平成30年3月5日参拝
半僧坊に向かう途中にこんな貼り紙がありました。
回春院は矢印から徒歩3分程のかなり奥まったところにある建長寺の塔頭のひとつ。
地獄谷と呼ばれたこの地は春に桜の名所となる事から建長寺開基の言葉「深山幽谷の面々は春に廻る」が名称の由来になっているそうです。
回春院は臨済宗建長寺派の寺院で本尊は文殊菩薩、
開基は建長寺21世佛覚禅師です。
境内の大覚池は谷戸から流れてくる湧き水を貯めて水害を防ぐ調整池で、
創建当初から治水対策が取られていた事が分かります。
なんとなくお参りしづらい雰囲気ですが‥この貼り紙で安心したわ。
御朱印を待つ間は中に入れていただきましたが梅が見たくて外に出てきました。
コケとシダ植物が着生した老木に咲くみずみずしい梅の花。
不釣合いな美しさに色気すら感じる〜。
お寺の方の話では樹齢何年の梅かは不明ですが年々花が付かなくなってきてるそうです。
ムダな枝切ってみたらどうですかね
回春院の御朱印です。
■幽谷山 回春院
神奈川県鎌倉市山ノ内67