薬剤師アイの生活日誌  -26ページ目

薬剤師アイの生活日誌 

 調剤薬局という特殊な職場の、実情について書きつづったブログです。

 意外に知られていないくすりに対する様々な知識などもアップしていきます。

 世間知らずといわれないように読んでいる、政治経済の本なども紹介していく予定です。

小林化工株式会社は先般より弊社が製造販売し、

Meiji Seika ファルマ株式会社と共同で販売しております

経口抗真菌剤『イトラコナゾール錠50「MEEK」』(ロット番号:T0EG08)

を自主回収(クラスⅠ)いたしておりますが、今般、ロット番号:T0EG08 以外を

自主回収(クラスⅡ)することといたしましたので、お知らせいたします。

 

ロット番号:T0EG08 の自主回収(クラスⅠ)理由
イトラコナゾール錠50「MEEK」(ロット番号:T0EG08)製剤を処方された

患者様にふらつき、意識朦朧などの精神神経系の副作用が報告されました。

小林化工株式会社において調査したところ、製造過程におきまして、

ベンゾジアゼピン系睡眠剤であるリルマザホン塩酸塩水和物が、

通常臨床用量を超える成分量の混入が判明しました。

服用された患者様において健康被害が報告されており、

自主回収(クラスⅠ)することといたしました。

 

ロット番号:T0EG08 以外の全ロットの自主回収(クラスⅡ)理由
イトラコナゾール錠50「MEEK」につきまして、
承認書に記載のない工程を

実施していることが判明いたしましたので、有効期限内の全ロットについて

自主回収(クラスⅡ)することといたしました。

つきましては、『イトラコナゾール錠50「MEEK」』を処方された

患者様へ直ちに服用中止をご案内いただきたく存じます。

該当するロット番号かどうか不明な場合もあるため、

患者様がお持ちの全てのロットを回収いただきたくお願い申し上げます。
医療関係者の皆様のもとにある下記対象全ロットの製品について、

お取引特約店にご返品くださいますようお願い申し上げます。

 

日本製は高品質なんて、幻想ですよ。もうみんなわかってますよね?

 

ここまでやらかした事件は珍しいにしても、

最近は医薬品の自主回収や販売中止が相次いでいます。

 

いよいよ、製薬会社も余裕がなくなってきましたね。

2019年から、製薬会社は医療関係者への贈り物を禁止すると

決定しましたが、国際製薬団体連合会の(IFPMA、スイス・ジュネーブ)の

営業の倫理規定に反するというのは建前で、

経費削減の必要に迫られたのでしょう。

 

 

*画像は2018年の産経新聞より抜粋(つまり過去の話)

 

日本の医療用医薬品は、『薬価』という公定価格が定められています。

これまでは2年に1回、薬価改定が行われてきましたが、

政府はそれを毎年に変更する方針です。

 

薬価改定というのは、要するに値下げです。

例えば1錠1000円だった薬が、薬価改定の日を境に950円に

なったりするのです。値下げの金額は政府が勝手に決めます。

2年に1回でもイヤなのに毎年なんて、製薬会社の立場からしたら、

たまったもんじゃないでしょう。

 

なぜこんなことをするかというと、財源を作るためです。

山を切り崩して海を埋め立てるように、薬価を下げた分の財源を、

他の社会保障費に充てるのです。

 

少子高齢化でますます必要になる社会保障費を確保するためには

収入(税金)を増やすか、支出(医療職への報酬)を減らすしかありません。

でも、みんな自分が損するのはイヤなんですよ。

製薬会社に負債を押し付けてるわけですね。

 

企業収益が悪化すれば、モラルハザードが起きても不思議ではありません。

前回の薬価改定の時も同じことを書きましたが、医薬品の品質や供給で

トラブルが続発するのは予想がつきました。

今年は『私の家政婦ナギサさん』というドラマがヒットしましたが、

製薬会社のMRが家政婦を雇うなんて、リアリティに欠けますよ。

いつリストラの憂き目にあうかもわからないのに。

 

