こんにちは😃

ご訪問ありがとうございます。



前回の続きです。

前回までの記事はこちら。





自宅に戻ってからのみぃ君は、

自分のクッションの上でうずくまるように

していました。

すぐにわんちゃん達のご飯を

用意したのですが、

全然食べようとはしません。

大好きな焼き芋も少しトッピング

したのですが、見向きもしませんでした。

ちびはいつものみぃ君と何か違うと

感じているのか、みぃ君にちょっかいを

かけることはしませんでした。

ただただじっとしているみぃ君。



結局、みぃ君がご飯を食べたのは、

手術をした翌々日。

それもその時だけで、

また食べなかったりと、

結局1日2回の食事で5日間だから

10食となるわけですが、

そのうち食べたのは3食だけ。

水もあまり飲まず、脱水が心配でした。



また、もう一つ困ったことがありました。

いつもみぃ君とちびは、

犬猫用のこたつで眠っているのですが、

お互いのカラーが邪魔して

寝づらいだろうと思い、

しばらくはちびは娘の部屋で

寝ることになりました。

みぃ君は私と一緒です。

いつもは夜9時頃からうたた寝をして、

11時に犬猫用のこたつで

就寝となるのですが、

全然寝ようとしないのです。

抱っこをしても、撫でてあげても、

全然寝ようとしません。

普段は、私がお昼寝をした時は

つまらなくなるらしく、

すぐに自分のベッドに戻って眠ります。

しかし、この夜は私が本当に

眠ってしまいそうになって、

はっと慌てて目を開けると、

みぃ君はじっとこちらを見ています。


なんだか私が監視されてるみたい。


最初痛くて眠れないのかと思った

のですが、どうもそうではないらしい。

多分、みぃ君は眠るのが怖いのかも

しれないと思いました。

考えてみたら、急に眠らされて起きたら

お尻が激しく痛い。


眠ったら、また何かされるのかも…。


と、思ったのではないでしょうか。

みぃ君は瞼が重くなって眠りかけると、

慌てたように目を開け

立ち上がる動作を繰り返していました。



結局、この晩は私もみぃ君も眠ることなく

翌朝を迎えました。

それでも流石にみぃ君も睡魔には勝てず、

午後にはぐっすりと眠ってしまいました。

やっと眠ってくれたとホッとした私。

私も2時間ほど横で一緒に眠りました。



ご飯も水もあまり口にせず、

いつもに比べて全然眠ろうとしない

みぃ君のことがとても心配でした。

たとえ傷口が治ったとしても、

体調を崩してしまうのではないかと

思ったからです。

でも、それも1週間を過ぎる頃には、

以前と変わらぬ生活リズムに戻り、

私もようやく心の底から安心しました。



2週間後、

病院でホチキスを抜いていただいた際に、

細胞検査の報告がありました。

やはり、注射が原因で細胞に異変が起き、

硬く詰まった脂肪が速いスピードで、

どんどん増殖するものだったと

いうことでした。

今回は、普通の脂肪細胞の層でだけで

増殖しただけだったので、

手術で全て綺麗に取り除くことができ、

これ以上特に心配する必要は

ありませんでした。

でも、これが内臓組織や、

あるいは皮膚組織の方にまで増殖すると、

もっと厄介なことになっていただろうと

言われました。

早い時期にしこりに気づいたことが、

不幸中の幸いだったということです。

すぐに気づいて下さったトリマーさんに、

心から感謝です。



年末、明日から病院も

年末年始のお休みという時に、

またみぃ君がお腹を壊してしまいました。

今までなら、すぐに病院で下痢止めの

注射を打って貰っていましたが、

今回はその注射を打たれることは

ありませんでした。

その為、整腸剤や脱水を補う

点滴だけなのでなかなか治らず、

数日間はゆるゆるウンチが続きました。

でも、仕方がありません。

もうあんな思いはさせたくないし、

したくない。



本当に、子供が幼い時に手術を受けた

以来の、切ない毎日でした。 

でも今は、毛も伸びて元どおり。

毎日、ちびと元気に遊んでいます。



ずっと長生きしてね、

みぃ君、

ちび。