そのコメントを、とりわけ、「結弦くんに関心のある方」に知って欲しいと思った理由は、
「被災地の中ではかなり被害の少ない土地だったので」公開する必要性は小さいと、書いたご本人が感じていた・・ということです。(この時のコメントの補足として、ご本人がおっしゃってました)
結弦くんとの共通点が多いんです。
自分よりも辛い思いをした方が沢山いるのだから、
私の体験談よりも、もっと大変な思いをした方の声に耳を傾けてください、という真心です。
そして、そこに漂うのは「申し訳ない」という気持ちです。
こういった、「被災地の中ではかなり被害の少ない土地」で震災を経験した方でも、PTSDになることは珍しくありません。
でも、東北の方特有の控えめな気持ちが先立つのでしょう、
「もっと大変な思いをした方の声に耳を傾けてください」と思ってらっしゃる方々は、
ご自分の苦しい経験について、なかなか、語ってくださいません。
ネットで探しても、このような方々の生のコメント、特にPTSDに関わるコメントは見つけにくいんです。だから、見過ごされます。
でも、NHKの育児番組では、結構、早い段階で扱ってました。
軽い被災の中でPTSDに苦しむ子どものこと、ウチみたいに、被災地外でテレビで映像を見たためのPTSDなど・・・・。
知っていただきたいことは、
「被災地の中ではかなり被害の少ない土地」で震災を経験した場合でも、多くの方が、PTSDの症状に苦しめられていたということです。
今はもう、そのような症状が出ることはなくなった(と感じている)方もいらっしゃれば、今でもふいに、当時のことがフラッシュバックし、苦しい思いに捉われる方もいらっしゃるということです。
また、今はもう、そのような症状が出ることはなくなったと安心していたのに、
より強烈に当時を思い起こさせる場面に直面すると、フラッシュバックが起こつこともある、ということです。
そして、これは全て、非常に個人差のあるものだ、ということです。
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(追記)
「非公開にして下さい」というお願いのついたコメントをいただきました。
5年前の震災で被災した方からのコメントでした。
私一人の心に留めておくには勿体無い貴重なコメントでしたので、
この記事の中でご紹介させていただくことにしました。
併せて、言葉の足りなくて誤解を招いてしまった部分について、補記しました。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
本日3本目の記事です。(2016-03-02 16:32公開)
1本目:今日発売のステラ 盛岡エキシ特集:結弦くんの美麗写真を堪能
2本目:昨夜の放送から ~ 結弦くんだから、伝えられること。身を切り裂いても、伝えたいこと。
前記事の続きです。
昨日の放送を、見ました。
色々な思いが錯綜し混乱し、
まとまりません。
ごめんなさい。
ただ、一つ言えることは、
結弦くんは、どこまで「逃げない」ひとなのかということ。
自分を粉々に打ち砕こうとしている場にさえ、
使命感を携えて踏み込んでいく。
その強さと、彼の表現力と注目度に、
「大人(番組制作スタッフ)」は甘えていないか?
21歳の繊細な魂を破壊していくリスクを
知らなかったとは言わせない。
彼の心に対して、多くの犠牲を強いてまで引き出したものを、
全て、わたしたちは飲み込み、彼の信念を実現さえなければならないという思いは、
変わらない。
ただ、
「彼が救いたいもの、と
彼が私たち「日本人」に求めていること」が、
視聴者に明確に伝わっただろうか?
(補記)
名取の震災遺構を訪ねた場面からは、被災者の方の「忘れないで!」という気持ちと一緒に、
結弦くんが常日頃から訴えている「忘れないで!」という願いが伝わってきました。
発言力のある羽生選手を通じて発信したことで、遺構の所有者の方を始め、被災地の方々の気持ちを尊重していることが伝わってきました。
でも、避難所を再現して収録した映像から伝わってきたものは、
そこまで、結弦くんの心の傷に再び刃を突きつけるようなことをしなくとも、
他の方法で、たとえば、
これまでに収録した映像や、結弦くんへのインタビュー(避難所で、苦労したこと、辛かったこと、改善したら良いだろうと思うこと)など、トラウマに触れ、フラッシュバックを引き起こすような手段を講じなくとも、伝えることができることばかりだったと思うのです。
PTSDに悩んだことを、結弦くんは過去にも語っていますし、
今回の、再現状況を見た瞬間、異常な身体感覚が生じ、唐突な自律神経症状の混乱を示す症状(涙、火照り)が生じたことは、いまだにPTSD症状が引き起こされることを表しています。
※厚生労働省HP:PTSD
※ YAHOO!ヘルスケア:PTSDピーティーエスディー(外傷後がいしょうごストレス障害しょうがい)
PTSDに悩んだことのある人を、PTSD症状が出る可能性が予想される状況に立たせることは、暴力の一つと考えるべきです。
もし、結弦くん本人が、そのような状況に陥ることも含めて了解した上であっても、
避難所再現でしか、伝えられないものを伝えるのでなければ、
このような手法での取材は、心理的な暴力なのだと、番組制作者は肝に命じるべきです。
PTSDに関する知識や配慮が欠如したままで、災害対策の番組作りをしてはならないと思います。
(追記ここまで)
もちろん、私たち「はにゅサポ」は、
日々、結弦くんの言葉を反芻し、
彼の願いを知っているからわかるのだが、
テレビのスポーツニュースでしか、結弦くんの活動や言動を知らない方々にまで、
彼の強い願いが伝わったかというと、
非常に疑問だ。
彼は、己の魂を投げ出してまで撮影に協力したのに、
そのショッキングな映像は、ただただ垂れ流され、
彼の願いを明確に伝えるような扱い方をされていなかったことが、非常に残念だ。
(追記)
この記事に、次のようなコメントをいただきました。
5年前の震災で、被災した方からの体験談です。
「まささん今晩は!昨日3月1日は息子(高校生)の卒業式でした。
式が始まる前に注意事項が「地震が起きたら先ず鞄や椅子、近くにあるもので頭を守って下さい」と。うちの高校だけで無く他校でも同じ注意があったそうです。
そして祝辞や答辞に「震災から5年」と言う言葉が何度か聞かれました。
これもまた他校も同じだった様です。
中には「自身も震災にあいながら故郷の為に頑張っている」とゆづの話しをされた校長先生もいらしたそうです。
5年前の3月11日は中学校の卒業式でした。5年目の今月11日も中学校の卒業式です。
私もゆづと一緒に5年前を振り返ろうと思いました。
でも、あの避難所の再現は必要だったのでしょうか。
辛かったであろうあの5年前に引き戻されて、
あの引きつった笑顔の下で彼は何を思ったのでしょう。
そう思いながら私も避難所(公民館)で食べたおしんおにぎり(具のない塩むすび)や、
余震で眠れずに、
一晩中TVを、
津波しか写っていないTVを見ながら過ごしたことを思い出していました。
私たちの所は被害の少ない土地ですが、それでもこうして思い出すと胸がハカハカします。
それなのに彼は…すみません、言葉が見つかりません。
願わくば、彼の背負っているものが少しでも軽くなりますように。」
(番組HPから)
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