製薬会社にとって不条理な状況だと思いますが、

薬局はもっと酷い目にあっていますし、

製薬会社のMRより薬局薬剤師は給料も一般的に低いので、

同情はしません。

 

なにより、不条理が一周回って条理に繋がるかもしれません。

 

新薬を作るには膨大な研究開発費がかかりますが、

製薬会社が政府に申請する薬価には、実はそれ以外の費用も

含まれています。

 

 

実は研究開発費は約3割で、宣伝費や営業費が約6割かかっているのです。

 

宣伝や営業といっても、対象は一般消費者ではなく医師です。

 

まともな宣伝や営業など全くない、とまでは言いませんけどね。

レジャーやナイトクラブでの接待も、さすがに平成の時代で

なりを潜めたようですし。

 

ただ、今でも製薬会社から医師への利益供与は続いています。

講演会の謝礼という形で払うなど、手口はより巧妙化したようですが。

 

しかし、それも薬価改定責めで製薬会社が余裕を失えば、

宣伝費や営業費の削減に伴い、医師への影響力も弱まると

アイは見ています。

 

日本の医薬分業の普及だって、

薬局薬剤師の存在価値が認められたおかげじゃないですよ。

薬価-仕入れ価格=薬価差益の減少に伴い、

院内調剤のメリットをコストが上回っただけです。

よほど偏屈な年寄り開業医でもない限り、

院内調剤を院外処方に切り替えざるをえない状況になりつつあるのです。

それを食い止めようと、日本医師会が暗躍しているので

まだわかりませんが。

 

菅総理は頑固な人みたいですから、毎年薬価改定を断行するでしょう。

製薬会社の力が弱まり、医師の力が弱まり、薬剤師の力はもともと弱いで、

ちょうどバランスが取れるようになるかもしれません。

 

アイの薬局はもう長くは保ちませんが、

薬局業界の未来には希望を感じていますよ。

みんなして公平に墜ちていくなら、それもまた良しじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月も終わりですね。

まだPlaystation5は買えてません。

転売に手を出せばいいのでしょうが、その道は選びたくないです。

 

正義の問題ではなく、生き方の問題です。

 

 

今年はアマゾンにだいぶお世話になりました。

 

それと同時に、生活レベルを上げる功罪についても

学ばされたと思います。

 

アマゾン・プライムのような有料放送を楽しむように、

一度上げた生活レベルを下げるのには、精神的苦痛が伴います。

 

人は知ってしまった快楽を忘れられません。

もちろん悪いことばかりではなく、快楽を追い求める欲望が

生命力の強さになったりもしますが、基本的には質素倹約を

心がけるべきなのでしょうね。

 

特に、この国で生きていこうとするのなら。

 

 

開封した段ボール箱の中身に、立ち尽くすアイ。

手にした電動ドライバーが、ひどく重い。

 

アマゾンで家具を注文したのですが、

組み立て始める前から、部品の多さに心が折れそうです。

 

相方も仕事で疲れているでしょうが、アイは疲れきっています。

ざっと3時間はかかりそう。今晩中に終わるかしら。

数日かけて少しづつ・・・めんどくさい。

 

いや、新人の頃を思い出せ。

薬剤師たるもの、大工のスキルを身につけばならんと

調剤室で日曜大工の講義をしてくれた先輩の言葉を。

広く浅く万に通じなければ、薬局薬剤師は務まらない。

 

イケアのダブルベッドだってひとりで組み立てたことがある。

こんな、たかだか50kg程度の家具に臆してなるものか。

 

暮らしのマーケットに組み立てサービスってあるのか、ふーん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2連休は遊んでました。

我慢なんてしませんよ。

終わりが見えた時点で、アイは自分の都合を優先と決めたのです。

 

石畳の階段に腰かけて、スマホでyou tubeを眺めるアイ。

iphoneSE2の小さな画面に、アゴヒゲを生やした男が何が楽しいのか、

へらへら笑ってます。

だけど、言ってることは核心に触れていました。

 

