昨夜は国別の興奮状態で、記事を二つも書いてしまい、世選以来の超寝不足。
なんか今日は倒れてしまいそう~って思ってたけど、
読み始めたら、
もう、
引き込まれて止まらない・・・・。
胸が打ち震えたよ・・・°・(ノД`)・°・。
![$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~-ゾロ2](https://stat.ameba.jp/user_images/20130412/09/tuk-masa/fe/cf/j/o0287043112497335731.jpg?caw=800)
ハビ、
クリケットに行って、伸びてくれて、ありがとう。
ゆづにクリケットに目を向けさせてくれて、ありがとう!
ううう、感涙だあ!
見落とすところだった記事、教えてくれたsさん、ありがとうね~!!!
そのインタビューを、
シェアしたいと思います。紫の字は、私の突っ込みとか独り言。
ゆづのことも、沢山話してくれたよo(^▽^)o
◆ハビエル・フェルナンデス選手インタビュー(文:野口美恵)
http://web.canon.jp/event/skating/interview/int_fernandez1.html
今季はヨーロッパ選手権優勝、世界選手権銅メダルと、スペイン初のメダルを次々と獲得し、歴史に名を刻んだハビエル・フェルナンデス。
大躍進のシーズンを振り返った。
◇母国の歴史に名を刻むISU(国際スケート連盟)メダル
「練習が結果に繋がると身に染みて分かった」
——銅メダルおめでとうございます。ショートプログラム7位からの逆転でしたね。
ヨーロッパ選手権で優勝しただけでも素晴らしいシーズンでしたが、立て続けに夢が叶って本当に嬉しいです。いくらヨーロッパで優勝したとはいえ、世界選手権の表彰台は難しいかなって思っていました。実際のところは5位以内が現実的な目標だったんです。
あら?5位目標というのは、去年のゆづと同じね。
——スペイン初の世界選手権メダルです。
母国の歴史に名を刻むというのは、アスリートにとってこれ以上の誇り高いことはないです。でももっと活躍するスペイン選手が出てきて欲しいです。スペインは色々なスポーツで活躍している人がいて、フィギュアスケートだけがまだ有名人がいなかったので。最近はテレビで試合も放送するようになったので選手も増えました。スペイン選手が頑張り続けて、フィギュアスケート大国の1つに名を連ねるようにしたいです。
良かったね~!スペインで、もっとフィギュアスケートに人気が出るように頑張るんだと昨々シーズン(クリケットに来て1年目)のインタビューで答えていたもんね。
良かったね、頑張った甲斐があったよね(゚ーÅ)
——ショートではトリプルアクセルが1回転半になってしまいました。
1つのミスが痛かったですね。でも点差はそこまで大きくなかったから、まだフリーで挽回できると思って気持ちを保ちました。アクセルは今年はよく練習したし、自信もあったので、技術的なミスではないです。
ゆづも言ってたね、練習が大切だと感じたと。
何を当たり前のことを、今更気付いているんだろうって思われたかもしれない、あの一言は、
こういう意味だったんだね。
つまり、
沢山練習したという自信は、失敗した時にこそ、支えになるんだということ。
希望を失わず、気持ちを強く保っていくための大きな力になるということなんだね。
ゆづのインタビューを補足してくれる内容だ。
これはブライアンたちの教えなんだろうな。
![$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~-チャップリン2](https://stat.ameba.jp/user_images/20130412/09/tuk-masa/ef/2d/j/t02200148_0287019312497335867.jpg?caw=800)
——フリーは素晴らしい演技でした。
結果は良かったのですが結構ミスがあったと思います。技術的には3つの4回転が入っているのでハードで、そのプレッシャーを考えれば、2本成功したのは良くやった方だと思います。練習では4回転3本とも降りていますが、さすがにシーズン最後の試合で疲れも出て、ミスに繋がりました。
そおかあ、やっぱりハビでも3クワドはハードなのね、
いや、そうだろうとは思ったけど、もしかしたら違うかも、とか(笑)。
練習では3本とも降りてるって、やっぱり凄い・・・・。
欧州選手権のような神演技とならなかったのは、疲労が取れてなかったからなのね・・。
——フリーの演技後、最終グループの演技をどんな気持ちで見ましたか?
