どれだけ大変な手術と怪我をこの3ヶ月で乗り越えてきたのか~短期間での復活も、作戦あったればこそ | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

一口に捻挫といっても、程度はいろいろ。
元々水が溜まっていたような足首だと、
私たち一般人が「ちょっと捻って」みたいな捻挫とはレベルが違うのだと思う。

結弦くんの身体能力の高さは、
体幹、つまりインナーマッスルの強さに支えられているのだと聞く。

腹部の筋肉といえば、大切なインナーマッスルの一つ。

それをスッパリと切ってしまうことに、
どれだけの恐怖があったか。
そして、その筋肉を戻してくるために、どれだけの苦労があったかと。

その一端が窺える記事が来ていましたので、ご紹介します。

その前に、もう一つ。物議をかもしてる記事もご紹介。

ま、ね、
いちゃもん付けたい方はどこにでもいる訳で(^_^;)

というかね、言い方一つで、
それが「いちゃもん」になるか、「貴重なアドバイス」になるのかも、
よくわかってらっしゃらないために反感を買ってしまう「技術の専門家」さんの存在って、
とっても勿体無いと思うよ。
それとも、わざと悪しげな言い方をすることで、何かメリットがあると思ったのかな?

次にご紹介する記事で、
ISUテクニカルスペシャリストの岡崎氏は、繋ぎの振り付けを抜いたことで点が低くなったことを指摘してるのだけど、その分、後半のジャンプを全てクリーンに決めていけた点にも言及すべきじゃないでしょうか?

クリケット組のプログラムが、ジャンプだけでなくスピンにも繋ぎにも難易度の高い技をてんこ盛にしてるのは周知の事実。

怪我や手術で身体が壊れ、
全てをカバーするだけの状態にまで復調できなかった場合、
少しでも高得点を狙うために、プログラム内の要素に対して取捨選択するのは競技者として当然のこと。
そういう工夫を、「作戦」といいますよね?

そのあたりを知らないはず無いのに、「手抜き」という言葉を用いた悪し様な記事を書くことは、指導者としていかがなものかと思うのです。



◆羽生 連覇逃した背景…ジャッジにも見透かされていた“手抜き”
フィギュアスケート世界選手権最終日 (3月28日 中国・上海)
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/29/kiji/K20150329010072730.html
スポニチ
演技を終えた羽生はキス&クライで失敗したシーンが目の前のモニターで流されるとヒザを叩いて悔しがる
Photo By スポニチ

【岡崎真の目】シーズン最後になって昨季までの羽生の悪い面が出てしまったように感じた。厳しい言い方をすれば、問題は演技の要素と要素の間の“手抜き”だ。

 これを物語ったのが5項目の演技点。ジャンプの失敗があっても五輪王者として演技点ではトップを守ってきたが、この日はフェルナンデスに劣った。羽生自身の得点もGPファイナルに比べ3点以上下がっており、これが同等なら連覇は達成できただろう。演技点は、いわばスケーターの基本的な評価。ジャッジにも見透かされていた気がしてならない。

 ケガなどで難しい状況だったとしても、メーンコーチであるオーサー氏のいるカナダではなく、国内で最終調整したことには疑問符がつく。フィギュアは、やはりスポーツ。ストイックに追い込むべき時期に適切な指導を欠けば、甘くなることもある。これが4分30秒の長いフリーで露呈してしまうのが常だ。

 男子は世界選手権出場枠「3」を確保することに失敗し、来季は雪辱のシーズンとなる。世界ジュニアを制した宇野昌磨ら若く生きのいい選手も加え、国内の厳しい代表争いでレベルアップし、巻き返してほしい。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ) [ 2015年3月29日 08:40 ]



◆羽生苦悩の140日 銀でも「自分褒めたい」

http://www.nikkansports.com/ajaxlib/root/sports/news/1453675.html
<フィギュアスケート:世界選手権>◇28日◇上海
PIKO
 ソチ五輪金メダルの羽生結弦(20=ANA)が日本人初の2連覇をあとわずかで逃した。ショートプログラム(SP)1位から、フリーは175・88点。4回転ジャンプのミスから巻き返したが、合計271・08点で2位に終わった。度重なるアクシデントに見舞われた今季。万全でない状態で戦い続けた経験を今後の糧にする。優勝はハビエル・フェルナンデス(23=スペイン)。

 羽生が語気を強めて、繰り返した。「最後までこのリンクで、特にこのリンクで最後まで滑りきることができたのは、まず本当に良かったな」。昨年11月8日の中国杯で中国選手と激突し、流血までした会場。そこで力を出し切り、頂点にあと1歩に迫った。「負けて悔しい。いろいろなことを言うと、自分の気持ちを伝えきれないので、その一言です」。複雑な心には安堵(あんど)もあるだろう。

 苦境からの挽回。まさに今季を体現するような演技展開だった。冒頭の2つの4回転ジャンプが失敗続き。サルコーは2回転になり、トーループは尻もちをついた。体力を奪う転倒。ただ、そこからが不屈だった。失敗から立て直し、「脚がフワフワしちゃった」と感じながらも以降のジャンプ、スピンを決め続けた。終盤までスピードも落ちない。会場総立ちでフィニッシュを迎え汗まみれの顔で肩をすくめてはにかんだ。

 昨年末、悩まされた腹痛が「尿膜管遺残症」と診断され、緊急手術を受けた。怖かったのはへそがなくなること。横一文字に開腹するかと思い、不安でたまらなかった。「おへそを作って下さい」と懇願した。執刀医の腕前で半円形にメスを4センチほど入れて事なきを得たが、尿膜管を摘出した後は痛みでうめいた

 術後、都内の病院に入院。寝返りさえ打てない状況に「つらい」とこぼした。除夜の鐘が鳴る時も、1月12日の成人式の日もベッドの上。記念写真の1つも撮れなかった。手術痕には縫合した糸が残る。

 1月には右足首を捻挫。歩けないほどの重傷で、いまでもテーピングが必須。影響で、大会前の練習は1日1~2時間、週3日ほど。ジャンプの鍵を握る下腹部に力が入らず、本来の高さや回転速度に足りないのも無理なかった。それでも、最後まで踏ん張った。

 激突の後遺症の不安も尽きない。腹部の異常は、激突から約1カ月後。医者は関連性はないとしたが、関係者は「また何か出るか不安」と話す。頭部も含め、今後は定期的なMRI検査を受けるという。

万全には程遠く戦い抜いたことを今、誇りに思う。

 羽生 今シーズンは山あり谷あり。良かったり悪かったりの繰り返しだったけど、スケート人生だけじゃなくて、僕の人生の中で生きてくる。よくここまで奮い立たせて頑張ってこれた。自分を褒めてあげたい。

 五輪王者が翌シーズンを戦うことすら、近年まれだった。引退か休養が通例。五輪→翌年の世界選手権と優勝すれば42年ぶりの快挙だった。負けた相手は練習仲間のフェルナンデス。負けず嫌いの心にも火が付く。苦難の道の先に栄光があると信じ、歩む。【阿部健吾】
[2015年3月29日10時13分 紙面から]



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Elina Paasonen ‏@eelinpaas 3
(お写真はElina Paasonen さんからお借りしました)