「この国ではプラス(やったこと)より、マイナス(やらかしたこと)がない

人が支持率が高い。だけど、仕事として決断をするなら支持率は

下がらざるをえない。」

 

悩ましい問題です、薬局薬剤師にとっても。

職務を果たそうとすれば、軋轢や衝突は避けられません。

具体的にいうと、薬局薬剤師は医師と患者の間に割って入る存在です。

医薬品の適正使用と、健康被害の防止のために働いているのですが、

その価値を認めない人も一定数存在します。

 

実際のところ、医師の処方ミスなんて全体の約3%前後で、

その中でも命に関わるほどの危険なミスとなると約1%にも満たない。

この程度のリスクのために薬局薬剤師が必要かどうかは、

意見が分かれると思います。

 

ただでさえ、昨今は残薬をチェックしろだの、

薬を渡した後もアフターケアで連絡を取れだの、

薬局薬剤師の仕事はかなり鬱陶しくなってますから。

職務を果たそうとすればするほど、逆に嫌われるでしょうね。

 

まあ、いいや。どうでもいいや。

 

支持率が下がるのを恐れて決断できない政府も、

自分たちの利権を守ることしか考えてない医師会も、

自分たちの仲間を守ることすら考えてない薬剤師会も、どうでもいい。

 

特に、こんな時期に大都市新宿に会員を半強制的に召集するなんて、

東京都薬剤師会マジ終わってる。

 

 

出席しなかった薬局は、お上に報告するそうですよ。バカバカしい。

どうしてもやりたければ、せめてWEB研修にすればいいのに。

なんでその程度のこともできないのか。

 

まあ、いいや。どうでもいいや。

こんな時こそ、原理原則を忘れずに。

マキャベリも言ってました。

 

「我々が常に心しておかねばならないことは、

どうすればより実害が少なくて済むか、である。

取りうる方策のうち、より実害の少ない方策を選んで実行すべきなのだ。

なぜなら、この世の中に完全無欠なことなど一つとしてありえないからである。」

 

 

さて、帰ろう。八方塞がりの日常へ。

 

子供たちはまた来たいと言ってましたが・・・そうね、またいつか。

 

 

 

トランプ氏は負けたっぽいですね。

 

昔読んだ漫画に、

たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変える。勝利とはそういうものだ

というセリフがありましたが、逆もまた然り。

 

やるからには勝たねばなりません、絶対に。

それが無理なら、避けるのが無難です。

 

 

ここ数年、店舗外活動に参画しているせいか、

人との交流が増えました。

 

もちろん仕事の一環で、存在感を示せないと意味がないですが、

同時に目立ちたくないとも思ってます。

 

出る杭は打たれる。表舞台に出ようとすればするほど、
引きずり降ろそうとする力も強まるものです。
 
まあ、薬局薬剤師に過ぎないアイは、
表舞台に出られたとしても、メインを張れる力はないですけどね。
 
アンサングの立場に甘んじるほど、無欲でもありません。
美味しいところだけを頂くつもりです。
 
 
例えばストレージから不要なファイルを削除するように、
アイは過去を切り捨ててきました。
 
未練もないし、もう役に立たないものを抱えて鈍くなるのは御免です。
 
ただ、生まれ育った街で開業し、店舗外でも交流を広げると、
いつか切り捨てた過去が戻ってきそうで怖いです。
あまり良い思い出もないもので。
 
 
大学を卒業して22年。その間に、学生時代の恥を知られた
サークル仲間が後から薬局に入職したり、全く相手にされずに
フラれた片思いの君が薬局に面接に来たりして、
その度に見栄を張るものじゃないと、思い知らされました。
 
まあ、それぐらいで済んでいるのは幸運ともいえます。
敵と再び相まみえたら、どうなってしまうのか。
もう見栄を張る必要もないほど自信をつけましたが、
平常でいられるかはわかりません。
 