ショートで7位でしたしメダルは無理だと思いました。でもプログラム全体は良く滑れたし、あの時点で首位。廊下のテレビで試合を見ていて、自分の順位が下がらなかったのでだんだん興奮していきました。最後はパトリック(パトリック・チャン選手)も一緒に見ていて、最終的に3位と決まった時は、何をどうして良いのか分かりませんでした。跳び上がって喜ぼうか、泣こうか、パトリックに抱きつこうか、さてどうしようって感じでした。
あはは、泣き笑いしながらパトリックに抱きついても良かったんじゃない?
それができるのは、ハビだけだと思うよ(^_^)v
——ヨーロッパ選手権のあとはどんな練習をしましたか?
トロントに戻ってからはかなりハードに練習し、曲かけ練習は常にパーフェクトで絶好調が続きました。でも逆にだんだん疲れが溜まっていって、世界選手権に向けては疲労が一番の心配の種でした。ユヅル(羽生結弦選手)も怪我で練習量を減らしていたし、2人して練習量の調整をして、最後はあんまり滑ってなかったです(笑)。ヨーロッパ選手権で力を出し切ってしまったので、来季は力の配分を良く考えたいです。
ハビもテン君も、国内選で消耗しない位置にいたことがワールドメダルに繋がったという見方があったけど、ハビにとっては、欧州選手権が、ゆづたちの全日本みたいにピーキングのポイントだった訳ね・・。
欧州選手権の後までも絶好調が続いたとのこと、こういうときこそ、冷静にコントロールして疲労を溜めないことが大切なのね・・・。
——今年はメダルラッシュでしたね。
GPシリーズのスケートカナダ、ヨーロッパ選手権、世界選手権とたくさんのメダルを獲ることができて、練習をちゃんとすると良い結果が出るってことが、身にしみて分かりました。今シーズンほど最高のシーズンはなかったです。
ブライアンも言ってたね、ハビがよく練習するようになったってp(^-^)q
◇来季のプログラムは思案中「何かの役を演じるのは楽しい」
——シーズンオフの計画は?
まずはフロリダでバケーション(笑)。そのあとショーがあり、スペインで家族と過ごし、またトロントに戻って練習再開です。まずはプログラム作りから。
ゆづのバケーションは、仙台で、かな?
のんびりとリラックスできたかな?いろいろ「お仕事」があったんじゃないかと、ちょっと気の毒でね。
——プログラムは何かアイデアがありますか?
まだまだノーアイデアですが、でも今年のチャップリンは自分で選んだし、とても気に入っているプログラムです。コメディというよりは、チャップリン自身の可愛らしい雰囲気を出そうと思って演じました。去年は完全なクラシックだったけれど、やっぱりこういった役を演じる方が似合っている気がします。
うんうん、チャップリンの無垢で愛らしいところがハビとも重なって、感涙プロだったわよ!!チャップリンというとコミカル路線で訴えるプロが定番だろうけど、そこで敢えて可愛らしさを前面に押し出したところが、流石だわ~(*^o^*)
![$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~-チャップリン1](https://stat.ameba.jp/user_images/20130412/09/tuk-masa/d7/72/j/o0287043112497335730.jpg?caw=800)
——振付は2曲ともデイビット・ウィルソンですね。
デイビットは本当に面白い人。色々なアイデアに常に溢れているし、僕の滑りをよく理解してくれて役作りしてくれるので滑りやすいです。去年のショートの『I love Paris』とか今年の『チャップリンメドレー』などは、今までにない柔らかい滑りをするプログラムでしたが、こういった新しい要素を僕に与えてくれる振付師です。(2011年まで師事した)ニコライ・モロゾフも役を演じるプログラムを作ってくれたけど、強い滑りをするタイプ。今は色々な持ち味を探すことで、自分が成長していると思います。
意外な面、隠された持ち味を引き出してくれるのですね、デイビットは。
今季はSPとFSで、ハビの全然違う魅力が放出されてたよね。ゾロのクールで力強い滑り、ドキっとさせられたわよ。あれで欧米女子はメロメロになったんだと思うわ!
