私はこうして受付からCEOになった    カーリー・フリオリーナ著 | 薬剤師アイの生活日誌 

薬剤師アイの生活日誌 

 調剤薬局という特殊な職場の、実情について書きつづったブログです。

 意外に知られていないくすりに対する様々な知識などもアップしていきます。

 世間知らずといわれないように読んでいる、政治経済の本なども紹介していく予定です。

 こんばんは、アイです。
 11月も終わりですね。
 麻生さんが総理の座について2ヶ月。なんかもう、いろんな意味でガッカリです。
 
 発言の節々に、首相としての適正が無いことが現れています。
 
 つい先日も、経済財政諮問会議で

 「たらたら飲んで食べて何もしない人の分の医療費を何で私が払うんだ。
 (中略) 私の方が税金は払っている。努力して健康を保った人には、
 何かしてくれるというインセンティブがないといけない。」


 それを言ってはおしまいです。

 確かにずっと健康で病院にもかからないなら、保険料なんて払わなくたっていいじゃん、
そう考える気持ちもわかります。ああきっとこいつバカなんだなって思うでしょう。

 自身の健康が、素晴らしい幸運と皆の努力によって支えられていることに気付いてない
証明ですから。

 もともと生まれた時からひどく病弱で、とても成人まで生きられないだろうと言われ
続けてきたアイにとって、健康であるということはしょせん幸運にすぎず、そして努力
は必要ですが、いつか不運であっさり失われるものだということを知っています。
 
 何がインセンティブだか。そもそも国民皆保険制度というのは、皆というその名前の通り、
加入を国民に強制するものです。

 逆選択の防止の原則というのがありまして。健康な人が加入を避け、
病気になりやすい人ばかりが保険に加入することになるのを防ぐための原則です。
そして保険料を広く公平に分担することにより、低所得者でも加入が可能となるのです。

 病人どものことなんか知らねーよ、私は健康だから保険料免除してよね、
なんてみんなが言い出したら、どんなことになる?
 
 病院を経営してるって、なにひとつ現場で学んでこなかったんだろうな。

 だいたい
努力して健康を保った人って、




 葉巻吸ってバーで
飲んでるテメーが
何を言う。
 


  ・・・なんかもう、ダメかな、こいつ。

  とりあえず就任して最初の100日ぐらい、何も言わずに待てなんていいますけどね。

  支持率もじりじり下がっているようですし、このままいくと、辞任に追い込まれることに
 なるかもしれません。そして新しい総裁で選挙かな。
 
  また総理大臣が代わったら、野党やメディアに絶好の非難材料を与えてしまうことに
 なるでしょうけど。

  でも自民党というのはなんだかんだでしぶとい連中です。
  いざとなればもう1回コイズミを引っ張りだしてくることさえ、やりかねないから。

  さて、今年もまだあと一月。何が起こりますかね。 
  
 



  
 薬剤師@東京さん、はじめまして。コメント、ありがとうございます。

 確かにご指摘の通り、東京都薬剤師会の会費にはA会員・B会員の区別があり、
定額ですね。そして地区の会費や、市や区の薬剤師会費はその地区で違うんでしょう。


 薬剤師@東京さんの地区でも、定額の会費とは別に、やはりレセプトの枚数に応じた
手数料のようなものが毎月発生する(実は同じ地区だったりして(;^_^A)とのことですが、

 これと会費が別物だというのは、よくわかりません。

 あくまで手数料ということなら、薬剤師会を通さずにオンライン請求をすれば、
当然手数料はタダのはずです。

 でも、そうはいかないんじゃないかな。('-^*)

 毎月支払いを義務づけられるのなら、それは手数料=会費ですよ。
 
 

 
 kenseさん、はじめまして。コメント、ありがとうございます。

 レセプトを郵送で送ってもいいということに関しては、どの薬局も知ってはいると思います。
 エクスパックが安心ですね(^-^)

