(追記)ほんとに、よく頑張った!~一問一答、ブライアンコメント、中庭健介氏の驚き、他 | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

※ゆづハビ熱い表彰台キャプを掲載しました。(元動画はお借りしています。)
※ぬいぐるみの寄付について、私見を加えました。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 一旦、2015-03-29 08:30にUPした記事なんですが、いろいろ書き加えました。


思うように動かない身体と練習できない不安を抱え、
折れそうな心を奮い立たせて、よくぞここまで頑張ったと、
ただただひたすらに、結弦くんを讃えるしかありません。

こんな選手、見たことも聞いたことも、ありません。

極限まで身体と心に鞭打って心身を酷使するしかない五輪シーズンに、
見事、祖国初の金メダルを取り、
お決まりの「引っ張りだこ」で休養も取れず、
ボロボロの身体のままでシーズンイン。

最初の試合で、心身共に前代未聞の大怪我を負い、
しかし、次の大舞台で奇跡の復活、金メダル。

なのに、その直後に腹部に大きな炎症が起き、
普通の人なら歩くこともままならない強烈な痛みと戦いつつの全日本金。

手術の後も七転八倒の痛み、アレルギーのせいで使える薬も少なく、
1ヶ月に及んだ入院生活で筋肉は衰え、
切って縫った筋肉には、未だに充分な力が入らない・・・。

五輪で金メダルを獲るほどに心身を極限まで追い込んだ後の選手が、
続けて翌シーズンも戦うなんて、
そのこと自体が異例なのに、

どう考えても休んで当然の大怪我や大病に見舞われ、
そのたびに、信じられない短期間で競技に戻ってきて、戦い抜く。

アスリートとして、
ここまで厳しく追い込まれた中で、頂点を目指すことを諦めずに戦い抜いた、
そのこと以上に、何を求めようというのでしょう?

でも、とことん頑張った。

演技冒頭のクワドを二つとも失敗してしまったにも関わらず、
強い気持ちを失わずに、後半のジャンプを全て豪快に成功させてきた、
その強さには、ただただ、賞賛の言葉を贈る以外ありません。

戦いの場に応じるだけでなく、誰よりも強い自分を見せるだけの追い込んだ練習もしてきた。
だからこその「悔しい」が溢れた演技直後のミックスゾーン。

その切れなかった気持ちの強さは、伝説を作り続ける英雄の証。

次は必ず勝つ。

その言葉を、待っていました!!!!!!


でも、今はまず、ゆっくりと充分に心と身体を休めてください。
自分で思っている以上に、ダメージが積み重なっているはずだから。

私たちファンは、
渾身の演技の後、
ハビにいつものように笑顔を声援を送り、
クワドを2本成功させたライバルの演技に拍手を送り、
そんなハビの金メダルを讃え、
表彰台での熱い抱擁、
それだけで充分なんですから。

ハグ1
きゅーーーーっと、力いっぱい抱き締めあう二人

ハグ2
互いに、背中をポンポンッ!

ハグ3
ハビは、ゆづの頬に触れ、ゆづも名残おしそうにハビの両腕に触れる。

2015 WC Men Victory Ceremonyより



◆連覇逃した羽生「山あり谷あり…人生の中で生きてくる」/フィギュア
サンケイスポーツ 3月28日(土)23時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00000580-sanspo-spo

 世界選手権最終日(28日、上海)男子SPで今季自己最高の95・20点を出し首位発進した羽生結弦(20)=ANA=は、フリーで175・88点とし合計271・08点で2位に終わり、日本勢初となる大会2連覇を逃した。SP2位から逆転したハビエル・フェルナンデス(23)=スペイン=が初優勝した。

 試合後、羽生は「本当に悔しいです。けっこう足がフワフワしていた。体をコントロールできなかった感覚はありました」と、連覇を逃した悔しさを吐露。それでもサバサバした表情で「山あり谷あり、良かったり悪かったり、僕の人生の中で生きてくると思います」と今シーズン最後の大会で表彰台に上がったことには手応えを感じている様子だった。今季は昨年12月の全日本選手権後に腹部の手術や負傷があり、大会前には右足を捻挫するなど故障続き。「まだまだ体を作り直さないといけない」と課題を再認識していた。



