いよいよ新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」公開前日となりました。

 

 今回は,作品で描かれるであろう内容を推測しながらそのテーマについて仮説を検討したいと思います。

 

仮説①:今回も男女の淡い恋心が描かれる

 新海作品といえば,秒速5センチメートルも含め男女の淡い恋心が描かれるのが特徴です。これは大人になっても人の心の中にある思春期心性とも呼べるものでしょう。フロイトのいうリビドーの概念に近いのかもしれません。

 

仮説②:始まりと終わり(終わりと始まり)がメインテーマとなる

 前回のブログでも書きましたが,今回はどのようにものごとを終えるのかがメインテーマになるような気がしています。

 何事も始まりがあれば終わりがある,終わりがあれば始まりがある。また,物事を始めるのもエネルギーの要ることですが,終わりにすることにはもっとエネルギーが必要になるのではないでしょうか?我々すべての生活や人間関係含め,生きることの全てにいえると思います。

 そう,誕生があれば死がある。死はまた新たな新しい始まりにつながるのではないでしょうか。まさにユングの死と再生の元型がテーマになっていると予想します。

 

後日,落ち着いたところで検証したいと思います。

 

 

 

このブログは公開前の2022年11月9日(水)に書いています。

いよいよ新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」がまもなく公開されます。

 

現在,詳しい内容は全くわかりませんが,どうやら「戸締まり」がキーワードのようです。

開く,始めるではなく,終わらせるということでしょうか。

 

現在,日本は少子高齢化が加速し,日本の人口は急速に減少します。

今後地方の都市は消滅していくことでしょう。

 

このような現状に対して,我々はどのように整理し,終わらせていけるのか。

そんなメッセージが込められているのかも?しれません。

 

「君の名は」では,苦痛や苦しみを無いものにし,「天気の子」ではそれらを受け入れていくことを選んだ。

その先に,終わりが待っているということなのかもしれません。

 

また,この映画はこれまで以上にスピリチュアル性が高いような気がします。

この映画が大ヒットしたとすると,我々の心の中にスピリチュアル性や,終わらせることへの共感性が十分に備わっているということなのかもしれません。

 

我々もこれからの世の中,一つ一つをいかに終わらせていけるのか,整理していくのかが問われているのかもしれません。

これが日本だけの問題なのか,世界中にもいえるのか,映画の反応から図り知ることもできるのではないでしょうか。

ユング心理学的に読み解くことも面白いかもしれませんね。

 

映画の公開を楽しみに待ちたいところです。

 

 

今、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐために、全国的に非常事態宣言が出されました。
誰がこのような事態を予想したでしょう。

今回のコロナ騒動によって世界はすっかり変わってしまいました。
そして、会議や講義、研修、飲み会などなど急速にオンライン化が進み、時の流れが一気に加速しました。

ところで、昨年大ヒットした新海誠監督の映画「天気の子」。
たとえ世界が変わってしまっても、大切なものを守りたい、そんなストーリーでした。

今、私達もすっかり変わろうとしている世の中で、不安を抱え、自粛の日々を過ごしています。
RADWIMPSの「大丈夫」という曲を改めて聴いてみると、心への響き方が以前と違うことに気づくかも知れません。

私達も補高のように、たとえ世界が変わってしまっても、それを受け入れ、前に進んでいきたいですね。

洪水を新型コロナに読み替えると、どこかで私達はこのような世の到来を、予感していたのかもしれません。