抱っこオバケ | 激録!!双子密着24時 ~涙と笑いの育児物語~

抱っこオバケ

このところ、ずっとPanaに手を焼いています。
起きている間中、執拗に抱っこを要求するのです。

朝も目が覚めた瞬間から、私がまだ目をつぶっていても
両手を差し出し泣きながら抱っこ要求。
薄目で様子を伺いつつ狸寝入りを決め込んでも、
ずっと泣きながら要求。

夜も添い寝で寝かしつけがうまくいかない日は、
ひたすら泣きながら抱っこを要求。
こうなると、おしゃぶりとトントンで落ち着かせようとしても
もはや聞く耳もたず、という状態です。

一日は、抱っこに始まり抱っこに終わります。
日中もフラフラ~と近づいてきては抱っこ抱っこ…。
遠くにいても、姿が見えると手を伸ばして抱っこ抱っこ…。
こけても抱っこ、泣いても抱っこ、ご飯中も抱っこ、
NO Dakko No Lifeです。

ここ数週間で、急にお母さんっ子になってきた気がします。
父が隣にいても、私にひっついて離れません。
掃除機をかけていても、私の服の裾を握り締めながら
ヨチヨチ歩きでどこまでも同伴です。
もうこのお客様には指名されたくないです。

何かトラウマでも?と思うほどに、
少しでも離れると慌てて泣きながら追ってきます。
もう捨てたいっ!と絶叫したことは何度もありますが、
さすがにもうそろそろマジで捨てられっかも…と
危惧しているのでしょうか?
もう1歳4ヶ月にもなるのですから、
そんな行動が余計裏目に出ていることを理解すべきです。
majiでPoiする5秒前ですよ!

そんな状態なので、児童館に行っても大変です。
少し前までは二人とも私から離れて勝手に遊んでくれていたのですが、
何故かAltaまで第二次人見知り期に突入したようで、
二人して私にすがり付き、何かに恐れおののき、泣きながら抱っこを要求してきます。
Altaは私の首に手をまわして、震えながら肩に噛り付くという乱心ぶりを発揮。
今でも私の肩にはAltaの歯型がくっきり残っています。

しかしながら、私が不在で父が留守番している時は
意外と二人ともお利口にしているそうです。
私が家にいなけりゃいないで、全然問題ないようです。
では、あの執着は何だったの?と言いたくなります。
世知辛いもんです。

■父のつぶやき

こちらから手を差し伸べても、プイッと横にいる母に抱っこ要求されるのは
なんとも切ないものです。
Panaに対する愛情は決して母に負けてないのに!
ねるとんで振られるのってこういう気分でしょうか。
差し出した手の行き場がありません。

そんなPanaですが、父に甘えてくることもあります。
立ってると、足にしがみついたり足の間をトンネルのようにくぐったりするのですが、
明らかにくぐる時に頭をちょっと下げてます。
ということは、父の股下はPanaの身長より…!!

甘えられても振られても、切なさの残る父でした。