◆羽生 悔しい銀 世界フィギュア 連覇目前 力尽きる 2015/3/29付
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO85015980Z20C15A3UU1000/

【上海=共同】上海で開催されたフィギュアスケートの世界選手権で28日、男子のソチ冬季五輪金メダリスト、羽生結弦(20)=ANA=は合計271.08点で2位にとどまり、日本選手初の大会2連覇はならなかった。
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世界選手権男子フリーの演技を終えた羽生。銀メダルとなり日本選手初の2連覇を逃した=共同

 昨年末に受けた腹部の手術や、練習再開後に捻挫した右足首の影響が心配されながら、前日のショートプログラム(SP)で首位。しかし、フリーは4回転ジャンプの失敗もあり、SP2位のハビエル・フェルナンデス(23)=スペイン=に逆転を許した。

 女子は昨年12月の全日本選手権で初優勝し、初出場の宮原知子(17)=大阪・関大高=が自己ベストを大幅に更新する合計193.60点で銀メダル。休養中の前回女王、浅田真央が不在の大舞台で、次の日本女子のエースに名乗りを上げた。

 下腹部の手術痕には縫合した糸が残っている。腫れの引かない患部に薬を塗り、捻挫した右足首にはテーピング。強気な言葉で羽生は自らを鼓舞してきたが、細身の体はいつ悲鳴を上げてもおかしくなかった。昨年11月の中国杯で中国選手と衝突して流血する事故に見舞われた因縁のリンクで「演じられる幸せを感じて滑りたい」と臨んだ4分半。死力は尽くした。

 「正直言って悔しい。脚がふわふわして体をコントロールしきれなかった」。得点源の4回転ジャンプが不発に終わった。サルコーで回転が抜け、トーループで激しく転倒。病気とけがが重なり、大会前にできた練習は1日1~2時間、週3日ほどだった。手術の影響でジャンプの鍵を握る下腹部に力が入らず、本来の高さや回転速度を生み出しにくくなっていた。残りのジャンプで意地を見せたが、演技後の笑顔には無念がにじんだ。

 腹痛の原因だった尿膜管を摘出した後は、痛みでうめいた。寝返りさえ打てない状況に「つらい」とこぼした。欠場が頭をよぎったが、諦めはしなかった。シーズン開幕前に誓った言葉がある。「昨季は偶然じゃなかった、実力だったと思ってもらえるスケートがしたい」。2連覇の偉業には届かなかったが、五輪王者の誇りは十分に伝わった。
(共同)


◆オーサー氏 羽生の敗因分析「2週間トレーニングが足りなかった」
フィギュアスケート世界選手権第4日 (3月28日 中国・上海)
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/28/kiji/K20150328010072700.html

 羽生を指導するオーサー・コーチは「2週間トレーニングが足りなかったかもしれない」と、調整不足が敗因との認識を示した。

 それでも相次ぐアクシデントに苦しめられながらも、五輪王者の片りんを見せた羽生について「よく戦ったと思う」とたたえた。フェルナンデスが優勝、羽生が2位、ニュエン(カナダ)は5位と指導する選手たちが健闘した。「彼らがハードワークをした」と感謝を口にした。(共同)



◆羽生 同門ライバル優勝に葛藤「自分は心が広くないから悔しい」
フィギュアスケート世界選手権男子フリー (3月28日 中国・上海)
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/29/kiji/K20150329010073080.html
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同じオーサー門下生。悔しそうな羽生と笑顔のフェルナンデス Photo By スポニチ

 日本人初連覇は同門のライバルに阻まれた。男子でショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ゆづる、20=ANA)は、フリーで2度の4回転ジャンプで失敗し、合計271・08点で銀メダル。同じブライアン・オーサー・コーチ(53)に師事しているハビエル・フェルナンデス(23=スペイン)が273・90点でSP2位から逆転して初優勝した。

 爽やかな表情と、心の中は対照的だった。4回転サルコーが2回転になり、4回転トーループで転倒した羽生は、フェルナンデスに逆転されたことを知ると、笑みを浮かべながら拍手。チームメートの戴冠を祝う気持ちは確かにあった。だが、それ以上の激情を抑えきれない自分がいた。

