今日の棋聖戦第1局、藤井総太七段が渡辺明棋聖に先勝しました。
先手が藤井七段、後手が渡辺棋聖です。
この将棋、最後が見どころでした。
この局面は、後手の渡辺棋聖が角を打って詰ましに行った局面です。
残り時間も短く、藤井七段も少しでも受け間違えると大逆転負けという局面。
しかし、藤井七段は冷静に受け切り、157手目に王手を受けながら▲2四桂と逆に王手をかけて渡辺棋聖の投了。
見事な勝利です。
この間、渡辺棋聖は126手目から156手目まで16手連続で王手をかけ続けました。
藤井七段の玉が中央に逃げた時点では詰みがないのがはっきりしましたが、それまでは本当にぎりぎりの勝負でした。
こういうところを正確に読み切るのはさすがですね。
さて、負けた渡辺棋王、あさってから名人戦の挑戦者として豊島将之名人と七番勝負を行います。
1日制、五番勝負の棋聖戦だけでも大変というのに、その合間を縫って2日制、七番勝負もあるというのですから、心身ともにタフでなければ務まりません。
今日の結果があさってからの名人戦にもどう影響するのかも見ものですね。

