薬剤師アイの生活日誌  -11ページ目

薬剤師アイの生活日誌 

 調剤薬局という特殊な職場の、実情について書きつづったブログです。

 意外に知られていないくすりに対する様々な知識などもアップしていきます。

 世間知らずといわれないように読んでいる、政治経済の本なども紹介していく予定です。

こんばんは、アイです。

恐怖とはまさしく過去からやって来る、

とはよくいったものですね。

8年も前の火遊びを咎められるとは。

 

訴訟というのは、しんどいですよ。

腹の底から笑えない日々が続くのです。

決着がつくまで。

 

まあ、おかげで繋がる縁もあります。

アイは友達がほとんどいませんが、

困った時に頼れるプロならいくらでも

います。障害にぶつからなければ、

出会うこともなかった人たちです。

 

前から同じことを繰り返すようですが、

宿題ですよ。

誰でも自らに課せられた宿題と

向き合う時がくるのです。

 

 

新しく立ち上げた薬局の周辺に、

営業挨拶回りをするアイ。

 

冷たくあしらわれるのも

覚悟のうえでしたが、

案ずるより産むが易しというか、

どこでも温かい対応をされて

逆に拍子抜けしました。

 

まず商店街組合。

最近は開業しても

加入しない店も多いそうで、

後でお祝いの花まで

贈られてしまいました。

 

近隣のクリニックの先生や

スタッフの方々も、

気のいい人たちばかりでした。

そのせいか、どこも患者さんで

いっぱいでした。

 

そして近隣の薬局。

なぜかここでも歓迎されました。

商売敵のはずなのに。

この笑顔は余裕の表れか?

そんなことを考えていると、

顔は笑っていても

目が血走っていることに

気づきました。

 

「いやあ…よく来てくれた。

 もう大変でね。」

 

事情を聞くと、どの薬局も

あまりに忙し過ぎて、

毎日残業続きで離職率も

高いそうです。

何より薬が足りない。

アイの薬局が来たことで

多少バラけてくれると

助かるとのことです。

 

 

薬局に戻って、

街の地図を見下ろしながら

考えるアイ。

 

立地選びは正しかったと思う。

この街は前の街より人口が多い。

体感で2倍くらいいるんじゃ

ないかしら。

 

何年も続いている薬不足。

だけどアイは、前の薬局から

持ってきた在庫がある。

 

おそらく近隣の薬局は、

患者さんが多過ぎて売り切って

しまったのだろう。

待ち時間も相当長そう。

カウンターで1時間待ちですと

説明していたのを、横で聞いて

しまった。

 

アイの店はまだガラガラ。

だけどマイナスをプラスに変えろ。

この状況がアイにとってチャンス。

 

熱いブラックコーヒーを入れて、

昔の歌を口ずさむアイ。

面白くなってきた。

 

何回転んだっていいさ。

擦りむいた傷をちゃんと見るんだ。

真紅の血が輝いて、

君は生きてると教えてる。

固いアスファルトの上に、

雫になって落ちて、

今までどこをどうやって

歩いてきたのかを教えてる。

 

 

こんばんは、アイです。

新規開業した薬局の、

初日の患者数は一名でした。

それも閉店間際にやっと。

 

まあ、最初はこんなもんです。

周辺に認知されるには

時間がかかります。

もちろん、待っていては駄目で

アイの営業力が試されます。

 

約15年積み上げたものを崩して、

新しく立ち上げた店は、

本当に何のツテもコネもない、

面対応の薬局です。

 

ちゃんと勝算があっての決断ですが、

どんなに戦略を練っても、

やってみないとわからないのが

実戦です。

 

さて、アイは生き残ることが

できるのか。

有象無象の挑戦者のように、

半年ぐらいで廃業に追い込まれる

凡人と思い知らされてしまうのか。

 

まだ威勢を張れるうちに

宣言しておきますが、

きっとなんとかなりますよ。

 

しょせん人生は運次第で、

アイはいつもギリギリのところで

助かる、救われています。

信じる信じないは自由ですが、

神様の加護というのはあるのですよ。

 

 

数少ない友だちが、

病気になったという知らせを聞くと、

これまで出会った人たちが

知らないところで倒れたり

亡くなったりしているかもしれない

ことを自覚します。

 

アイは元気です、いつでも。

倒れても立ち上がれる。

最後まで立ち続けて勝利を掴む。

 

まだこんなところで、

倒れるわけにはいかない。

 

さっさと経営を安定させて、

心置きなくゲームを楽しむとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

but it will lead somewhere

こんばんは、アイです。

新年明けまして

おめでとうございます。

今年もよろしく

お願いいたします。

 

良い年になるといいですね。

ならなくても、

なんとかするしかありません!

