激録!!双子密着24時 ~涙と笑いの育児物語~ -6ページ目

わんだーらんどでワンダホー

猛暑のためベランダに設置したよしずも撤去し、
すっかり秋めいて参りました。

Panaは相変わらずの抱っこオバケで、
最近ではPanaをおんぶ紐で背負ったまま
掃除や洗濯をするのが日課となりました。

日々、約10キロの重しを付けてのトレーニング…。
この修行を終えた暁には、天下一武道会に出場したく思います。

さて、少し前の話になりますが、
NHK「いないいないばぁ」のコンサートに行って参りました。

チケット購入は抽選で、非常に競争率が高いと聞いておりました。

電話1回線につき1申し込みということでしたので、
実家の電話や携帯などを駆使しまして、10回線分申し込みをしました。

その結果、なんとか1回線分のみ当選することができました。

子供以上に親がドキワクしながら行ったのですが、
やはりいつもテレビで見ている人達を生で見ると、
お恥ずかしながら興奮いたします。
生ワンワン!生ことちゃん!

母は若い頃、熱心なジャニーズのおっかけでしたので
その時のトキメキを思い出し、気持ち若返った気がします。
手元にペンライトやうちわがないのが、非常にもどかしい。

双子達も、座席を乗り出し、喰い気味で見ておりました。
まだまだ記憶には残らない年齢かもしれませんが、
できるだけこういう経験をさせてあげたいものです。

会場ではグッズ販売や、写真撮影のできるコーナーなど、
コンサートならではの醍醐味を味わうことができました。
小さいお子さんがたくさんなので、常にざわざわしていて、
多少はぐずっっても大丈夫!な雰囲気です。安心感があります。

テレビ放送もあるようなので、うちの子映ってるかしら…
と放送をチェックするのもまた一興です。

■父のつぶやき

半年前までは「ぱわわぷたいそう」のことを「パワーアップ体操」などと言っていた父も、
今ではすっかりEテレファンです。
「おかあさんといっしょ」「みいつけた!」「いないいないばぁ」の曲はほとんど覚えました。
Eテレって結構おもしろい番組をやってるんですね。
今までは、春と夏の高校野球ぐらいしか見てなかったんですが、
ここ数ヶ月は、確実に受信料の元は取っていると思います。

そんなわけで、ワンワンわんだーらんどはとても楽しめました。
個人的には「かきこき こおり」を聞けなかったことがちょっと心残りです。
シャイなあんちくしょうなので、普段はライブに行ってもあんまりノリノリになれないのですが、
子供がいると、恥ずかしさもどこへやら。
はしゃいだ姿がテレビに映ってないことを祈ってます。

次はおかあさんといっしょのファミリーコンサートのチケットをなんとしてもゲットしたいところです。

抱っこオバケ

このところ、ずっとPanaに手を焼いています。
起きている間中、執拗に抱っこを要求するのです。

朝も目が覚めた瞬間から、私がまだ目をつぶっていても
両手を差し出し泣きながら抱っこ要求。
薄目で様子を伺いつつ狸寝入りを決め込んでも、
ずっと泣きながら要求。

夜も添い寝で寝かしつけがうまくいかない日は、
ひたすら泣きながら抱っこを要求。
こうなると、おしゃぶりとトントンで落ち着かせようとしても
もはや聞く耳もたず、という状態です。

一日は、抱っこに始まり抱っこに終わります。
日中もフラフラ~と近づいてきては抱っこ抱っこ…。
遠くにいても、姿が見えると手を伸ばして抱っこ抱っこ…。
こけても抱っこ、泣いても抱っこ、ご飯中も抱っこ、
NO Dakko No Lifeです。

ここ数週間で、急にお母さんっ子になってきた気がします。
父が隣にいても、私にひっついて離れません。
掃除機をかけていても、私の服の裾を握り締めながら
ヨチヨチ歩きでどこまでも同伴です。
もうこのお客様には指名されたくないです。

何かトラウマでも?と思うほどに、
少しでも離れると慌てて泣きながら追ってきます。
もう捨てたいっ!と絶叫したことは何度もありますが、
さすがにもうそろそろマジで捨てられっかも…と
危惧しているのでしょうか?
もう1歳4ヶ月にもなるのですから、
そんな行動が余計裏目に出ていることを理解すべきです。
majiでPoiする5秒前ですよ!