![$見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~-ゾロ1](https://stat.ameba.jp/user_images/20130412/09/tuk-masa/b5/31/j/t02200330_0287043112497335732.jpg?caw=800)
来季はどんなハビかしらね!?妄想するだけで楽しくなっちゃう~。
ゆづの来季プロもデイビットが決まってるそうだから、どんなゆづを引き出してくれるのかと、これまた妄想が止まりません。
——来季、ショートで4回転を2本入れる予定はありますか?
もちろんショートでもっと得点を稼ごうという作戦になったら、2本入れることも考えないといけない。挑戦する価値はあるし、ショートだけが試合なら可能だと思います。でもショートとフリーで合計5本の4回転というのは、かなりのプレッシャー。精神的にも体力的にも、ものすごいエネルギーが必要になります。4回転が単に跳べるということではなく、2つの演技をこなすだけのエネルギーの問題があるんです。
ということは、ケヴィンの5クワドは、尋常でない体力があってこそということなのね。
ミヤケンさんのインタにもあったよね。体力には問題ないから、一箇所入れておいた「お休み処」は不要と言われた、って。
——でも4回転の成功率はかなり高いですね。
簡単そうに見えますか? そうでしょうね。ジャンプだけならリラックスして跳べるし、ジャンプなしのプログラムだけでもリラックスして演技できる。でもすべてが合わさって試合となると、また違うんです。
やっぱり、試合の場で、プログラムの中でクワドを跳ぶというのは、特別なことなのね・・・。
改めて、強く印象付けてくれて、ありがとう。
◇個性を尊重してくれるチーム・ブライアン クリケットクラブの環境で成長
——2年前の夏、トロントに移った時はブライアン・オーサーに何を求めていましたか?
自分に合った練習をさせてくれる場所、自分を大事なスケーターとして認めてくれる場所、というのが当時必要でした。ブライアンのいるクリケットクラブでは、多くのコーチがついて、常に誰かが僕を見てくれている。たくさんのスケーターと一緒に、たくさんのコーチが見てくれる中で練習できる環境が素晴らしいと思いました。
モロゾフコーチの下では不遇だったといわれてたもんね・・・。チャップリンやりたいというのも聞いてもらえなかったって話してたしね。
——ブライアンの指導で良いところは?
僕を僕として育ててくれるところです。例えば、ユヅルと僕は違う選手。同じようなタイプの選手に育てようなんて考えていない。4回転の跳び方だって、僕とユヅルは違うし、ブライアンもキム・ヨナもみんな違う。僕の力を伸ばせるスタイルを探してくれることが素晴らしいことです。
これは、そのまま、ゆづについても行われているのでしょう。
違う個性を、それぞれ最大限に尊重することから始まるのですね。
——ブライアンのもとで一番成長したところは?
様々なことが変わりました。技術的には、なめらかに滑ること、美しく表現すること、というのはここ2年で初めて学んでいることです。スケーティング技術の練習量は今までにないほど練習しています。
そうだったのか・・・・。
実は私は、2年前までのハビは、あんまり好きな選手じゃなかったの。ぶっちゃけ、美しさに配慮してない感が苦手だったの。そおかあ、そうだったのか。モロさんはそういうの、意識させなかったんだ・・・。
——昨季も頭角を現したと思いましたが、昨季の世界選手権は9位だったんですよね。
2年前トロントに移った時は、まさか自分がこんなに高いレベルに来るなんて思いもしませんでした。ブライアンは、僕が金メダルを望むならそれは現実的な夢になるし、望まないならそのままのレベルだと言いました。だから自分の夢は自分で決めなさい、と。僕は世界選手権で10位前後の選手で、スペインではそれでも凄いことだったし、何となくそこが自分の居場所になっていた。でもブライアンと練習し、昨季のGPシリーズで凄い成績を出してから、何かが違うぞって思い始めた。今度はいい成績を出したことでプレッシャーを感じて、昨季は結局ダメなシーズンの終わり方をしてしまったんです。
放っておいても自ら高い目標を設定してガンガン登っていくゆづとは正反対。だから、ブライアンは、そこにテコ入れをするわけね。
◇羽生がチームに加わり、意識変化「トップを狙う強い気持ちを得た」
——昨季以上に、今季さらに力を出せた要因は?