他人に興味はないし、今更会いたくもない。
過去の人物たちがどこで何をしているか、知らなくてもいい代わりに
アイのことも知られないように願っています。
 
ゲームで言うところの隠密プレイですよ。
これでも実は色々やっているのですが、自分の名前は出さず、
あるいは出しても他に埋もれて目立たないようにして、
これからもやり過ごしていくつもりです。
 
それが大言壮語を吐いて何度も痛い目にあってきた、
教訓というやつですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

まだやってるんですね・・・アメリカ大統領選挙。

 

ちなみに、アイはトランプ氏を評価していません。

4年間の行動を見た限り、彼は感情の赴くままに振る舞っていただけです。

ワンマン企業の社長ならまだしも、大国の大統領たる器じゃないですよ。

 

人は現状維持を望みがちで、変化を恐れます。歳をとれば尚更。

後先短いとわかれば、見切りをつける道を選ぶのが得策かもしれません。

 

 

月曜日 学校薬剤師 在宅医療

火曜日 祝日なのでアルバイトしながら別の副業

水曜日 在宅医療 夜はアルバイトしながら副業の続きを仕上げる。

木曜日 在宅医療 学校薬剤師 介護認定

金曜日 通常業務をこなしながら書類とレセプト作業。

土曜日 通常業務 午後は臨時営業19時まで ←いまここ   

日曜日 休日なのでアルバイト

 

今週は予定が集中しました。いつもはもう少し分散させてます。

そうしないと家庭が疎かになりますから。家事もやらないといけないし、

子供の習い事の送り迎えもあります。

 

有名なロシア民謡で、『一週間の歌』というのがあります。

 

意味不明な歌詞と独特なメロディーが耳に残る歌ですけど、

要するにつまらない毎日送ってますってことかと、アイは解釈してます。

そこから脱け出すためには、手を尽くさないと。

 

今週末は働きながら新しいことを始める準備をします。できれば

今月中に仕上げたい。

 

たとえ結末は変わらないとしても。やれるだけのことを、やるしかない。

 

 

 

 

 

 

 

10月も終わろうとしています。

例えるなら海の上を、船底に穴が開いた船で

騙し騙し運航しているような気分です。

 

諦めてしまえば楽になれるかもしれませんが、

その道を選ぶ覚悟もありません。

海の上と言ったでしょう。どこにも逃げ場なんて無いんですよ。

 

今日は本を紹介します。

 

 

 

『忖度』は組織の一員として必要な能力です。

逆に言えば、組織から距離を置くほど忖度する必要は減るのです。

 

アイが選んできた道は、自分に正直に生きた結果であって、

後悔はありません。子供時代や雇われ社員時代は、

今振り返ってみても実にくだらない、無価値なものでした。

 

 

 

 

教師というのは本当に大変な仕事みたいですが、

どうせ無駄なんだから適当でもいいんじゃないでしょうか。

 

結局、必要な知識やスキルは社会人になってから

各自勝手に習得することになるのです。そうしなければ生き残れません。

アイは大学で4年間学びましたが、薬局薬剤師として役に立ったものは

せいぜい40日程度のボリュームに過ぎないと思います。

 

学校なんてものは、脱落せずに過ごして卒業証書さえ受け取れば用済み。

少なくともアイにとってはその程度の価値しかありませんでした。

 

ところで、アイが学校薬剤師の仕事を請け負うようになって、

小学校や中学校の担任と再会する機会が何度かあったのですが、

なぜかみんなアイのことをよく覚えていて、理解に苦しみます。

 

そんなに問題児じゃなかったと思うのですが。

病気がちで、授業や学校行事にも出ていませんでしたし。

 
 
ライターの男性が、ネタ集めの一環としてPTA会長に就任した体験を
まとめた本です。
 
さすがにPTAが無駄とは言いません。連携は必要です。
医療機関と薬局がそうであるように、学校と家庭でも。
 
ただ、タダ働きを強いられるから軋轢が生じるのです。
しかも子供を人質に取られているような形で。
やっても得はなく、損するだけというのは今の時代にそぐわないと
思います。
 
