。。。訃報が続きますね~
三遊亭圓楽師匠に続き、ドリフの仲本工事さんも。
圓楽さんについては、時折りニコ動などで歌丸師匠との毒舌の掛け合い動画を楽しんでるんですけども。
72歳かあ、子供の頃からTVで笑点視てたし。
楽太郎から6代目圓楽襲名して闘病も頑張ってらしたのに。。。
笑点の司会にならずに旅立つなんて、10年早いでしょ
仲本さんもまた「8時だョ!全員集合」等で楽しんでましたのでね。
あの華麗な体操技は素晴らしかった
今月に入って急に仲本さんの私生活について何度かネット上に上がっていたし、81歳で一人暮らしなのにペットがいるという事で気になっていました。
交通事故による急死とのことですが、自宅に遺された犬猫達は親族の方が引き取られたとのことで一安心。
飼い主さんとの突然の別れをすることとなったペット達のケアをお願いしたいです。
謹んでお二方のご冥福をお祈りいたします。
さて、まだ未紹介の生き物系練香水容器は幾つも控えているのですが。
ちょっと気分を替えたくて、今回ご紹介するのはコチラ
On Broadway(きらびやかなブロードウェイのサイン) 2006年
練香水:プレジャーズ
ヤフオクにて入手
先月の、ヤフオク大量出品された際に蜂の巣と同じ出品者さん経由の1点。
邦訳タイトル通り、煌びやかなデザイン(笑)
ライトの当て方によって、こんなに写りが暗くなるとは。。。
平置きしてみました
上下に大きな茶水晶と小さなルビー色ラインストーンによりライン取りされ。
BROADWAY部分はクリア色のストーンで彩られています
「ブロードウェイ」の語源はオランダ語由来で「広い道」のこと
転じてマンハッタン島の南北を斜めに走る大通りを指すように。
歴史を紐解くと、1609年にオランダ東インド貿易会社がアジアへの航路開拓を兼ねて米国先住民との毛皮取引がきっかけとなり、マンハッタンに植民地を建設。
その際オランダより多数の移民が入殖し、南北往復の移動路としてブロードウェイを敷設。
近年はブロードウェイ41丁目~54丁目にかけて劇場が多く集まっており、中でも座席数が500席以上の劇場で公演される演目を「ブロードウェイ・ミュージカル」と定義されます
底面部を撮影
商品シールの練香水名はプレジャーズ。
蓋を開けてみました
蓋裏には「Estee Lauder 2006」の刻印が。
ショーガールを引っ張り出してきたけども。
ショーガールは未所持のベガスの看板の方がやっぱり似合うねえ~
ところでミュージカルと云えば、何の演目を思い浮かべますか?
コーラスライン、CAT'S、オペラ座の怪人、シカゴ、ウェストサイド物語、レ・ミゼラブル、ピーターパン、ライオンキング、マンマ・ミーア!、アニー、ミス・サイゴンetc。。。と色々ありますよね。
玉響も1990年代の一時期、かつてJR札幌駅に隣接していた劇団四季の札幌シアターへ学生時代の友人達と何度も観に行ったことがあり。
CAT'S、オペラ座の怪人、夢から醒めた夢、ユタと不思議な仲間たちを観ました。
ミュージカル映画もTV放映で色々観たけれど。
一番影響が大きかったのはコレだな
映画「THE SOUND OF MUSIC」(1965年)より
曲:サウンド・オブ・ミュージック
初めて観たのは、高校の音楽での授業だったかな?
この動画では冒頭数分のヘリによる空撮部分が残念ながらカットされていますが、美しいアルプスの風景や街並みが見られ。
見習い修道女マリアに扮したジュリー・アンドリュースによる美しい歌声が響き渡ります
現在のようにドローンが無い時代なので、ヘリから望遠カメラでジュリーさんを捉えて徐々に近づいていきますが。。。
撮影時、ローターの風圧によりジュリーさんは何度も転んだエピソードは有名
修道院を出て、曲「自信を持って」を歌いながらトラップ家へ移動中の一コマ
マリアの左後ろ、民族衣装を着た3人の女性が通行人として連れ立って左から右へと歩いていきます。
実はこの3人の女性、サウンドオブミュージックの原作自叙伝「トラップ・ファミリー合唱団物語」を著したマリア・フォン・トラップ夫人と実娘のローズマリー、孫のバーバラとのこと
史実だと、7人の連れ子がいたトラップ海軍中佐との結婚後、マリア夫人との間に3人の子が生まれ、総勢12人の合唱団となりました。
曲:Climb Every Mountain(邦題:すべての山に登れ)
ラストでアルプスの山越えをしながらトラップ一家が歌うクライム・エブリ・マウンテンも良いけれど、院長がマリアを励ますために歌うシーンの方が好き
院長役を演じたペギー・ウッドさんは歌手でもあった女優で、ウィキによるとサウンド・オブ・ミュージックが最後の映画出演になったそうですが。
撮影時の院長の歌唱は、ペギーさんによく似た声質の方が代役で歌われたんですって
サウンド・オブ・ミュージックでは名曲も多いですよね。
音楽の授業では映画視聴後、先生の伴奏によりサウンド・オブミュージックもしくはクライム・エブリ・マウンテンどちらかの曲を一人ずつ歌う試験がありました
玉響は両方の曲とも好きで、選択したのはクライム・エブリ・マウンテン。
高校卒業後ウン10年も経ってるのに、未だに歌詞をほぼ覚えてる
映画サントラCDも未だ持ってる~!
