結婚式を行うにあたり結納や挙式などの儀式やしきたりがあります。
それだけではなく衣装、引き出物や装花、
料理に関しても日本のおせち料理に代表されるように実は意味があります。
そして以前にも述べましたが結婚披露宴には進行にも意味があります。
披露宴の進行は新郎新婦入場に始まり主賓の方よりご祝辞を賜ったりご友人などからスピーチやご余興をいただいたり、
そして有名なセレモニーとして「ケーキ入刀」それに続いて「ファーストバイト」や「ラストバイト」
「キャンドルサービス」などがひと昔前からいまも人気です。
そのひとつひとつにも意味があります。
◇ケーキ入刀
新郎新婦二人最初の共同作業。
◇ファーストバイト
新郎から新婦へは「一生食事に困らせない。」新婦から新郎へは「一生美味しい食事を作り続けます。」
◇ラストバイト
ご両家お母さまから新郎新婦へは「これであなた達に食べさせてあげるのは最後です。」
◇キャンドルサービス
新郎新婦の幸せのお裾分け
以上が一般的に言われている意味です。
結婚式にご参列されたことのある方は司会者がコメントをしているのを耳にされたことがいらっしゃるかもしれませんね。
そんな披露宴の進行の中で個人的に好きなセレモニーがあります。
「キャンドルリレー」「キャンドルブロー」です。
◇キャンドルリレー
テーブル上にあるキャンドルに火を移すキャンドルサービスとは異なり新郎新婦が手に持っている小さなキャンドルを各テーブルの代表者のゲストが手に持つキャンドルに火を移しそのゲストがテーブル内のゲストに受け取った火を回していきます。
意味としてはキャンドルサービスと同じく新郎新婦の幸せのお裾分けです。
同じ意味でもひとつのテーブルに火を移すのとご参列者全員に火を移すのではしっかりと幸せを受け止められそうな気がしますよね。
◇キャンドルブロー
全員に火が回ったら一斉にその火を吹き消します。
その火を吹き消すことで新郎新婦からいただいた幸せを閉じ込めるという意味がキャンドルブローにはあります。
その時会場の照明、音楽はすべてなくして吹き消した瞬間は静寂に包まれます。
その瞬間がとても神聖で穏やかな雰囲気になります。
キャンドルリレー、キャンドルブローの意味を知っているとその気持ちも深まります。
ただし過去にあったキャンドルを用いたセレモニーで残念に思ったことがあります。
➀テーブル数が多かったため新郎新婦が特定のテーブルのみラウンドして他のテーブルはスタッフが点火した。
➁キャンドルブローを行った際にテーブル上にセットしてあった装飾用のキャンドルが灯っていた。
どれも本来の意味を成さずただセレモニーを行っただけです。
実際に➀の披露宴のご参列者から漏れた言葉。
「新郎新婦がつけてくれるんじゃないんだ・・・。」
ごもっともですよね。
おふたりのためにご参列いただいたのに関係のないスタッフが自分たちのテーブルに火を点けるんですから。
ケーキ入刀を新郎とご友人が行うようなものです。
➁に至ってはあの神聖な暗闇がなくなりせっかくの雰囲気が半減してしまいます。
昔から伝えられてきたセレモニーの意味は大切にしたいです。
おふたりがされたいことがあったらその意味を踏まえた上で進行を作っていただきたいなと思います。