 オンライン請求になっても、ひとり親・乳児とか心障医療費の請求書などは
そうはいかないようで、今後は郵送することになりそうです。

 まあ、基本的にはどこの調剤薬局もその地区の薬剤師会に入っていて、薬剤師会で
レセプト処理をしていたんじゃないでしょうか。いままでは。

 オンライン請求の義務化により、もう薬剤師会辞めてもいんじゃね?と思う薬局が
今後増えてくる可能性というのもあると、アイは考えてます。

 これは悪いことではありません。

 地区の薬剤師会は当然、会員が減らないようにするための方法を考えるでしょう。
 
 そのために、会員だけの便利なサービスを新たに考え出したりとか、薬剤師会費の
是正が行われる可能性だって、あると思います。勉強会や研修会も、より充実させて
いくようになるのではないでしょうか。

 アイは、地区の薬剤師会の存在は必要だと結論づけていますし、できればこれを機会に
よりよいものになるといいと考えています。

 薬剤師会については、まだ書きたいことがあります。
 それについては、また今後 (o^-')
  
 

  ところで、EMが高い・・・とのことですが、大丈夫ですか?

  オンライン請求は、レセプトを電算化できればそれで問題ありません。
 あとは光ファイバーをひくか、まあ最悪ISDNでちょろちょろやればいい。


  IPsec+IKEというのもありますが、高い導入費の他に毎月手数料まで発生するような
 バカなシステム、導入する薬局なんてあるんでしょうか?

  kenseさんの薬局で使ってるおそらくReceptyが、まさかレセプト電算も
 できないような仕様だとは思えません。

  もし不当に高すぎると思うのでしたら、もう1度見直してみてはいかがですか。
 EMの業者ごときに任せなくても、自分たちでやれば出来るのではないですか。
 
  金額に妥協する者は、何かを選ぶ資格なし。

  アイの父親の持論です。まあそう言って常にプレッシャーを与えてくるの、
 やめてほしいんですけどね。

 
  

  

  
  今日は本を紹介します。
  
  
オンリーワンは創意である (文春新書)/町田 勝彦
 SHARPの元社長である町田氏の著書です。

 かっては中途半端な企業だったSHARPは、町田氏の下、液晶事業に特化することで
確固たるブランドを築くことに成功を収めました。

 家電はテレビが全てだ。テレビでブランドを築くことが、結果的には他の家電においても
ブランド力を高めることになる、という町田氏の発想はいいセンスしてると思います。

 2005年までに国内で販売するテレビを全て液晶テレビに置き換える。町田氏は
社長就任後、初の記者懇談会でそう宣言したそうです。1998年、まだブラウン管テレビが
主流で液晶はせいぜいパソコンのディスプレイだった時代です。いまでこそそれは実現し、
あたりまえのものとなりましたが、当時は相当の勇気と覚悟が必要だったのではないでしょうか。

 やっぱ誰もまだやってない事にこそ、挑んでくことが大事なんだろうな。きっと。
 怖いけど、行動あるのみだ。
 
 社長の持論らしい「花も実も根から」というのが、なんとなく心に残りました。

 
救命センターからの手紙、再び―ドクター・ファイル〈3〉 (ドクター・ファイル (3))/浜辺 祐一

 ちょっと古い本ですけどね。著者の浜辺医師は、都立墨東病院救命センターの
医長を務めた方です。いまでもそうかは知りませんが。

 かなりぶっちゃけた内容で、でもこの先生の著書は1度は読んで損はない本です。

 そういえば麻生さんは「医師には社会的常識の欠落している人間が多い」なんて
そんなことも言ったそうですが、まあ確かにそういうのもいるでしょう。
でも社会的常識の欠落している人間なんて、どの業界だってたくさんいます。
そして仮にも病院の経営者が言っていいセリフではありません。
麻生グループで働いてる医師たちはどう思うでしょうか。そもそもオメーにだけは
言われたくねぇ。
 

 医師不足、特に産婦人科医や小児科医の不足が叫ばれている昨今ですが、
忘れてはいけないのは、足りない診療科の医師の数を、国の都合で勝手に調整することは
できないということです。