 「本当に悔しい。気持ちをうまく伝えきれないので“悔しい”というひと言に全てを託したい。彼(フェルナンデス)をチームメートとして誇りに思う。でも、自分は心が広くないから悔しい」

 昨年12月30日、「尿膜管遺残症」と診断され、手術を受けた。人生で初めて体にメスが入ることに恐怖心を抱いた。約2週間の入院と、縫合した傷口が完全に癒えるまで約4週間の自宅療養。関係者は「1カ月半も練習できなかったのは初めてじゃないか」と明かす。2月、久々に立ったリンク。恐る恐る、腹部を気にしながら滑った。

 試練は続く。12年に剥離骨折した右足首は現役中の完治は難しい。手術からの練習再開後、同箇所を捻挫。また2週間、練習から遠ざかった。テーピングは欠かせず、後半に2つのトリプルアクセルを決めたのがせめてもの意地だった。

 3月、今大会に向けて本格的に始動。東日本大震災から4年が経過した同11日は地元・仙台にいた。手術と療養のため拠点のカナダ・トロントに戻らなかったから。「3・11」を日本で迎えるのは3年ぶり。13年は遠征先のカナダ・ロンドンで、14年はトロントで、日本時間に合わせ黙とう。今年は仙台で静かに祈った。今大会出場を悩んだが、諦めず復興へ歩む被災地を思えば、簡単には諦められなかった。

 昨年末、羽生は言った。「壁の先には壁しかない」。今大会と同会場の中国杯の激突が最初の壁だった。あれから140日。「このリンクで滑り切れて良かった」。壁だらけでも試合に出続けた理由は「現役スケーターだから」と明白。「山あり谷ありだったが、いろんなことがあったシーズンは僕の人生の中で生きてくる」。苦しみ、もがいて、泣いた日々がプリンスをまた強くする。

 ▼ブライアン・オーサー・コーチ あと2週間トレーニングが足りなかったかもしれない。よく戦った。(羽生を)誇りに思う。




◆【世界選手権終えた羽生一問一答】滑らなければならない義務がある 2015.3.29 02:27
http://www.sanspo.com/sports/news/20150329/fgr15032902270003-n1.html
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フィギュアスケートの世界選手権男子で2位となり、銀メダルを手にする羽生結弦=28日、上海(共同)

 世界選手権最終日(28日、上海)男子で日本勢初の連覇を狙ったソチ五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=は、271・08点で銀メダル。

 --今季の個人戦を終えて

 「最後まで五輪王者だからという気持ちがあった。2連覇は頭の中でちらついていたけど、どうやればいい演技ができるかを考えていた

 --演技後はぬいぐるみなど祝福が相次いだ

 「気持ちをいただいてありがたいけど、自分だけでは持ち帰れない。せっかくいただいたものなので何か社会の役に立つような寄付をしたい

 --失敗の原因は

 「試合でやってみてできないのは、自分の力が足りない。(試合への)持っていきかた、確率を上げるためにしっかりとしたものにしないと。ファイナルはいい演技ができたけど3カ月経って自分の心境も変わった。ピーキングがうまくいかなかった。試合の中での心境が相当ずれていた

 --なぜ大会に出続けるのか

 「自分は現役スケーターだから。日本代表として選ばれて、滑らなければならない義務がある。(けが等で)自分の中では自己管理が不足している」

 --銀メダルという結果は

 「ブライアンとは毎日連絡を取っていた。ベストは練習はしてこれた。よくここまで奮い立たせたと、自分の中でほめてあげたい

共同3

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今大会で投げ込まれたぬいぐるみの総量は、いったいどのくらいあったのでしょう?
2トントラック一杯分くらい?

