平成29年10月6日参拝
おそらく福井県の神社は人生初！
実はここスルーされそうになりましたが、
翌日の白山登拝に繋がる大事なお宮さんである事を力説し何とか寄ってもらいました (｀Д｀)ﾉ
平泉寺白山神社は白山三馬場（さんばんば）のひとつに数えられ白山信仰の原点である霊峰白山への登山道の起点です！
・越前 平泉寺白山神社 ← ココ！
・美濃 長滝白山神社
・加賀 白山比咩神社
当初は平泉寺というとても力のある天台宗のお寺さんで、
最盛期には48社36堂・6千の僧坊・寺領9万石9万貫・僧兵8千人を持っていたのが、
天正2年（1574）の一向一揆で全山が焼失してしまいました。
平泉寺といえばコチラの白山神社の事を指していて〝平泉寺〟というお寺はありません。
参道下の手水盤はお水が出ませんが、
御手洗池でお浄め出来ました！
御手洗池
ここは平泉寺の名前の由来になっている泉。
養老元年（717）神の住む霊峰白山の麓で修行を積む泰澄大師の前に現れた女神が、
「 なんやアンタ〜、ヒマやったら山頂までちょっと来たってや〜 ( ˘ω˘ ) 」
とおっしゃったので白山へ登頂して白山信仰の始まりとなったらしいです。
表参道へは戻らず御手洗池前の石段から上がってお詣りします。
福井県の苔寺という別称がある程、
境内は緑の苔で埋め尽くされています。
実際は京都のソレよりだいぶ美しかった！
勝山市の文化財に指定されている拝殿。
本殿の前で直接お詣り出来るので実質は絵馬殿のようです。
平泉寺白山神社 拝殿
社額は〝中宮平泉寺〟。
拝殿の裏手にまわり直接拝礼できます。
まずは真ん中の御本社から。
寛政7年（1795）に12代福井藩主の松平重富公より寄進された総檜造の社殿です。
次に御扉が開かれるのは平成37年ということです。
御祭神は伊弉冊尊です。
御本社（御前峰社）
薄暗くて越南知（おおなむち）社がピンぼけちゃったの残念でならない‥。
御祭神は大己貴尊です。
越南知社（大汝峰社）ぼけぼけ〜
別山社の御祭神は天忍穂耳尊。
御前峰・大汝峰・別山とは白山を構成する三つの山の事で、
白山奥宮に祀られるお宮がここにあるわけです。
別山社
別山社の前の鳥居は苔の保全の為か縄が掛けられ通ることが出来ませんでした。
御本社より少し上に三之宮と楠公墓所があったようですが、
同行者がいると自由が効かずここまで。
泣きたい‥( ﾉД｀)
その先はどうせ登山道だからと何とか自分に言い聞かせ、
両部鳥居をくぐりこのまま帰りました (；ω；)
社務所は参道左側にある門の奥です。
何となく入りづらい雰囲気ですが、
小さく「授与品はコチラ」みたいな貼り紙があるのでご安心を。
枯山水庭園も見れず‥
平泉寺白山神社の御朱印です。
初穂料はナント200円！
泣いてもいいですか‥(´；ω；`)ﾌﾞﾜｯ
なんて素晴らしい御朱印でしょう
滞在は30分くらいだったかしら‥。
全然足りない。
もっとゆっくりお詣りしたかったわ。。
行ったの◯のとこだけ〜
平成30年3月31日まで白山三馬場の牛王宝印スタンプラリーがありまして、
三馬場制覇でクリアファイルもらえたんだって。
台紙・押印ともに無料です！
クリアファイルどーのよりもこのスタンプかっこ良すぎで三馬場めぐりたいです〜。
護符としての牛王宝印は現在頒布されていないという事でした。
◆平泉寺白山神社（平泉寺・白山平泉寺）
福井県勝山市平泉寺町平泉寺５６
＊
参拝前に近くの平泉寺郵便局で風景印をもらいました ( ´◡｀)ﾉ
こげ茶色した木造の局舎がステキでした。
図案はもちろん平泉寺白山神社の御本社です。
切手は今上陛下御即位記念の切手を使っています。