 だってお医者さんたちだって人間だし、職業選択の自由というのはあるのですから。
 やりたくない診療科に強制的にあてがわれることなんて、許されない。

 そうすると、やっぱり医大、そして研修先の病院での教育次第ということになるのでしょうか。
 
 ・・・簡単ではないなぁ。

 

 
目標管理の手引 (日経文庫)/金津 健治

    
 ちょっとハウツー本に近いですけどね。管理職が、部下を指導するにあたり
どのようにして目標を持たせ、方向性を示していくかを書いた本です。

 内容としては、まだ管理職に成り立ての人におすすめな本といった感じでしょうか。
 読みやすかったです。
 
私はこうして受付からCEOになった/カーリー・フィオリーナ
 
 かなりおすすめです。長編ですが、読んでよかったと思えました。

 女性でありながら常に上を目指して戦い続け、そしていかに優秀な彼女といえども
当時大企業病に陥っていたヒューレット・パッカードのCEOというのはあまりに
荷が重すぎたのか、最後は更迭されてしまいましたが、立派だったという他はありません。

 最初のほうはちょっとタルい展開ですが、中盤から後半にかけてどんどん面白くなります。
  
 ・・・しかし、なんというか、女性が企業で働くって、大変だなぁ。

 そんなことをいまさら考えてしまうアイは、社会的常識に欠けているのかも。
 アイがずっと働いてきた調剤薬局って、女性社会だから。

 
  
 
女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか? (光文社新書)/三浦展



 ぺらぺらぺらーっと、ナナメ読みしていくアイ。
 
 まあ、ねぇ。学もなく、スキルもないなら、どうせたいした仕事もできないだろうし。

 それならリスクも低くて(低いのか?)高額のカネを短時間で稼ぐことができる
キャバクラに勤めようって若いオンナのコが増えるのも、わかる気がする。

 そういえば、アイの薬局で以前、事務の仕事を手伝ってもらっていた若い女のコが
言ってました。

 恋人がガールズバーという場所に通いつめていたことがわかり、大ゲンカをしたそうです。
 
 ガールズバーというのは、なんかモデル級の美女がたくさんいて、バーテンダー役
をしているバーらしく、カウンター越しにお話を楽しむ、という場所だそうです。

 恋人の携帯のメールをこっそりチェックしていた際に判明したそうで、まあなんというか、
仲良くしてほしいものです。ていうか定職につけ。人がせっかく、病院の受付だけど
一応ちゃんとした正社員の職を紹介してあげたってのに、あっさり辞めやがって。
恋人が埼玉に
住んでるからとか、知るか。
   
 


 キャバクラだろうとガールズバーだろうと、そーゆー店に常連で行くオトコどもは
ある程度生活にも余裕があるんでしょうし。 

 ババァになって商品価値が落ちる前に、お店でいいオトコと知り合って、
結婚して保護してもらえば万々歳かしら。

おお、なんとうらやましい。
 

 
 誰からも好かれないアイには、一生わかんない世界だな。

 読み終えた本をつまんで、ぽいっとゴミ箱に放るアイ。

 壁にマグネットで吊り下げたカレンダーをめくって、唇をとがらせます。 





 メーカーによってある程度終了しましたが、未だに4月からの薬価改定の後、
納入価がまだ決まってない医薬品があります。

 なんたってアイは新参者ですしね。しかも若いし。ナメられているというのも、
きっとあるんでしょう。

 軽くためいきをついて、舌をペロッとだすアイ。

 〇〇%引きなんて、そんなチャライ価格で妥協できるとでも?

 


 レポート用紙に、各担当の卸に向けて、通達の手紙を書きました。
 
 内容は至ってシンプルです。アイが指定する納入価で納めない限り

 いままでの買掛金からその分、勝手に引くから。
そのつもりで。



 臆病なハートがちくちくしちゃうけど。

 行動あるのみ。

 これから一月、あるいはそれ以上か。時間をかけて。



 さあ、戦いをはじめよう。 

 

to be continued・・・⇒