見習い修道女から還俗し、元の自室から教会内の聖堂へ移動中の一コマ
曲は「行列聖歌とマリア」で、シスター達が奏でるハーモニーが素晴らしいんですよ
シスター達のの黒い修道服と、マリアの真っ白なウェディングドレスの対比が美しい。
被っているヴェールも非常に長いんですよね。
シンプルだけれど、マリアの清純さを表す美しいウェディングドレスだと思います
きっと聖母マリアにも準えているんでしょうね。
印象に残るシーンも多いけれど、特にこのシーンは感動したわあ
一時は信仰と祈りに救いを求めたマリアは、トラップ大佐との結婚を選択します。
私的な生活空間から公的な聖堂へ移動し、長女リーズルからブーケを渡されるマリア。
同時に院長をはじめとするシスター達との間の鉄格子が閉じられて修道女としての縁が切れ、静謐な場から波乱万丈な世俗の荒波へ戻る暗示です
あらすじはご存じの方も多いと思いますが、サウンドオブミュージックの背景は1930年代で。
ナチス・ドイツに占拠されたオーストリアはザルツブルグでの物語ですからね~
史実と映画ではナチからの逃避行のくだりは異なりますし。
原作小説からミュージカルが先行公演されましたが、ミュージカルナンバーの一部は映画では歌われていません。
劇場版サウンド・オブ・ミュージックは、YOU TUBEに日本語字幕付きでUPされている動画があるので、興味のある方はご覧になってみては
2部構成なのでタイタニック並みに長編です(笑)
「THE SOUND OF MUSIC」 1993年NHKホールにて
歌:ジュリー・アンドリュース
演奏:NHK交響楽団 指揮:アンドレ・プレイン
1993年、58歳の時に来日されてたんですね。
映画とは歌唱法を変えていますが、最後のビブラートが素晴らしい!
ジュリーさんは1997年に喉を酷使したことによる声帯結節除去手術のため、全盛期の4オクターブの歌声は出なくなってしまいました。
が、ジュリーさんは2000年に大英帝国勲章を受勲、デイム(DAME)の称号を得ました。
別の動画でサウンド・オブ・ミュージック公開50周年記念動画(英語のみ)を観ましたが、7人の子役のうちリーズル役のシャーミアン・カーは残念ながら既に鬼籍に。
でもトラップ大佐役のクリストファー・プラマーさんとジュリーさんによる対談などもあって、面白かったです
。。。うーん、どう撮影してもブロードウェイの文字が色づいて見えるねえ
もう一つ修道女が登場する映画のご紹介を。
映画「Sister Act(邦題:天使にラブ・ソングを…)」(1992年)より、
曲:Hail Holy Queen(ああ、素晴らしい女王マリア様)
原題のSister Actから「天使にラブ・ソングを…」と意訳したコピーライターさん天才!
ヘイル・ホーリー・クィーン(=サルヴェ・レジーナ(ラテン語))はカトリックの聖歌の一つだそうですが、玉響はカトリックの中高時代には習わなかったです。
ちなみにラテン語部分の邦訳は、
幸いあれ、幸いあれ、めでたし聖母マリア
主をほめたたえよ
汚れなき愛の母(マリア)
聖なるかな、聖なるかな、万能の主
乙女、いにしえを見給いて 聖母、現世を見守り給え
聖なるかな、聖なるかな、万能の主
主をほめたたえよ
めでたし聖母マリア
なニュアンスとなります
ラテン語でRegina(レジーナ)=女王の意味ですが、聖歌では聖母マリアを指します
ウーピー・ゴールドバーグが演じるデロリスことSr.(シスターの略)メアリー・クラレンスが指揮する聖歌隊が歌うゴスベル調アレンジの聖歌、いかにもアメリカらしくて良いわあ~
でも、玉響の母校ではこのアレンジは認められないだろうなあ(苦笑)
この映画に登場し、最初はSr.クラレンスと衝突ばかりするマクゴナガル先生(笑)こと院長役のマギー・スミスさんもまた大英帝国勲章を二度受勲し、ジュリーさんと同じくデイムの称号を得ています。
マギーさんも様々な映画に出演してるけど、英国映画「秘密の花園」の家政婦Mrs.メドロック役で存在を知ったのよね
Sister Actは映画が大ヒットし、後に舞台ミュージカル化もされていますが、ミュージカルナンバーは映画版とは異なるようです。
日本国内で天使にラブ・ソングを…の舞台ミュージカル公演って為された事あるのかな?
今回は主に修道女に視点を当てたミュージカル映画をチョイスしました。
カトリックのシスターは映画のような修道服やヴェールを着けるけれども、プロテスタントだとシスターは修道服を着ないのだとプロテスタント系の中高に在籍した友人に教わった。
カトリックでは神父で妻帯禁止、プロテスタントでは牧師で妻帯OKだそうです。
(宗派や会派により戒律が多少異なることもあると思います)
カトリック・プロテスタント共に十字架のネックレスを下げる会派もありますが、ロザリオは首にかけません
ロザリオはあくまで聖具の一つであり、ネックレスではありません(首にかけてはダメだと中高の宗教担当のシスターより口酸っぱく云われた)。
海外、それもキリスト教圏へ旅する場合は絶対にロザリオを首にかけちゃダメですよ
下手すると命に関わる場合もありますからね