(1)瀧山寺(岡崎市滝町) | ハニーちゃんがゆく!

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令和4年6月4日参拝

大樹寺の近くから始まっていた大沼街道の青木川を渡ると文永4年(1267)建立の三門(国重文)が現れました 👀

従是東瀧山御神領の碑が建ちます。




三門の前に垂木を逆さに打ったことの責任を取り自害した飛騨権守藤原光延という方の塚がありました。



よく見なきゃ分かわからないけど‥言われてみれば垂木が一本だけ逆さ。
この誇り高い仕事は国重文に認められています٩( ' ω ' )و



三門から瀧山寺までかなり距離がありました。

前情報ナシなので現地到着すると突然情報があふれて忙しい。

ここにも従是北瀧山御神領、そして

  ▶︎瀧山東照宮 

親切に全景図があるので見ておくと混乱しないと思います。

ちなみに観音堂には行ってません (;へ;)



|ω・) 結構すごい石段です。

ここは落ち着いて右側の坂道から、

やはり急勾配ではありますが舗装されているし小またのガニまたで歩くと楽ちんでした。



瀧山寺は天台宗の寺院で本尊は薬師如来。

朱鳥元年(686)役小角が青木川の滝壺より拾い上げた仏像を自作の薬師如来に納めて安置するため一堂を建てたことに始まります。

その後は領主が変わるたびに荒廃と再興を繰り返して鎌倉時代に佛泉上人が再興、

江戸時代に天海僧正の弟子の亮盛上人が中興しています。



|ω・) 見下ろすと吸い込まれそうな石段をチラ見して震える。



石段を登りきったとこの石灯篭がすごい。

  会津従四位上 少将 源朝臣正之

保科正之!! w(*゚o゚*)w

岡崎に会津松平初代の名前が〜!!

大好きな武将‥(*゚▽゚*)ノ

三代将軍家光と対面した直後の慶安4年(1651)に建立されていて、

いい場所に置かれてるあたりが泣かせるじゃないですか‥( ;∀;)



  播州赤穂城主 従五位下 浅野内匠守永直

忠臣蔵⁉︎ではなく赤穂藩初代藩主でした。

あの浅野内匠頭は3代藩主。



本堂は坂東霊場でよく見た外陣が土間床の密教式で格子戸の向こうにある内陣は真っ暗で何も見えなかった (;ω;)

本尊のほか十二神将とかいろいろ安置されてたらしいんですけど‥開帳は50年に一度らしい。

電気点けてー。



七間社流造の山王日枝神社。

山王権現は大世帯の7柱ですからね。

ご神像は7体祀られているのでしょうか。



水体薬師如来とはその名の通りお水です。



いい雰囲気の稲荷社の奥に水汲み場があるようです。



滝山寺の御朱印は宝物殿でいただきました。

拝観料は400円かかりますが絶対に行った方がいいです。



(2)へ続く。

■吉祥院陀羅尼山薬樹王院瀧山寺(滝山寺)
愛知県岡崎市滝町字山籠107