ハビちゃんやジェイスンがぬいぐるみを子どもたちの施設等に寄付していることを、
恐らく、結弦くんは知っています。知らないはずないよね。

そういうことも踏まえて、
「気持ちをいただいてありがたい」と受け止めつつも、
「自分だけでは持ち帰れない。せっかくいただいたものなので何か社会の役に立つような寄付をしたい」という発言になったのでしょう。

予め予告せずに寄付してしまうよりも、
きちんと筋を通してから、という姿勢だと思います。

中国にも、ぬいぐるみの癒しを必要とする子どもたちが過ごしている施設があるはず。
そういったところへの寄付をサポートしてくれる方の耳に届きますように。


◆羽生・宮原「銀」 世界フィギュア 2015年3月29日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11676506.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11676506
(画像あり)


◆【佐野稔の舞評論】後半は完璧といえる出来 4回転失敗もったいない 2015.3.29 05:00
http://www.sanspo.com/sports/news/20150329/fgr15032905000005-n1.html

 やはり4回転ジャンプを跳ばないと優勝は難しい。転倒したトーループは、転倒の減点1に加えてGOE(出来栄え点)で3点減点されている。立ってさえいれば、GOEの加点が0でも合計275・08点で、フェルナンデスを上回っていた。

 フリーで心配だったのは最後まで体力が持つかだったが、実際には後半は完璧といえる出来だった。それだけに4回転の失敗はもったいない。羽生は今季、4回転ジャンプの種類、数を昨季より増やすことを目指したが、その目標は達成できなかった。度重なるけがや病気でレベルアップできなかったといえる。

 フェルナンデスは、ソチ五輪の時点でフリーに4回転3つを組み入れるなど高難度のプログラムを演じていた。本番でいいものを出せないできたが、今回は出せた形だ。2人の実力は拮抗(きっこう)している。羽生は今後、けがをしないことに留意して、技術の上乗せをしてほしい。 (1976年インスブルック五輪代表、77年東京世界選手権銅メダリスト)
(紙面から)


◆V2を逃した羽生が見せた隠れた進化 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150329-00000001-wordleafs-spo
 フィギュアスケートの世界選手権の男女フリーが28日、中国の上海で行われ、ソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(20歳、ANA)は、2つの4回転ジャンプに失敗、フリーの得点が伸びずに、SP2位だったハビエル・フェルナンデス(スペイン)に逆転されて2位に終わった。体調不良と怪我からくる調整不足が響いたようだが、フィギュアの専門家は、羽生に隠れた進化があることを指摘した。

フエルナンデスと笑顔で写真に納まる羽生(写真:中西祐介/アフロスポーツ)

 フィニッシュを決めると、羽生は残念そうに首をひねった。

「ダメだ」。そう口が動いた。ショートを1位で折り返して、2位のフェルナンデスに2.46点差をつけてのフリー。冒頭に組み込んだ4回転サルコウは、飛べずにダブルトゥループとなってしまい、続く4回転トウループでは、着氷に失敗して転倒した。それでも表情を変えず、そこから立て直してプログラムに組まれたジャンプをすべてノーミスでクリアして場内を沸かせたが、羽生に続いて演技をしたフェルナンデスが、4回転を2つ成功させ、わずか2.82点差で逆転を許した。日本人として史上初となるはずだった世界選手権のV2には手が届かなかった。2013-2014年シーズンにGPファイナル、ソチ五輪、世界選手権とフィギュアの3大タイトルを制覇、2014-2015年も、GPファイナルを制していたが、3大タイトルの連覇も「4」で止まった。同じくオーサーコーチが教えている“友人”の勝利を自分のことのように祝福した羽生だったが、インタビューアーを前にすると悔しさを隠さなかった。

「正直いって悔しいです。4回転を決めることができなかったのが悔しいです。足がフワフワして体をしっかりとコントロールすることができませんでした」

 V3を果たした昨年12月の全日本選手権の後に、体調不良を訴え「尿膜管遺残症」との診断で緊急手術を行った。ようやく1月末に練習を再開したが、今度は、右足首を捻挫。結局、世界選手権に向けての準備がスタートしたのは3月初旬から。元全日本2位で現在、インストラクターとして後身の指導をしている中庭健介氏は「今回のジャンプの失敗は、明らかに練習不足が影響していたと思う」と指摘した。

「4回転サルコウは、元々公式戦での成功率は高くなかったが、今回はジャンプへの入り際、浮き際がまずかった。手を締めて回転の体勢に入るのが遅かった。4回転トゥループは、浮いた後に重心が背中、踵に移ってしまったのが原因でしょう。ただショート、フリーを通じて、大きな進化、変化が見えたと思います」