仕事のアウトソーシングという形で、学校の負担を減らす代わりに
報酬が発生するようなシステムになればいいのですけどね。
医療機関と薬局がそうであるように。
 

 

 

家から外に出れば7人の敵がいる、というのは間違いです。
 
正確には777人以上の敵がいます。
 
渡る世間は鬼ばかり。全部と戦ってたらキリがないので、
スルーしたりステルスしたりで切り抜けましょう。
 
ためになることが書かれているっぽいですが、
アイの心には響きませんでした。
 
当然過ぎて。他者とはわかりあえないし、
まして変えてゆけるなんて思わないほうがいいです。
 
アイは他人に何も期待しませんが、
見ていると認識させるのは意味があると考えています。
 
見てくれる人はちゃんと見てくれている。
そんな認識が、救いになることもあるようですから。
 
現代社会において父親が為すべき育児とは何か?
 
この本の結論:子供の遊び相手たれ-以上。
 
それだけか。それだけなのか。ATMではなく、ゲーム機であれということか。
 
わりと面白かったです。おすすめ。
 
夫婦共働きがあたりまえの時代になったと言いますが、
少なくともアイの身の回りではまだ専業主婦が多いです。
 
専業主婦の立場でいることで貧困に陥っても、
幸福値はわりと高いというデータが印象的でした。
 
幸せはお金では買えないということでしょうか。
そう考えると、夜勤までして足掻いている自分は何なのか。
 
でも、アイは嫌なんです。
体脂肪は他人より1%でも低く、収入は他人より1円でも多く。
そんな道を選んできました。
 
コミュニケーションをテーマにした作品(但し絶望的な状況下において)です。
 
主人公は鉄心ENDの境地というか、
周囲を救っているようで破滅に導いているのですけど、
それが一周回ってシュールなギャグになっています。
 
この先どうやって話を広げていくのかわかりませんが、
一巻だけでも十分面白かったです。
 
ハントレスって、ハンターを女性名詞に変えたものだったんですね。
歌いながら斧を投げる人と勘違いしてました。
 
 
色んな要素が混じりあった、それでいて破綻せずにまとまっている
不思議な作品です。
 
一服の清涼感を味あわせてくれました。
 
 
秋晴れの日。家のべランダから外の景色を眺めるアイ。
 
一生に一度ぐらい豪華客船に乗ってみたいと言ったら、
相方に笑われました。よりにもよって、このご時世にって。
 
まあ、そうなんですけどね。アイでも、体力があるうちに
やってみたいと思うことの一つや二つはあるわけです。
まだ海外旅行すら未経験なのですから。
 
よし、決めた。あと2年、とうとう悪運にも見放されたなら旅に出よう。
何もかも放り投げて、たったひとりで。
 
だけど、もしなんとかなったなら、この先も一生今まで通り生きるわ。
 
 
 

アマゾン・プライムで話題の『The Boys』を観ました。

 

 

ジャンクフードを胃に詰めたような気分になりました。

 

シンプルに超能力者VS非能力者のバトルを

主軸にすればよかったんじゃないでしょうか。

 

アメリカの社会問題をテーマに盛り込もうとしたことで、

せっかくの味がボヤけてしまった感じです。

 

そもそも、憎むべき敵として設定された超能力者たちが、

話せばわかりそうな人物ばかりなのが、個人的にいまいち。

 

「まだ間に合う。家に帰って、日常に戻れ。」

 

「お前の彼女を巻き込んだのは事故だ。俺に殺意はなかった。

だけどお前は俺の彼女を殺意をもって殺した。一緒にするな!」

 

作中最強のホームランダーでさえ、自分に歯向かう市民を

皆殺しにすることを、妄想だけでガマンできる程度には理性的です。

 

第三者を交えて、利害調整すれば話し合いで

解決できるんじゃないでしょうか。

 

