今年の日本シリーズは、オリックス・バファローズ対阪神タイガースの対決になりました。
この対決、実は阪急絡みで因縁があるんですね。
オリックス・バファローズは1988年オフに阪急からブレーブス球団を譲り受けてから、以下の変遷をたどります。
オリックス・ブレーブス(1989年~1990年)→オリックス・ブルーウェーブ(1991年~2004年)→オリックス・バファローズ(2005年~)
ということで、こちらはかつて阪急が所有していた球団です。
一方の阪神タイガースですが、こちらは某Mファンドによる阪神電鉄株式の買い付けを阻止するため、阪急への統合という道を選びました。
ということで、今の阪神タイガースは実質阪急が保有していると言えます。
そういう意味では、今回の対決は、旧阪急(オリックス)対新阪急(阪神)と言えます。
ただ、この戦い、昭和のうちに見たかったです。
1984年に阪急ブレーブスがパ・リーグを制覇しましたし、次の年に阪神タイガースがセ・リーグを制覇しました。
これが一致していればと思わずにはいられません。
まあ、過去のことをどうこう言っても仕方ないので、今回の対決をしっかり見届けるしかありませんね。
この日の応援グッズはこちら。
宮城投手、有村架純さんの大ファンということで試合中は家に飾っていました。
その成果かどうかはわかりませんが、宮城投手は6回無失点。
おまけに、この日はいつもの森友哉選手ではなく、若月健矢捕手がボールを受けることに。
森選手はライトを守りました。
そうしたところ、1回裏に先制のツーランを放ち宮城投手を援護。
最後は1点差まで追い上げられましたが、3対2でオリックスが勝ち、3年連続日本シリーズに進むことになりました。
こちらが、クライマックスシリーズ優勝旗授与のシーン。
そして集合写真。
これはオリックスファンにとってうれしかったと思います。
見に来たロッテファンにとってもなかなか見られない贅沢な企画だったでしょう。
さて、試合展開ですが、今日はオリックス先発の山本由伸投手が乱調でした。
初回に5安打で3失点という立ち上がり。
しかし、こういう時に打線がつながりました。
4回裏にロッテの美馬投手から3点取って同点に。
6回表には山本投手が好調な荻野貴司選手から勝ち越しのタイムリーヒットを打たれます。
しかし、その裏先頭のセデーニョ選手がフォアボールで出塁後、杉本裕太郎選手のタイムリーツーベースですかさず同点に。
直後のマーウィン・ゴンザレス選手の打席で途中の暴投とフォアボールでノーアウト1、3塁に。
そこで紅林弘太郎選手が勝ち越しのタイムリーを放ち5対4。
宗佑磨選手の送りバントで1アウト2、3塁にした後、若月健矢捕手が高いバウンドのピッチャーゴロ。
さすがに4番手で投げていた東妻勇輔投手も1塁に投げてアウトを取るのが精いっぱいで6対4。
2アウト3塁の場面から、今日親指にデッドボールを受けた中川圭太選手が追加点のタイムリーで7対4。
7回表も登板した山本投手、連打でノーアウト1、3塁を許しました、ホームラン王のグレゴリー・ポランコ選手をライトフライに打ち取り、この回はその1点だけで7対5でリードは保ちます。
8回表は、ケガから復帰した吹田の主婦こと、山崎颯一郎投手が無失点で切り抜けると、その裏若月選手がツーアウト2塁からタイムリーツーベースで1点追加し8対5に。
9回表は平野佳寿投手が無失点で切り抜けそのまま勝利。
オリックスは、アドバンテージも含めて2勝0敗となり、あと2勝で日本シリーズ進出というところまで来ました。
山本投手も勝ってほっとしている感じです。
ヒーローインタビューは、何と4人。
左から、紅林選手、宗選手、杉本選手、若月選手です。
ヒーローインタビューを聞いて思ったのは、今日の山本投手は調子は悪かったが、いつもは打線がなかなか点を取れないところでも相手打線を抑えて勝ってきたので、今日は打線が山本投手を支えなければという思いが野手の中にあったことです。
特に若月捕手は山本投手の女房役として点を許してきただけに、一層ホッとしたことでしょう。
今日の勝ち方、明日からの先発ピッチャーにとっても安心感を与えると思います。
仮に失点しても、決定的に試合を壊さなければ打線が何とかしてくれるという気持ちを持つことができるからです。
そうなると、仮に序盤でノーアウトや1アウトでランナーが3塁にいても、アウトを取ることを優先するピッチングができることでピッチングの幅が広がり、心理的に追い詰められずにすみます。
その点でも、今日の勝ち方は大きかったと思います。
一方のロッテの側から見ると、山本投手のストレートを狙うという戦術は当たりました。
それで初回に3点先制しました。
ただ、エースの種市篤暉投手が出られない、佐々木朗希投手もフルでは投げられない、おまけにファーストステージは3戦目まで行って最後は延長10回まで行っただけにピッチャーの頭数が足りない状況でした。
そう考えると、ピッチャーが何とか抑えて今日勝って初めて勝負になるという気持ちだったでしょう。
やはり、今までの疲労があって逆転されたことで相当きつい立場になったと思います。
明日は、オリックスは田嶋大樹投手、ロッテはクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手という左腕対決。
ロッテ側は恐らくメルセデス投手が100球行かない場合も考えて継投策に出るでしょうから、オリックス側としては今日のように早目に先発を降板させたいところでしょう。











