おととい、昨日と行われた竜王戦第6局は、81手で挑戦者の広瀬章人八段が羽生善治竜王に勝ち、最終局にもつれ込むことになりました。
こちらは、勝った広瀬八段の様子。
今回の対局の驚きは、午後0時半の昼食休憩前に羽生竜王が投了したということです。
2日制でこの時間帯に終わるのは、時間的には非常に早いです。
さらに、投了図は明らかな即詰みのある状態です。
投了図からは、△5一玉か△5二玉のどちらかしかありません。
しかし、△5一玉は、▲4二銀 △5二玉 ▲5三香成まで詰みですし、△5二玉も、▲4一銀 △5一玉 ▲5三香不成までですので、投了やむなしです。
さて、第7局は山口県下関市の春帆楼で行われます。
下関は、羽生竜王にとっても因縁の地。
22年前の1996年2月14日に羽生竜王が当時の7大タイトルを全部制覇したのも、現在の下関市なのです。
会場は、今はなきマリンピアくろいでした。(当時は、豊浦郡豊北町で、2005年の大合併で下関市に編入しました。)
ここで、羽生名人が谷川浩司王将を4タテのストレートで王将を奪取し、七冠になりました。
(写真は終局直後の様子です。)
次の対局で羽生竜王が勝てばタイトル通算100期達成、逆に負ければ27年ぶりの無冠になります。
いずれにしても、七冠を取った地でどちらかが起きる可能性が高いだけに、非常に見ものです。


