皆さんはカウアイ島という島を知っているでしょうか？
オアフ島の北西に位置し、直径50㎞の円形の島。
ハワイ諸島のなかでは地質学的に最も古く、500万年前に火山活動によって形成された島です。
そのためかカウアイ島の土地には、古より受け継がれた神話の数々が未だに息づいているように、叡智をもった王族達が使用した力強いエネルギーを残した場所が存在し、ハワイ諸島のなかで最もスピリチュアルな土地と呼ばれることもあります。
島の最も標高の高いワイアレアレ山の雨量はなんと世界一。
山頂付近には365日中、365日雨が降り続き、どのようなの植物も育つことはできません。
しかしこの豊かな天龜のため、カウアイ島の自然は驚くほどに豊穣です。
天地創造のありようがそのまま残されているように、粗削りな山々。
その合間をぬうように水が流れ、滝が落ち続ける。
険しい自然は現代でも人を寄せつけず、前人未到の熱帯雨林や山々には太古の記憶がそのまま残されています。
そして島全体をハワイ神話による、癒しの力-『マナ』-が包んでいます。
ちなみにこの島を見たことはある人はたくさんいらっしゃいますよ(^-^)
映画『ジュラシックパーク』。
ちゃんちゃんちゃちゃ-ん、ちゃららんちゃらんちゃんちゃ-ん♪♪♪というテ-マ音楽に乗せて、恐竜たちが自由に歩き、翼竜が舞う、切り立った緑豊かな島。
あの島こそがカウアイ島です!
論より、証拠、写真をみて思い出してくださいませ⇩
なんとなく見覚えがありますか？
このナパリコーストという崖が、ジュラシックパークで主人公たちがたどり着く、カウアイ島の最初の場所です(^-^)
（ちなみにこの日は晴れていて、撮影ばっちりでした!）
…というわけで、私たち夫婦はこの島にまるまる一週間滞在してきました。
以前より憧れがあったこの島をじっくり味わうため、すこし古めのビーチホテルに宿を定め、レンタカーに乗り込み、この小さな島をあっちこっちに駆けずり回る毎日。
訪れた場所での写真を紹介させていただきますね。
まずはハワイのグランドキャニオンと作家マーク・トウェインが呼んだ、圧倒的な迫力のワイメア溪谷。
山頂に降り注ぐ豊かな雨が、頻発する洪水を発生させ、大地を削りこのような地形ができあがりました。
この島の土地は火山によって作られた写真のような赤土です。
場所によってこのように未舗装の道も。
ズボンは汚れますが、なんとも力強い土地です。
ワイメア溪谷の先のカララウ展望台からの景色⇩
カウアイ島の山々の景色は、ため息をつくような場所が無数にあります。
…というわけで、その②へ続きます。