 中庭氏はV2を逃した演技の中に隠れた進化があったと言うのだ。

「ショートの演技を見たときに『あらっ』と驚くほど、動きの質がシャープに鋭く変わっていたんです。プログラムの楽曲の中には、ジャーンとかバーンというアクセントのある音があって、その音にあわせて、手を上げたり、ふっと浮いたりという動きがあるのですが、そこがシャープになっていたんです。動きに幅が生まれ、腕が5センチほど長く見える錯覚があったほどです。
 元々スケーティングや、スピンの評価は、抜けている選手ですが、表現力につながる動きの質、レベルが変わりました。ジャンプを失敗したフリーではどうなるのかと注視していましたが、その動きのシャープさはキープされていました。まるで新しい羽生選手を見ているような印象を持ちました。
 おそらく今季は怪我とアクシデントで次の試合に間に合わせることだけに神経と時間を使い、氷に乗れない時間も多かったと思うのですが、その時間を利用して、滑らなくともできる動きの部分を磨いたのではないでしょうか

 昨年11月に、この同じリンクで行われたGPシリーズの中国杯での6分間練習中に中国のエンカン選手と激突して、頭部挫創、左太もも挫傷など計5カ所に重症を負った。それでも試合出場を続けてきたが、再びアクシンデントに襲われ、満足に練習のできない状況が続いたが、その中で隠れた進化、変化を遂げていたのだ。

 探究と努力を怠らぬ羽生らしいエピソードだが、それこそが羽生の強さの秘密であり金メダリストとしてのプライドであり使命感なのだろう。

「ただ……最後まで……このリンクで(シーズンの)最後まで滑りきることができたのは良かった。山あり谷ありで、良かったり悪かったりの繰り返しでしたが、いろんなことを経験できたスケート人生だけでなく、僕の人生の中でも生きてくると思います。(来シーズンへ向けて)体も作りなおさなければならないとも思った」

 今シーズンの総括を羽生は、そんな言葉で締めくくった。

 今季テーマに掲げながらできなかったショートの演技後半での4回転、フリーで3つの4回転ジャンプを入れるという難解なプログラムへの再挑戦は、来季への持ち越しになった。だが、度重なる故障でメンタルが鍛えられ、たくましくなり、《表現力》という隠れた進化を遂げてきた羽生ならば、再挑戦をクリアして、ライバルたちがの手が届かない、さらなるステージへ向かいそうである。
(THE PAGE 3月29日(日)6時0分配信 )


今朝のフジのニュースでは、
ブライアンが、銀となった結弦くんと話している場面が映っていました。

溢れそうになる涙をグっと堪えてブライアンの言葉を聴く結弦くんの表情に、
その悔しさが絶対に、結弦くんをさらに強くしてくれると確信しました。

そして・・・・
その悔しさを誰よりもよく知っているブライアンだからこそ、
(だって、性格までそっくり、双子の弟みたいと表現するブライアンだもの。
 五輪銀の悔しさがきっと重なったよね)
結弦くんを託してよかったと、改めて、感謝・・・。゚(T^T)゚。です。


正直、二連覇を逃したことは、ファンとしてとってもとっても悔しいです。
それが偽らざる気持ち。

それでも、
あの演技をしたハビちゃんが優勝するのは当然だと思うし、
実際、演技を見守っていて、最後のジャンプが成功した瞬間、
これは180を越えて、優勝だなと思った。

ハビちゃん自身は、全く無欲で、どんなに頑張っても結弦くんを越えられないと思い込んでいたことがありありとわかる、驚きいっぱいのキスクラ。

笑顔で讃える待機ゾーンの結弦くん。

忘れられない瞬間です。

ああ、これがスポーツなんだなと思いました。

筋書きのない物語に心を揺さぶられ、狂おしさに叫びたいくらい興奮している自分に出会う、
それが、常人には経験できるはずのない冒険譚の真っ只中にある選手を応援するという意味なのだと、
改めて思い知らされた今大会でした。


結弦くんの挑戦は、まだまだ続きます。

いつまでも、ずっとずっと応援し続けるよ。

結弦くんの笑顔が見たい、その一心で応援し続けるよ。

大好きだああああああああああああああ!!!!!!!!!!


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asahi
(お写真は朝日新聞さんからお借りしました)