そんな状態なので、児童館に行っても大変です。
少し前までは二人とも私から離れて勝手に遊んでくれていたのですが、
何故かAltaまで第二次人見知り期に突入したようで、
二人して私にすがり付き、何かに恐れおののき、泣きながら抱っこを要求してきます。
Altaは私の首に手をまわして、震えながら肩に噛り付くという乱心ぶりを発揮。
今でも私の肩にはAltaの歯型がくっきり残っています。

しかしながら、私が不在で父が留守番している時は
意外と二人ともお利口にしているそうです。
私が家にいなけりゃいないで、全然問題ないようです。
では、あの執着は何だったの?と言いたくなります。
世知辛いもんです。

■父のつぶやき

こちらから手を差し伸べても、プイッと横にいる母に抱っこ要求されるのは
なんとも切ないものです。
Panaに対する愛情は決して母に負けてないのに!
ねるとんで振られるのってこういう気分でしょうか。
差し出した手の行き場がありません。

そんなPanaですが、父に甘えてくることもあります。
立ってると、足にしがみついたり足の間をトンネルのようにくぐったりするのですが、
明らかにくぐる時に頭をちょっと下げてます。
ということは、父の股下はPanaの身長より…!!

甘えられても振られても、切なさの残る父でした。

乳幼児ひしめく児童館

今年の4月、双子が1歳になる少し前から、
児童館に通っています。

それまでは、私一人で双子を連れて出かけるなど無理無理無理ィ!
と思っていたので、なかなか行動範囲が広がらなかったのですが、
いざ児童館に行ってみると、子供大好きオーラ全開の先生が
「あら!新入り双子ちゃん?!」と目をキランと光らせ、
率先してお手伝いしてくださいました。

一人がぐずっている時は、もう一人を見ていてくれたり、
ベビーカーから部屋に移動する時も、抱っこして連れて行ってくれます。

ただ、一度だけ別の児童館に行ってみたのですが、
そこは「自由に入って自由にしゃべって帰ってください♪」的な放任主義な現場で、
それはそれで、ゆる~い感じでよかったのですが、
やはり双子を両脇に抱えて移動するのは少々大変でした。

対応も児童館によると思いますので、初めてで不安な場合は、
事前に電話で「双子なんですけど、移動などお手伝いお願いできますか?」
と確認しておくと安心かもしれません。
何度か足を運んでいるうちに、他のお母さんとも顔見知りになってきて、
「もう一人連れてくる間、見ててもらえます~?」ってのも
できるようになると思うので…。

今は週1回午前中に45分間の乳幼児クラスに行っています。
内容は歌や手遊び、体を使った遊び、たまに工作やプールなどがあります。
それが終わった後は、子供も大人もフリータイムです。

今年度1歳児の集まりですが、うちの子は5月生まれなので
かなり大きいほうです。
保育園に入れていないと、同じくらいの月齢の子が大勢いる場所に行くことがないですし、
初めての時は双子達もキョロキョロ戸惑っていたようですが、
今となっては母には目もくれず、母の監視の目を撹乱するためか、
見事に二手に別れて遊んでいます。
監視員としては、目が届くよう一箇所に固まっていて欲しいものです。

まだまだ皆で仲良く遊ぶ…というのは無理な月齢ですが、
押し合い、へし合い、もみ合い、時々おもちゃを奪い合いながら遊んでいます。
時々、テンションがあがった乳児の雄叫びが部屋中に響渡り、
それにビビッたPanaの号泣も轟きます。
幸いなことに、Panaもよその子には暴力を振るっていません。今のところは。
つまりはAltaを認識して、Altaのみターゲットにしているということですね…。
末恐ろしいです。

まだまだおもちゃをベロベロと舐めたり、口に入れてみたりするお年頃なので
最初のうちは「あぁ…衛生面はどうなのでしょう…」と
コソコソ拭いてまわったりしていましたが、だんだん慣れてきて、
「まぁそれぐらいいいか」と思えるようになりました。
あらゆるものに神経質になっていた新生児の頃から比べると、
母も成長です。

児童館に通うようになってから、近所にママ友もできました。
行くまでは、いろいろ躊躇していましたが、思い切って外の世界に飛び込んでみると
新しい出会いや経験ができていいものだなぁと思います。
児童館は冷房も効いてますしね…。
いつも行っている児童館と別に「双子の会」なるものもあるので、
そちらにも参加していきたいと思っています。

同じ悩み、経験を共感できる人がいると、育児
における悲劇も喜劇にしやすいです!