今季は今までよりも早くオフのトレーニングを始めたのも良かったと思います。ユヅルが来たことでハードな練習も楽しくなったし、もう帰りたいなっていう日でもユヅルが頑張っているので帰らない。練習量も増えたし、お互いが負けないぞって思って練習しているので集中力も高くなりました。
あはは、ゆづが来る前は、早めに帰りたくなっちゃって、そのまま帰っちゃう日もあったのね。ポイントは、「楽しく」ということだわね。楽しいからこそ、苦しい練習の中からも、毎日沢山のものを掴んでいき、急激に成長できたという訳なんだね。
——羽生選手が去年からチームメイトに加わることへの抵抗はありませんでしたか?
ユヅルがトロントにくると聞いたときは嬉しかったです。彼はすごい選手だし、とにかく練習する。一緒にいることで刺激になるし、僕も練習を頑張っている。ブライアン以外のコーチもいて、皆がしっかりケアしてくれるのでコーチの問題も一切ありません。同じ氷に乗っているだけで、お互いのレベルは確実に上がったと感じています。
日本のメディアだからというリップサービスじゃないこと、みんな知ってるよね。
コーチみんなが連携してサポートしてることが伺えます。ずっと孤軍奮闘してきたゆづにとっても、最高の環境だね。
——羽生選手から学ぶものもありますか?
これまで自分には、メダルを獲れる選手なんだっていう強い気持ちが欠けていました。今年は技術的なことよりも、ユヅルが目の前にいて、僕達は五輪のメダルを目指しているっていうことを常に現実的に意識できるようになった。僕は10番組じゃなくて、トップグループにいるんだって、やっと思うことができた。そういった意味で、ユヅルは大切な仲間だし、刺激になっているし、今のチーム環境が素晴らしいと思っています。
ゆづが来たことで、ハビの自己イメージは大きく変化したのね。自分が強くなれた決定的な要因は、ゆづが与えてくれたもの。だから、ゆづへの感謝の気持ちに溢れているのだと、よく解ったわ!
——2年前は、五輪のメダルについてはまだ口に出来ないと言っていました。いよいよメダル宣言できる気持ちになりましたか?
来季はみんながベストを尽くし、これまで以上の力を発揮するでしょう。だから再び表彰台に乗るためには今年以上の努力をしないといけないと思います。今年のようにポロポロとミスしていては、メダルは難しい。コーチとしっかり話し合って、ソチ五輪に向けてどんなステップの目標を設定し、どんな練習計画を立てるのか、しっかり考えないといけません。でもそうやって、具体的にメダルの計画を考えようと思っていること自体が、嬉しいことです。五輪でメダルをとることが僕の夢だと、今年は胸を張って言うことが出来るのですから。
(2013年世界選手権後にカナダ・ロンドンにて取材)
楽しい、嬉しい、
その気持ちよい感情で胸をいっぱいにしながら切磋琢磨し合うクリケットの日々が
思い浮かぶような素敵なインタビュー・・・・。
結弦くんのことを、ハビが実に深く尊敬し愛してくれてることが、一段としっかりと理解できました。
ハビはきっと、ゆづにとって唯一無二の親友になれるんじゃないかな?
同じ地平を目指し、共有する時間が沢山ある仲間。
今までのゆづには、得られなかった仲間でしょう。
ゆづが「ハビのいるクリケット!」を選んだことは、
まさに人生の転機、いえ、これからの人生の土台にもなる経験だと思います。
奈々美先生ももちろん、
結弦くんの個性を誰よりも尊重し理解し、
魅力を引き出してくれたけど、
残念ながら、そこでは結弦くんは「孤高の人」でしかなかった。
たった一つ欠けていた「同胞」を得たゆづ、
これからの1年、どれだけ成長することができるのでしょう。
もしかして・・・SPはななみんプロだったりして・・・?!
名より実をとるブライアンが、この作戦を考えていないとは思えません。
いよいよ、来季が楽しみです。
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