けることしかできなかった


※私two-miracleの綴る詩は

わたしの心の内や創作の中に
同時に存在する、いくつもの
愛のカタチを描いています。
誰かを裏切ったり
否定する意図はなく
ただ、一人の人間の記憶として
心を込めて紡いだものです。


この詩に触れた方が
それぞれの心にある愛の記憶と
静かに響き合えますように。


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