大人の対応ができない連中だから、『The Boys』なんですかね。

 

 

 

 

ようやく公開された映画も大ヒットみたいですね。

 

竈門炭治郎、日本経済の柱になれる男かもしれません。

 

冗談はさておき、『鬼滅の刃』はシンプルでいいです。

 

敵は人食い鬼。しかも大事な家族を殺された。

この時点で話し合いの余地などありません。

鬼倒すべし、無残しばくべし。

 

舞台は大正時代ですが、当時の社会情勢は一切描かれません。

鬼退治のために組織された鬼滅隊は、

要するに自警団で政府非公認という設定です。

 

余計な要素を省いたことにより、鬼滅隊VS鬼という対決構造が

わかりやすくていいと思いました。

政府とかが関わってくると、話は膨らみ過ぎて収拾がつかなくなります。

『SPEC』とか、酷かったじゃないですか。

 

 

 

 

 

鬼の首領、無残様を一言で表すなら『キング・オブ・クズ』です。

 

頭が悪い。底が浅い。器が小さい。なのに圧倒的に強い。

 

1000年以上もヘイトを集め続けてなお滅ぼせない鬼を、

みんなで退治するというのが『鬼滅の刃』であり、

作品が短命で終わったのは当然の結末でした。

無残様よりクズな悪役なんて、ちょっと思いつかないですから。

 

でも、第二部も見てみたかった気がしますね。

 

このクソったれ野郎は、祖父炭治郎の身体を乗っ取ったのじゃー!

 

みたいな。舞台は日本からエジプトへ!

 

 

 

 

 

ひさびさに子供たちがカゼをひいたのですが、

小児科の受診が以前に比べて不便になってました。

 

予約制になって、しかも受付時間が短くなったので、

人気のレストランなみに行きにくくなったのです。

 

現状を考えればやむをえないことで、これが当然となっていくのでしょう。

不便がゆえに、それを解消するサービスが提供されるのも

自明の理というやつです。

 

 

薬機法の改正により、薬局は機能で三つに分類されるそうです。

 

薬局薬剤師として知ってはいても、アイは正直興味がありません。

なぜなら、どうすることもできないからです。

 

①専門医療機関連携薬局:がん等の専門的な薬学管理に他医療提供施設と

                連携して対応できる薬局

 

②地域連携薬局:夜間休日診療や在宅医療等に他医療提供施設と連携して

           対応できる薬局

 

③薬局:その他の薬局

 

 

①はがんの他にHIVや難病など、傷病の区分ごとに認定を取らなければ

ならないそうですが、アイの店のように街中にある薬局だと、そんな処方

めったに来ません。大学病院の敷地内薬局や門前薬局ぐらいじゃ

ないでしょうか。

 

②も連携してくれる病院がないと、どうしようもないです。

輪番制で休日診療をしている開業医が近くにあるとか、

在宅医療を行っている病院から処方せんを受けているかどうかです。

頑張ればなんとかなる気もしますが、24時間対応というのはしんどいです。

アイも『かかりつけ薬剤師』として電話は常に受け付けていますが、

自分がやっているから他もやれとは無責任に言えません。

 

結局、環境的に可能なら認定され、無理なら諦めるといった程度のものです。

 

アイに言わせれば、現場を知らない者たちが考えた机上の空論です。

 

機能なんかで、患者は薬局を選んだりしませんよ。

正確に言えば、自分の都合で選ぶのです。

 

家や職場の途中にあって便利。

夜遅くまでやってる。

混んでないから待たされない。

クレジットカードや電子マネーが使える。

 

選ぶ動機は、しょせん自分にとって都合が良いかどうかです。

これまでは、選ぶ手間を省かせることがサービスとして重視されてきました。

薬局なら病院のすぐ近く。ネットショップはAmazon。スマホはiphone。

 

しかし、新型コロナウイルスを潮目に時代は変わりつつあるとアイは思います。

誰もが損をしたくないと願うようになってきました。

 

