左利きですが、三味線大丈夫? | 三味線、猫まっしぐら!〜和のお稽古いろいろ日記

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大人から始めた和の世界。日舞、三味線のお稽古の日々をつづります。

 

・・・右か左か、それが問題だ・・・

 

イデオロギーの話ではありません、

利き手の問題です。

 

私は左利きで、

筆とお箸以外は左手を使います。

 

子供のころは左利きは「ぎっちょ」と

言われていました。

 

それがピンクレディーが登場して(年がわかるね・・)

「サウスポー」という特別感あるものに昇格。

バレーボールをやっていたので

サウスポーなんだから頑張れと言われるようになりました。

 

しかし、何だかんだ言っても世の中は右手優位で、

和の世界もしかり。

 

お習字を習っていましたが、

筆は右手で持っていました。

当然利き手ではないので、

思った字が書けません。

 

踊りもお扇子を主に持つのは右手で、

くるくる回したりするので

慣れるまで大変でした。

 

さて、三味線はどうでしょうか。

 

私が三味線を始めたとき

真っ先に先生に尋ねたのも

「左利きだけれど大丈夫でしょうか?」でした。

答えは「利き手は問題ないです」

 

というわけで、安心して?

先生と同じように

右手で撥を持ち左手で糸を押さえるスタイルで

始めました。

 

やっていくうちに、

利き手は余り関係ないこともわかりました。

 

利き手じゃないからできないのか、

お稽古が足りないからできないのか

はっきりしない。

 

例えば、薬指のハジキ(糸に指を引っ掛けて弾く奏法)は

なかなかうまくできませんでした。

利き手でやっているのに!

お稽古を重ねると力が入るようになりました。

 

これから始める人で

利き手のことを心配している人がいたら

「三味線は余り関係ない」と

言ってあげたいです。