 

 

寒空の下、子どもたちに

連れられて近所の公園に

行きました。

 

冬休みのうちに、逆上がりが

できるようになりたいそうです。

 

アイは超多忙なので、

それぐらい相方に任せたい

ところですが、相方は

体調が悪いので、家から

出たくないとのこと。

 

年末年始も仕事でほとんど

家にいなかった身分なので、

子供たちに付き合うことに

しました。

 

とはいっても、逆上がりなんて、

できたためしがありません。

そもそも、体育の授業で

やった記憶すらない。

いつも見学でしたから。

 

別に逆上がりができなくても、

なにも困らなかった。

逆上がりに限らず、子供時代の

アイはなにもできなかった。

興味もなかった。病弱な体に、

余計な負担を強いるのは

無意味だった。

 

後悔はしていないけど、

大学時代に、サークルの合宿に

参加した時、楽器を器用に操る

学友たちを見て、

これが教養というものか、

と思ったりした。

 

 

 

子どもたちの実演と、

動画を比較すると、

逆上がりとは要するに

体の連動とみました。

 

できる子とできない子の

明暗は、体の連動が器用か

どうかの違いでしょう。

 

だけどアイは年齢を重ねて

学びました。

人生は力技で乗り切るもの。

 

両手を伸ばして、鉄棒を掴みます。

リアルな触感は、固くて冷たい。

 

40をとうに過ぎた体に、

若い頃の身軽さを期待する

ものではありません。

地面を蹴り上げることはせず、

鉄棒に上半身を預け、

腹筋で下半身を持ち上げて

いきます。

スポーツジムでやる

レッグレイズのように。

 

 

 

下半身を鉄棒の上まで持ち上げると、

重心が逆になってくるりと回ることが

できました。

 

年甲斐もなく興奮を覚えるアイ。

はじめてできた、逆上がりが。

 

子どもたちからは、「なんか違う…」

と言われてしまいましたが、

気にしません。

昔も今も、アイは自分のために

生きている。きっとこれからも。

 

 

 

その日は子どもたちがもう帰ろうと

言い出すまで、鉄棒の練習をしました。

 

良い気分転換になりました。

固くて冷たいだけに思える現実も、

鉄棒のように挑んでみれば、

案外楽しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

2023年も終わりですね。

いつもならこの時期は

クタクタに疲れていますが、

今年のアイはギラギラです。

 

新しく何かを始めるのは、

いつだってexcitingです。

 

逆境こそ、人の真価が

問われるもの。

アイにとっては、

逆境こそが日常。

 

年末年始もアイは

ノンストップで動き続ける

予定ですが、ひとまずは

この言葉で締めるとしましょう。

 

どうかみなさま、良いお年を。

 

 

 

 

 

 

新しい薬局開業の準備を

進めるアイ。

 

上手くいく保証はないですが、

保険はかけてあります。

もう無理とか言いながら、

余力を残しておくのが

アイの流儀。

 

アイには開業の経験が

ありますし、借入金を

用意する必要がありません。

住宅ローン以外はこれまで全て

自己資金で賄ってきました。

設備投資は公的な補助金制度を

余すところなく活用し、

機材の大半は最低限の自己負担で

導入しました。ぶっちゃけ2年は

赤字でも耐えられる蓄えがあります。

 

このトシで、大それた妄想は

しません。

自分のために、

自分のためだけに働いて、

自分に誇りを持つことができれば、

それでいいのです。

 

 

年末。

捨てるのが惜しくて、

自宅に運び入れた、

薬局の待合室に置いてあった

ベンチに腰掛けるアイ。

 

熱いブラックコーヒーを

啜りながら今後の計画を

練っていると、相方が隣に

腰かけてきました。

 

「本当に子どもを塾に

入れなくていいのか?」

 

そんなことを言われて、

内心舌打ちするアイ。

どうでもいい

などと、口に出さないぐらいの

分別はつくようになりました。

 

小学校高学年になると、

進学塾に入って中学受験を

目指す子も増えてきます。

 

周囲に感化されて、焦る

気持ちになるのもわかる。

だけど、アイは自分のことで

精一杯で、相方の稼ぎは

アテにならない。

 

3人目がどうしても欲しいから、

私立は諦めると言い出したのは

自分のくせに。まあ、人の気持ちは

移ろうもの。

 

「塾はお金がかかるからね。

 送り迎えもあるし。」

 

これ以上アイの負担を

増やさないでほしい。

アイは自分を知っている。

能力に限界があることも。

 

子どもが自ら学びたいと願うなら

検討しますが、現段階では

アイの子供に目標はなく、

積極的に伸ばすほどの才能もない

ように見えます。

 