医療のほうは、日本医師会という国内最強の既得権益団体のせいで

例えるならテレビ業界のように変わらないでしょうが、

薬局は叩かれ潰され形を変えていくでしょう。

 

今年オンライン服薬指導が解禁され、早ければ来年にも

処方せんが電子化され、いずれ薬局に薬剤師が常駐する必要すらなくなり、

オンラインのみの調剤薬局や、あるいはウーバーイーツのように薬剤師が

薬を運んで服薬指導も済ませて周る時代が来るでしょう。

 

変化は不安ですが、希望でもあります。

 

テレビ業界に居場所がなかった人が、youtubeで活躍しているように。

 

個人で発信して、大手とも渡り合えるようになるかもしれない。

 

今の店がダメになっても、自宅の屋根裏部屋ロフトを調剤室に改造して

スマホひとつでオンライン薬局を営業できたりならないかなあ、

なんて諦めの悪い願望をアイは抱いていたりするのです。

ドラマ『半沢直樹』を今頃観ています。

原作は既読済み。当然です、何年前の作品だと思ってるんですか。

 

 

 

特にロスジェネの逆襲はアイのお気に入りでした。

 

徳川家と真田家の関係というか、過去の因縁に決着をつけるという展開に

グッとくるのです。

 

ただ、ドラマは原作と違ってクドいですね。

撮り溜めておいた録画を一気に観ようと思っていたのですが、

一話見終える度に疲労を感じます。まるで、週間少年ジャンプで

『ジョジョ』や『ネウロ』を読んでいた頃のような気分ですよ。

 

それにしても、主人公の半沢直樹は見てて本当に気の毒です。

 

彼は、任された立場でベストを尽くしているに過ぎません。

その結果、自らが愛する銀行を窮地に陥れることになったとしても。

 

それもこれも、決定権は与えずに責任だけ取らされるという、

地獄のような状況に追い込むからです。

 

組織設計の原則のひとつに、『権限責任一致の原則』というのがあります。

 

役割に与えられる権限と責任は等しくなければ成り立たないはずなのに、

無視されている現実の何と多いことか。

 

普通なら諦めてしまうところを、何とか筋道を立てようとする漢の生き様が、

この作品の魅力だとアイは思います。

 

そう、普通なら諦めてしまう。アイの父親も大企業勤めでしたが、

昇進したのは次長止まりで、見切りをつけて退職しました。

 

 

気付けばアイも44、父親が退職したのと同じぐらいの年になりました。

 

薬局経営は13年目にして限界に近い状態です。

あと2年ぐらいは保つと思ってましたが、もう1年保たないかもしれません。

人生で何度目かのまた、ギリギリまで追い詰められています。

 

仕事なんかなくたって、生きていれば何とかなる。生きていれば、何とかね。

 

こんなセリフに泣かされるほど、まだアイは老いぼれちゃいない。

 

倒産したら、生まれ育った大阪に一緒に連れ帰ると相方に言われてます。

 

せからしか。九州生まれにとって東京こそ憧れの街。

悪いけど、あんたを大阪に帰してやる日は来させないわ。

 

PS5を予約しました。

デモンズソウルリメイク』の発売を、一日千秋の思いで待っていたのです。

これさえあれば、あと2年耐えられる気がします。

 

命の炎を絶やさないためには、心の支えが必要です。

心の支えは、何でもいいのです。仮にハンカチのような布切れでもいい、

自分で決めて、それを大切に守るのです。

 

 

今年も残り約3か月となりました。

 

マジで悲惨な年ですが、おかげで鍛えられました。

どのみちこの国は、少子高齢化により没落する運命です。

苦味として味わった環境の変化と、

減収をカバーするために色々試した悪あがきの経験は、

将来もきっと役立つでしょう。

 

ここからが本当のデモンズソウルだ。

 

自分のために、こんなブログを読んでいる奇特なあなたのために、

書き残しておこうと思います。

 

闘志を奮い立たせ、自らの未熟さに気付けるように。