今も昔も、アイがアイの父親に

宣告されたように、

自分の道は自分で切り開くといい。

なにかの歌であったように、

きっといつか気付くはず。

世界の隅で立ち尽くす自分に。

 

「まあ、進路で困ったら、

 看護師にでもなればいいんじゃない。

 薬科大学の偏差値も下がりっぱなしだし、

 看護大学もそうなるでしょ。

 看護師はきっと10年後も必要とされていて、

 きっと人手が足りてない。

 コネもあるし。」

「薬局を継いでほしいとか思わないの?」

「思わない。」

 

きっぱりと言い切るアイ。

きっと10年後には、

薬局なんてものは、

オワコンになり果てているはず。

 

アイが目指すのは、

残存者利益型ニッチ戦略。

 

健康な体に生まれて、

なに不自由なく育った女には、

歩けない道だと思うわ。

次女なら、理解できるかも

しれないけどね。

 

 

ebook japanで試し読み無料に

なっていたので、読んでみました。

 

訳あって行き場をなくした女が、

ふとした出会いでいきなり契約結婚、

はいはい逃げ恥逃げ恥、なーんて

軽く読み飛ばそうと思ったら、

面白いです。テンプレを踏み台に、

ちゃんとアレンジを利かせています。

 

ミステリー要素は強めに、

けれど不快感は控えめで、

最新話まで楽しませてもらいました。

コミックは現在8巻まで出ていて、

おすすめです。

 

 

 

 

情報化社会において、外部からの

影響を受けずにいるのは難しいし、

遮断するべきでもないと思います。

 

大事なのは変わっていくこと。

変わらずにいること。

 

使えそうなものは取り入れて、

アレンジして自分の味を出す。

それこそがセンス、という

やつなのでしょう。

 

アイの薬局も、新店の準備が

ほぼ完了しました。

 

自分なりに計画は練り上げた

つもりですが、結局はやって

みなければわからない。

 

渡る世間は鬼ばかり。

ならば自分も、鬼にならなければ。

 

 

 

 

 

 

 

最近、次女がよく体を壊して

寝こむようになりました。

 

苦しげに横たわる姿が、

ただただ愛おしい。

 

1週間学校を休んだぐらいで、

絶望した目をしちゃって。

アイはそんな子供時代を、

たっぷり15年は強いられた。

 

そのおかげで成長した、

とは全然思わない。

ただ、道標にはなった。

 

病気の苦しみがしょせん

他人にはわからないように。

アイはアイのためだけの道を

選ぶことにした。

 

 

15年近く続けた薬局の

閉店手続きを完了しました。

 

マジで何の感慨も湧かないです。

それは、アイの店が潰れても

アイ自身が健在だからです。

 

心身ともにいまがアイのピーク。

ゴミ同然だった子供時代の

スペックをコツコツ改造し、

いまや病気ひとつ罹らない体に

なった。インフルエンザも

コロナもアイには無縁。

 

またイチから新店を開業し、

もし成功することができたなら。

アイは自分を誇りに思うことが

できるでしょう。

それ以外のことは、

どうでもいいです。

 

 

しかし、改めて考えておく

必要がありそうです。

卒業について。

 

いつかは離れる時が来て、

きっとアイは何の感慨も

抱かない。アイはアイ自身に

しか興味がないから。

 

生きがいになるような

趣味を見つけておいたほうが

良さそうです。

…エルデンリングのDLC、

まだかなぁ。

 

 

 

新店のデザインを

イチから考えるアイ。

 

経営者の立場にいると、

自分の城を造る機会と

いうのも何度かあるものです。

 

何もかも自分で決めると

いうのは、面倒くさいを

通り越して苦痛を伴う行為

だと思いますが、筋トレと

似たようなものでもあります。

 

鍛えたぶんだけ、

変わっていける。

 

 

いい加減で大雑把な性格(O型

のアイが心がけているのは、

内装はとにかく明るくです。

 

暗いのはダメ。子どものころ、

病弱だったアイはあちこちの

病院に通わされましたが、

当時はLED照明がなかった

とはいえ、内装が暗い店は

中のスタッフも辛気臭く見えて、

通いたくありませんでした。

薬局も同じことです。

 

ただでさえ今は、

見栄えが正義

認識されるように

なったとアイは思います。

きれいはきれい、

きたないはきたない。

内心では浅いとも

思いますけどね。

 

とにかく明るく。

コンビニなみに。

長時間営業を強いられる

薬局という業態だからこそ、

夜に映える店であれ。

 

アイは学校薬剤師として、

学校の照度検査をしています。

照度検査とは、要するに

教室の明るさが十分かを

調べる検査です。

 

明るさを測定する照度計を

扱うので、なんとなく

明るさの基準がわかるように

なりました。

 

日光が差し込む教室の窓側は、

カーテンを使用しないと

3500ルクス前後になります。

逆に日陰の廊下側は700ルクス

前後といったところ。

コンビニの店内は2000ルクス

といわれているので、

アイは薬局の待合室を

2000ルクス以上、

パソコンを使用する場所や

調剤室も照度に自分なりの

基準を決めてデザインします。

 

そんなことをして意味があるのか?

結果は後でわかるでしょう。

作るのもアイなら、

結果を得るのもアイです。

 

自分の道は自分で決める。

そのために鍛えてきたはず。

コンサルタントなんて輩に頼るのは、

ヤキが回った証拠。

それがアイの基本戦術です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いまさらで恐縮ですが、

ネットフリックスで

幼女戦記』のアニメを

観ました。

 

 

 

漫画版とはずいぶん

デザインが違うのですね。

まあ、絵柄が違う

メディアミックスも、

最近は珍しくない感じです。

 

 

 

もちろん面白い作品なのですが、

半沢直樹』を読んだ時と

同じ感覚というか、なんでこの人、

こんなに苦労してんの?

という疑問が付いて回ります。

実際作中でも、私が彼女なら

亡命しているといったセリフが

でてきます。

 

確かに、自分にはそれしか無い

という極端な人がいるのも事実

でしょうけど、大半の人たちは

しなくていい苦労を避ける道を

選ぶことがデキるはずなのです。

 

中途半端に優秀がゆえに、

選んでしまうのですかね。

それこそ神様に言われて

しまうのでしょう。

身の程知らずと。

 

 

鬼ヶ島とわかっていても、

宝を求めてそこに向かう人

もいる。

 

有名人と結婚したけど、

自分のプライバシーは

侵されたくない。

そんな虫の良い話はないと

わからずに、痛い目に

あった人もいる。

 

アイも多少なりとも

苦労する道を選んだので、

わかる気がします。

 

結局は自分の知恵と勇気で

なんとかするしかない。

人は何かを捨てて前に進む。

それが嫌なら拾って田舎に帰れ、

というやつです。

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい店の立ち上げにあたり、

すごーくささいなことですが

やってみたかったことがあります。

 

それは、NHKの解約。

もちろん、自宅ではちゃんと

受信料を払ってます。

ですが、職場でも払う必要が

あるのかと。薬局経営は厳しさを

増すばかり。固定費の削減には

積極的に取り組むべきです。

新聞の購読もとっくの昔に

とりやめて、ずっと気になって

いたのはNHKでした。

 

新しい店ではテレビアンテナを

設置せず、古いテレビも処分しました。

その代わりに、ウワサのチューナーレス

テレビを買いました。

 

 

 

 

 

 

 

VESA規格対応の製品を選んで、

壁に金具を打ち込んで壁掛けに

する予定です。

 

さて、NHKの解約申し込みは

このご時世に電話でしか

できません。

 

 

 

なかなかつながりませんでしたが

待ち続け、オペレーターに事情を

説明して、後日かかってくるという

折り返しの電話を待って、さらに

後日送られてきた書類にサインして

送り返して完了です。

だいたい10日前後の手続きでした。

 

NHKといえば、2023年9月を

最後に訪問営業を取りやめるそう

ですが、あれは本当なんですかね?

実際、NHKを解約しても

今のところ、本当にテレビが無いか

確かめに来てはいません。

 

 

 

NHKを解約して、代わりに

ネットフリックスを契約しました。

 

NHKの受信料が年払いで

月額約1814円(地上+衛星)、

ネットフリックスのスタンダード

プランが月額1490円、

差額として月額324円の節約に

なります。

自宅のNHKの受信料は経費で

落とせませんが、薬局の待合室に

設置したチューナーレステレビで

使用するという名目なら、

通信費として経費で落とせる(はず

です。

 

ネットフリックスを契約したのは

初めてですが、さすがにアマゾン

プライムビデオより見れるものが

多いですね。これならアマゾンは

打ち切ってもいいかもしれません。

最近は疲れ過ぎて、秋の夜長に

kindle unlimitedを読む気力も無いし。

 

 

いずれは、インターネット契約だけで

NHKの受信料が義務化されるかも

しれません。

 

その時はその時です。

大事なのは、現状維持バイアスに

陥らないこと。見直せるものは

見直し続ける習慣です。

 

現状維持バイアスを利用して

商売するのはいいですが、

現状維持バイアスに支配されて

しまうのはごめんですよ。

 

さて、今日は薬局で何を観ようか。